流石に遅すぎるのはロシア軍も分かってると思うんだよな。ソ連軍の縦深攻撃は無停止進撃だから後退しないっつーのは戦略レベルのお話であって、戦術レベルでは戦車が機敏にバック出来た方が良いに決まってる。射撃ポジションから速やかに後退できたらそれだけでも各々の戦車の生存性は上がるし、だからこそ西側戦車はあんなアホみたいなスピードでバックできるようになってる。T-72はそこを切り捨ててでも軽量化、簡略化したかった。今更そこを変えようとするとギアボックスが大きくなるのは避けられず、結局は魔改造T-72であるこいつでそれをやろうとすると車体を大幅に弄る必要が出てしまうので、単にコスト的に許容できなかったんだと思うわ。
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結局ロシアになってからはずっとお金がね…
英軍がWW2イタリア戦線で泥にハマって抜け出す際に後退速度必要という戦訓を得てセンチュリオンで後退改善したんだから、ロシア軍も同じことは思ってるはずなんだよな。僚車が引っ張り上げるとかで我慢する運用なんだろうか。