旭山動物園
「行動展示」の原理から展示・装置・施設が設計されている
展示=飛び込んで餌を狙うシロクマの生態を見せる ために
装置=頑丈な水槽・来園者が見やすい飼育場 を作り
施設=自然界におけるシロクマや別の動物の関連を来園者が「巡って」理解できる「ほっきょくぐま館」 を作る
1期『けものフレンズ』1話冒頭
イベント=サーバルのジャンプ力・強い好奇心・アニマルガールといった特徴を理解してもらうために
装置=ジャンプの起点となる木と枝・かばんという未知の存在・かばんが隠れる高めの草を配置し
エリア(ちほー)=自然界におけるサーバルなどのアニマルガール・ジャパリパーク関連を、
視聴者が「見て」理解できる「さばんなちほー」 を作る
各話はまるで動物園の展示を見て回るように進んでいく。
例えばサーバル・かばん・ボスの前に次々とフレンズが現れる2話前半などは、より顕著
ロードムービーを作ろうとしたのではなく、
動物園を順路ごとに巡る感覚を再現することが、ロードムービーを選択した理由のひとつ
ジャパリパークは
「野生動物だったフレンズの生態を踏まえ」
「フレンズが受け継いだ動物の特徴を自然に見せる」
超巨大総合「動物園」
ーであることを印象付けた
※ケムリクサ、へんたつで明らかになったように、
たつき監督の「実在するかのような世界観の構築力ぅ」は、もはや異能・・・
だから、けもフレを観た視聴者が実際に動物園に行きたくなったのかな、と
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正直、自分も以前は
動物園って人間のエゴで動物を閉じ込めてる場所でしかないよなぁとか思ってたんですよ
でも、やっぱりこの作品を通じて動物園について少し知識を得て、意識がちょっと変わったんですよね
とりあえず、動物園って自分よりはるかに真面目に動物と関わっている人達がいるのに、漠然とした印象だけでそんな適当に切って捨てちゃいけないなって
当たり前だけど、関わっている人達は自分より遥かに深い考えを持ってるわけで
環境や動物を保護したいなら、まず人々が「世界って、動物ってこんなに魅力的なんだ」と思わないと話にならない
その入り口として動物園ってあるんだろうな
人間のやってきた事やこれからの動物との関わり方について語るのはいいけど、それってあくまでみんなが動物に興味を持った後にしかできないよなって思い直して
あまり動物園について真剣に考えたこともないのに、知った風な事考えてた自分の意識がちょっと変わりました
実は動物飼育専門学校の授業(ディベート)で「不要派」が圧勝したという事実がありまして・・・
それを元に「けものフレンズBBS NEO(サイドバーにリンクあり)」で話し合ったことがあります。
まとめてもらったものが上の記事になります。
ご参考になれば・・・