仏教のお話

Rの会:方便品第二(後半) / 9

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ダルマ太郎 2024/05/05 (日) 16:23:39

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五濁-2
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経:受胎の微形 世世に常に増長し
 薄徳少福の人として
 衆苦に逼迫(ひっぱく)せらる
 邪見の稠林(ちゅうりん)
 もしは有 もしは無 等に入り
 この諸見に依止して
 六十二を具足す
 深く虚妄の法に著して
 堅く受けて捨つべからず
 我慢にして 自ら矜高(こうこう)
 諂曲(てんごく)にして心不実なり
 千万億劫に於て
 仏の名字を聞かず
 また 正法を聞かず
 是の如き人は度し難し

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太郎訳:転生のたびに悪業が増し
 徳が薄く 幸福の少ない人となり
 多くの苦によって行き詰まり
 危険な状態に追い込まれます
 世の中には様々な誤った思想が広まり 
 ある思想は有るに執着し
 ある思想は無いに執着しています
 これらの誤った思想は
 世に六十二もあります
 多くの人々は これらの偽りの思想に執着し
 堅く信じていて捨てることがありません
 自分の信じている思想こそが正しいと慢心し
 ある者は媚びへつらう心が強く
 心に真実がありません
 非常に長期にわたって
 仏の名を聞かず 正しい教えを聞きません
 このような人々を救うのは難しいことです

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五濁-2
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