名前なし
2020/11/28 (土) 18:36:41
8d0cc@e0134
こいつの152㎜砲ってホントに榴弾とSAPしかない感じ?口径長こそ違えど、同じ152㎜砲の摂津とか生駒の副砲はAPC使えるから、あってもいいじゃないかって思ったけど、さすがに時代が違い過ぎるし砲も違うからないのかな?
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こいつの主砲は金剛の副砲が元になってて、元になったのが「五十口径毘式十五糎砲」っていう奴。国産化したときの名称は「50口径四一式14cm砲」。河内とかが積んでるのは「45口径四一式15cm砲」。
詳しくは調べてないけど命名基準が変わってなければ100年違うことになるので、共通化なんてされてないと思われ。下記参照。もしかしたら国産、ライセンスで砲弾の規格があってない可能性もありそう。ただ、当時の年式の付け方がよくわからない(たぶん皇紀だと思うんだが…)ので間違ってる気がする
たしか明治大正までは和暦だったはず(命名規則)
ってことは45口径は明治41年(西暦1908年)か。しかも50口径の方も該当しそうな他の41年がないからもしかして同じか?50口径の方の後継である「50口径三年式14cm砲」の3年が大正3年(西暦1914年)だからつじつまは合うんだよな…けど、金剛の建造開始が明治44年(西暦1911年)だから制式化が早すぎるような気もする(そもそもイギリスのライセンス品だから制式化するにしても金剛建造の3年前は早すぎないか?って事ね)。
確か四一式・三年式の頃は採用年度じゃなくて、砲や尾栓の形式(追記:尾栓形式のみらしい?)で名称が変わるんですよ。ヴィッカース社形式の砲+尾栓なら毘式~糎砲になるし、四一式形式の砲+尾栓なら四一式~糎砲、三年式形式の砲+尾栓なら三年式~糎砲みたいな感じなるんです。
…ってことはもしかして尾栓は共通?じゃあ同じ砲弾撃てそうなもんだけど…(まあ阿賀野は建造自体あとだし使ったことがない可能性も高そうだけど)
そもそも日本が運用していた15cm徹甲弾(あるいは通常弾)は通常の物で、被帽徹甲弾は運用していなかった様な節が若干…
砲が共通でも、徹甲弾をWW2の時に作っていない可能性もある。砲弾にも消費期限があるから昔に作った砲弾が消費期限切れでやむなく搭載してない可能性も
内令兵第19号だと通常弾しかないね。ただ、これが書かれたのは1934年なので0式、1式とか4式とか呼ばれるような砲弾については分からない。この時点で50口径15cm砲が搭載する砲弾は三号通常弾改一と演習弾、星弾の3種類だけみたいだね。三号通常弾改一は弾底着発信管の三年式信管を使うみたい。
リンクこのウェブサイトは日本側の資料に基づいてるっぽいけど、やっぱり徹甲弾は存在しないね。1号~3号通常弾は弾底信管を使ってるのでHE-BFとして実装しうるけども。あと、昭和十二年内令兵第三号別表には少し古い砲弾も含めた外形図があるんだけど、そちらを見た限りこれらの砲弾は被帽通常弾ではないみたい