名前なし
2023/12/26 (火) 12:35:16
2711f@4d6c8
惑星だと圧倒的加害を誇るpzgrだけどリアルだと何目的の弾だったんだ?SAPみたいな中途半端さが目立ったりはしなかったの?
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最初に作ったのがpzgrで、「重戦車に積む砲なのにパンター砲に貫徹負けてるとか舐めてんのか」って怒られてできたのがpzgr39だってどっかで読んだ記憶。
低い度合の損傷で撃破に至った少数例を引き合いに出しても炸薬の必要性には何の関係もなくない?炸薬なければ貫通しても乗員が負傷しない場合もあるだろうし。貫通力の低下とコスト上昇を犠牲にしても、英国以外は炸薬を入れた砲弾を主に選択し続けたわけだから何か理由はあるだろうね。
英国の75mmは炸薬アリで設計された弾を炸薬無しで製造してるから、最初から無炸薬で設計された弾とはちょっと事情が違いそうな気がする。あと虎みたいな炸薬減るパターンに話を戻すと、米の75mm→76mmみたいに炸薬減ってきてるのはそこそこいるし、口径を大きくせずに初速を高めたので弾各強度的に炸薬減らさざるを得ないってのは割とあるあるパターンで、それならいっそ無炸薬でいいやとなったのが英仏の無炸薬高貫徹弾たちなんだと思ってる。仏は自動装填との兼ね合いもあるのかもしれないが。
炸薬砲弾の一番のメリットは軽目標相手に弾薬変えなくていいってとこだからね。弾薬庫的にも圧迫しにくくなるし
あれ紙装甲で炸裂せずにすっぽ抜けて無傷があるから…
調べたが、APHEはむしろ艦艇に損害を与えるために開発されたもので、それを陸戦に輸入した名残らしい。英軍は2pdr砲でAPHEの信管不備や弾体重量の低下に失望した+無炸薬砲弾でも容積の狭い戦車相手に十分な破壊力があるのをテストした結果"炸薬は不要"と判断したみたい。逆に米独ソは艦砲の考え方を慣例的に引き継いだ故に徹甲弾に炸薬を込め続けたんだと。英軍がテスト結果を盲信した結果とも言えるが、逆に無炸薬砲弾のパワー不足が問題視されたような記録は見つからなかった
そもそも貫通弾による爆散より戦闘不能による脱出の方が撃破事例としては多いんだよな。じゃなきゃ戦車回収部隊の活躍や再修理を容易にするために天板の一部をボルト止めにしたソ連戦車の設計はなんだという話。上の枝がなにをもって少数例と言ってるのかわからんが
何か面白そうな話が始まってる…。自分の知ってる範囲で補足すると、英軍の対戦車試験では炸薬なんて誤差だよ誤差!って結論になったんだけど、実戦では英戦車は(そもそもHE載せてないのが一番の問題だけど)アフリカ戦線で装甲ペラペラの8.8cm砲に苦戦したり、ソ連のティーガーへの装甲試験では貫徹してもあまりダメージを与えられないって評価されたりしてるので、英軍の炸薬不要論はそれなりに問題も抱えてる
イギリスは野砲や歩兵支援戦車にも徹甲榴弾どころか榴弾も最初は用意してなかったしイギリス的には仮想敵のドイツはA7Vとの会敵から重装甲化していくって考えだったんだろうから先見性はすごいけ実戦とズレがあったのかな、日本は戦争の主力はあくまで歩兵で経済的かつ効果的な榴弾だったけど対戦車に対してはドイツからの技術供与や鹵獲品の研究で対応する位に出遅れてる感じ、不思議なのは徹甲弾系は経済的負担が大きいから安い榴弾(末期日本は手榴弾の外殻すら陶器に出来ないか検討する程だし末期ドイツも徹甲弾系は品薄だったって話だし)使いたがるのにイギリスみたいに芯まで詰まった徹甲弾ってタングステンじゃ無くても相当高いはずなのになんで用意出来たんだ?
あれ、英国戦車って3インチ榴弾砲積んだCS型も榴弾ねえ騒ぎ以降に配備なんだっけ?対戦車型と対歩兵型のそれぞれで対応していく目論見が大外れだったのだと思ってたが。
2pdr戦車砲に榴弾ないは実は間違いで設計も製造もされてる。ただMk-ⅡHEの炸薬量は手榴弾と大差無く低性能なんで生産優先度は低く、数少ない榴弾もPakに回され戦車砲用に供給されるのは1942年以降と北アフリカ戦線初期には戦車隊に補給されなかった。その時期の印象が一人歩きしてる。37mm〜40mmクラスのHE性能はどこの国も問題になっててアメリカはキャニスター弾、ソ連は45mm、日本は57mmに切り替えた