防漏タンクは被弾して滲み出た燃料がゴムを膨張させて穴を塞ぐんだけど、その時効果的にゴムを湿らせる+ゴム膨張後の微妙な漏れに対応するのがフェルトの役割。I型も配備時はなかったものの、制式後に全部装備。ただしこれは7.7mmを想定している。II型初期は12.7mmを想定した新型の防漏タンクとして13mm厚、II型後期からは16mm厚+自動消火装置。防弾タンクというのが防弾鋼板と同じと捉えられて誤解を招く表現で、タンクには穴があかないわけではない。被弾によって生じた穴がふさがって燃料漏れを防いだり、自動消火装置によって消化する装備だよ。
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