国によって違いますね。此方も爆撃機ではなく襲撃機護衛ですが一例として赤色空軍を紹介しますと、9機のIl-2が高度100~500mにて攻撃目標に向かう際にはその上空500mに8機のYakが下のIl-2と同速度で護衛に付きます、これが基本1グループの在り方で2グループが合同で飛ぶ際にはYakの更に500~1000m上空にLaやLaGGが16機飛びます、大抵8機毎の2組に分かれ円やジグザグ飛行にてグループ全体をLa達の巡航速度で行き来します。敵機来襲時にはYakは戦闘速度にまで加速して敵機にまっすぐ向かい格闘戦を仕掛けます、敵機が離れると追いはせず元位置に戻ります。Laは基本は編隊での一撃離脱にて戦い、敵機が離れる際には少し追撃をします。以上が機体数が充足している43年以降地上襲撃の移動時護衛の基本です。この他に重要目標や集中狙い、或いはIl-2編隊が新米等の場合にはPe-2(先導機)が編隊から先行し急降下ポーズや実際に爆弾を落として目標点を示したりします。目標点に付いてからは航空優勢ならIl-2が円形に編隊変更し円襲撃を行い、Yakが更に周囲を編隊変更無く円飛行にて護衛し、Laが更に周囲を編隊変更無く円飛行します。航空優勢では無い場合にはIl-2も編隊変更無く1航過、長くても2航過にて襲撃終了し全機そのままの編隊姿勢にて帰還します。
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赤色空軍はグループ数により護衛機が一段から二段重ねで飛ぶのですね。赤色空軍のフォーメーションや運用の知識はほぼ皆無だったので大変勉強になりました。ありがとうございます。