それするとプロペラシャフトが床下を通るので背が高くなって装甲板の面積が広がるので重くなって……となって機動力が台無しになるのだ。変速機とエンジンを前に置くか後ろに置くかはわりと車両の性格を全部変えちゃうから難しいんだよね。
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それするとプロペラシャフトが床下を通るので背が高くなって装甲板の面積が広がるので重くなって……となって機動力が台無しになるのだ。変速機とエンジンを前に置くか後ろに置くかはわりと車両の性格を全部変えちゃうから難しいんだよね。
え、じゃあティーガーとかパンターみたいな股下に変速機置くタイプの方が珍しいってことなんか
いや、股下に変速機置くのは普通よ。操縦手に近くないと長い棒とかケーブルで変速機を操作することになるので変速が大変になる。で、普通はちょっと背が高くなってもいいからと変速機を前に置くんだけど(例:虎、シャーマン)、ISの場合ドライブシャフトおいてカバーを被せるとギリ砲手の足にかぶるし、砲塔旋回させると装填手が身をかがめてまたがないといけなくなるレベルの背の低さなんよね。更に床下弾薬庫のスペースがなくなるし。史実のISの乗組員は身長の上限の制限があったので、これ以上狭くするとマジで乗れるやつがいなくなる。ということで、珍しいのはISの背の低さの方でしたというか、珍しい変速機後ろ置きにしてそれに合わせて限界まで小さい車体を作りましたっていう戦車なのだ。