傍論だから端折るけどデータとして不十分だったよ。その先のサイトも無関係。本題だけど、反射は平面でも起きるし、隼の視界の歪みも風防であってキャノピーではなく、風防については全世界共通で嫌われてるから無視できる。歪みを嫌うにしても、視界だけが理由なら枠を小分けにする必要はない。その上、零戦から紫電改では枠が減ってたり、隼から疾風なんかでは増えてることを考えると結局視界確保はメインの理由ではなさそう。日本でマルコムやバブルキャノピーをテストしてやめた、みたいな記録があったらあなたの説明は首肯しうるけど、今のところ要求がなかったから進化しなかった論は違うんじゃないかな。そうすると、単に日本は強度確保しつつ一体成形のバブルキャノピーは作れなかったあたりのが一番妥当な結論になりそう。米英だって時代が降るうちにマルコムフードやバブルキャノピーを単発機に採用するのがやっとで、例外はあれど双発機や複座機の規模では一体成形できてないから、日本はそれらの技術がなくてもおかしくないしね。つまり、当時の日本の技術では、設定された強度の基準を満たすために、隼レベルでは枠をかなり少なくできて、零戦や疾風レベルではそれなりに必要だったんじゃないかな。ちなみに米は1942年に零戦の風防を褒めてるけど、1945年になると、それよりはるかに枠が少ない疾風については「バードケイジにしては良い方」程度なので、評価は下がってるんだよね。
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