ななしのひと
2021/04/28 (水) 18:18:53
49980@d0075
「ケムリクサが草である意義・ケムリクサへの説明不足」というのがあったので、一通り読ませていただきました。
— このアカウントは存在しません。 (@hBXNnzoL1ysddq6) April 23, 2021
わかば君って狂言回しのフリして、視聴者の常識や関心とはズレてるので、説明不足と感じた方はそれが原因かもしれないです。
ケムリクサって「ズレ」の物語ですから。
ケムリクサとは〇〇が〇〇する物語
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ワカバ=体質として短時間睡眠で本当に平気な種族+過労死で知人を失った経験がない
りり=体質として十分な睡眠が必要な種族+過労死で身近な人を失った経験を持つ
その2人が出会った結果起きたこと
ワカバ「寝なくてもへーきへーき。ミドリがあるからね」
りり「無理して頑張ってるんだ。仕事のし過ぎでワカバが死んじゃう…」
↓
赤い木誕生
発端の事件からして「認識のズレ」ですからね
そのほかにも「ズレ」は作中にいっぱい散りばめられてる。
6姉妹が持ってる身体感覚がバラバラなせいで微妙に話がかみ合わないのも「ズレ」
そしてもう一つ
この作品においてケムリクサの正体は
・人造ナノマシン的なもの
・どこかの惑星でワカバ星人達が発見した不思議な生物
・魔法的な力でできたもの
などが思いつきますが、実は割とどうでもいい。
だって、この中のどれであっても
「りん達が理想を求めて、最後の最後まで諦めず生き抜いた物語」
には関係ないから。だから語る必要が全くない。
この作品で登場人物がケムリクサについてあれこれ考えたり語るというのは、
現代劇にすれば、登場人物が機械を使うたびに、その原理を語るのと同じ。
「自動車…ガソリンを燃料とした輸送機関か…凄いパワーとスピードだ…」と言いながら車に乗ったり、お湯を入れる前に「電気ポット…一体どんな原理でお湯が沸くのだろう」と調べ始める現代人キャラがいたら違和感がすごい。
一般人の関心は道具の原理じゃなく使い方や使い道で、車なら「誰の車か」「どこに向かうのか」「目的地までの時間は」「運転手はだれか」とかのはず。
というか「自動車に乗る前に自動車の原理を語る人」がいる作品結構多くて…
そこが不満だった自分は、ケムリクサの説明が少ないのはむしろ好感触だった
それでも考察せずにはいられない!んですねw
知ってる人も知らない人も、同じ立場で楽しめる
でも、知れば、考えれば、もっと楽しくなる
設定や考察ってそれくらいが一番
ケムリクサって考察を押し付けない感じが心地いいですよね。
ライトにもディープにも見れる