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法を聞かざることを頌す-5
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経)
我本邪見に著して
諸の梵志の師となりき
世尊 我が心を知しめして
邪を抜き
涅槃を説きたまいしかば
我悉く邪見を除いて
空法に於て証を得たり
その時に心自ら
滅度に至ることを得たりと
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太郎訳)
私は仏教を知る前は 誤った思想に執着し
多くのバラモンたちの師となっていました
仏教教団に入ってからは
世尊は私の心をよく見とおされ
誤った考え方を正し
涅槃の道を説いて下さり
私は誤った思想を捨て去って
空の悟りを得ることが出来ました
私はこの時 覚りの境地に入ったと
思い込んだのです
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法を聞かざることを頌す-5
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