ダルマ太郎
shumi
2024/05/14 (火) 19:01:37
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偈頌
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経)
仏重ねてこの義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく。
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太郎訳)
仏は、重ねて譬え話を偈頌にして説きました。
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開譬
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総譬
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経)
譬えば長者 一の大宅あらん
その宅久しく
堂舎高く危く 柱根
周障屈曲して
五百人あって その中に止住す
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太郎訳)
たとえば ここに長者がいて
大きな屋敷を持っていたとしましょう
その屋敷は建ってから随分となりますので
老朽化が進んでいます
屋敷は高くそびえ立派に見えますが
実際は非常に危険な状態でした
柱の根は くだけて腐り
梁や棟は 傾いて歪み
階段はくずれ穴が開き
垣根や壁は 壊れて破れ
泥や漆喰は はげて落ち
屋根のムシロも乱れ落ち
垂木も垂木を支える横木も抜けかかり
まわりの壁は曲がりくねって
屋敷中にゴミやガラクタが
充満していました
その屋敷には
五百人が住んでいました
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総譬
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