双発重戦を使用した、いわゆる敵より高い位置からの一撃離脱ってことでしょうか。まず全ての重戦闘機に共通することですが、残念ながら軽快な単発機相手だと小回りは利きません。つまり仕掛ける時に高度や距離で動きの余裕を作る、あるいは敵機の持っている速度や高度を吸い上げる必要があります。内側に入り込んでくるような進路を取る敵に対しては、此方側がよりエネルギーを持っていると考えて良いでしょうから、いちど急上昇するなど何らかの形で高度の優位を広げましょう。このとき失速するのは論外ですが、敵が突き上げてくる可能性もあります。速度に注意しながら反転のタイミングも見計らいましょう。再び降下して仕掛けるときに、ある程度敵の動きについてゆけるはずです。左右方向に回避しようとする敵に対しては、バカ正直に追っ掛けても此方の動きがもつれてしまうだけなので、敵の次の動きをある程度読みながら、敵の未来位置に狙いを置いておくことを心がけましょう。これには自分の持つ武装の特性を考慮することも重要です。最後に、一機だけ取り残されるようなシチュは味方の技量にもよりますが、ある程度は防げます。というかなるべく防ぐべきです。重戦闘機は敵だけでなく、味方の出方も見極める必要があります。味方に食らいついている敵機は基本的に此方の動きに無頓着で、軌道の予測もし易いため比較的手玉に取りやすいでしょう。特に突き上げ途中の敵機は格好の獲物です。キルスティールにはたぶんならないので、安心して落としてゆきましょう。逆に此方がピンチに陥っても、そうして味方が助けてくれるかもしれません。あと難易度については、機体によるとしか言えません。ただ、xp50やbf110、そしてp38シリーズは高い上昇力とある程度の運動性、屈指の火力を兼ね備える優秀な機体なので、慣れてくれば一試合で5,6機体を撃墜できるポテンシャルはあります。個人的にdo217など爆撃機改造の重戦闘機は最難関だと思っています。