そしてもう一つ
この作品においてケムリクサの正体は
・人造ナノマシン的なもの
・どこかの惑星でワカバ星人達が発見した不思議な生物
・魔法的な力でできたもの
などが思いつきますが、実は割とどうでもいい。
だって、この中のどれであっても
「りん達が理想を求めて、最後の最後まで諦めず生き抜いた物語」
には関係ないから。だから語る必要が全くない。
この作品で登場人物がケムリクサについてあれこれ考えたり語るというのは、
現代劇にすれば、登場人物が機械を使うたびに、その原理を語るのと同じ。
「自動車…ガソリンを燃料とした輸送機関か…凄いパワーとスピードだ…」と言いながら車に乗ったり、お湯を入れる前に「電気ポット…一体どんな原理でお湯が沸くのだろう」と調べ始める現代人キャラがいたら違和感がすごい。
一般人の関心は道具の原理じゃなく使い方や使い道で、車なら「誰の車か」「どこに向かうのか」「目的地までの時間は」「運転手はだれか」とかのはず。
というか「自動車に乗る前に自動車の原理を語る人」がいる作品結構多くて…
そこが不満だった自分は、ケムリクサの説明が少ないのはむしろ好感触だった
通報 ...