23日祝日に亀岡市で開催されたバルーンフェスティバルを目的に撮影会が開催されました。
フェスティバルは早朝のバルーン競技と夜のライトアップがありますが撮影会は夜の部が対象になりました。
参加者はAkさん・Ucさん・Takashiさん・tamiさん・Hyさん・くまごろうさん・Yoshikawaさんと私の8名、他に乗り物で一緒になった若山台お住まいのTさん(高槻のクラブで活動中で当会の写真展には毎回来てくださっています)が行動を共にされました。
天候は期待に反して午後5時過ぎまで小雨があって、会場はぬかるんでおり熱気球を膨らますことが出来ないとか、残念ながら夜空に浮かぶ熱気球群は撮ることが出来ず、イベントは空飛ぶランタンだけになってしまいました。
それでも参加者は普段は味わえない夜のイベントを楽しまれた様子でした。
200枚ほどの撮影をしましたが、似たようなものばかりで選択に困りましたが・・・
Heガス入りランタンを手に開始を待つ、光は小さなLEDライト
気球バーナーが点火されランタンを放つ
空に浮かぶランタン
バーナーがセットされたかご(ゴンドラ)は競技参加者のゼッケン付き、世界選手権優勝者や日本選手権優勝者もこの場に参加、ランタンに露出を合わせており完全な白飛び!
背景の橋もライトアップされて
ハプニング
撮影会集合場所亀岡駅北出口へは定刻直前に到着予定の列車を選び、島本駅で待っていると入線の案内放送があって暫くすると列車は島本駅手前で信号により停車の案内。
同じ案内が繰り返されている間に、近くにいた子供連れで列車撮影と思われる男性が、島本・山崎間の踏切で事故があったらしい!とホームの端へ走り出しました。
戻って来ると事故の列車が踏切で止まっているのが見えると。放送は相変わらず同じことを繰り返していましたが、私もホーム北端へ行ってみると特急電車が水無瀬川近くの堂の上踏切付近に止まり、近くに救急車らしい赤色灯の点滅も確認できました。
構内放送は変わって人が倒れており救急活動中と(踏切事故とは言わず)伝え始めました。更に倒れた人があり緊急停止ボタンが押されたと追加情報も。
倒れた人も事故に繋がることもなく一安心、緊急ボタンを押し事故を防ぎ倒れた人を救った人も立派、びっくりしたのは構内放送より何分も先に情報をキャッチした男性とともに小さな情報もアッと言う間に駆け巡るネット社会の現実です。
島本駅から見えた列車とその部分拡大写真です(300mmレンズで撮影)
足元が悪く、寒い中頑張って撮りました。
三脚を持って行かなかったので、バーナーがない時は1/4秒の手持ち撮影になりました。連写するとどれか止まっているのがあるだろうとたくさん撮ったので整理するのが大変でした。
それでも慣れたのか、終わりの方はぶれているのが少なくなりました。
saigohさんと同じような写真になりますが、ご容赦ください。
現地に着いてからランタンが飛ぶまで1時間半以上待ったので、その間の暇つぶしに撮りました。
曇りの予報でしたが、駅からの移動時は雨になりました。
saigohさんとtamiさんも書いてますが、水たまりやグズグズの道で足元が悪く苦労しました。又、雨天では熱気球は上がらないと分かり少しがっかりしました。
皆さんと同じような写真になりますが掲載させていただきます。
ランタンが浮かび上がる様子と橋のライトアップを合成してみました。
バルーンのライトアップが観れなかったのは残念でしたが、バーナーだけの
シーンもレアな体験となってよかったと思っています。
ホワイトバランス
皆さんはこうした夜のイベント撮影ではホワイトバランスはどのように設定しておられますか?
カメラメーカー・機種によって微妙に差がありますし、露出の+ーによっても印象にかなりの差が出ます。
私は原則的にマニュアルで「晴天≒5200K」にセットしてRAW撮影し、極端な違和感を感じなければホワイトバランスはそのままです。投稿画像も全て晴天のままのJPG変換です。
tamiさんやTakashiさんの画像では火炎の中にはっきりしたブルーがでていますが、私の例では露出オーバーなこともあってブルーが出ていませんので、尋ねたくなりました。
PC内の当日の火炎画像を暗く加工し拡大して見ましたが、ごくごくわずかにブルーがでてくる程度でした。
尤もホワイトバランスオートにすると色温度2500Kとなってブルーが出てきますが・・・
私は撮影時のホワイトバランスはオートにしていて、編集時に太陽光にした方が良さそうであれば変えます。
ただ、Canonの比較的新しい機種であれば、オートには2種類あって、雰囲気優先とホワイト優先があります。
色温度で比較すると、太陽光>雰囲気優先>ホワイト優先になります。条件にもよりますが、雰囲気優先は太陽光とあまり変わらないことが多いので、撮影時は雰囲気優先オートにしています。
さて、3枚目の写真は色温度3000にして編集しました。4枚目はホワイト優先オートにしました。5枚目は2400にしています。
tamiさん、ありがとうございました。
先の投稿の後、画像を探し直すと太陽光のままでブルーが出たものがありました。
着火直後か消える直前か分かりませんが、バーナーノズル直近にはっきりとしたブルーが出ていました。
NikonにはCanonの「ホワイト優先」と同じ用語はありませんが、オートを謳う機能として自然光オート・A0=白を優先≒ホワイト優先?・A1=雰囲気を残す・A2=電球色を残すの4つのいずれかに設定ができますが、私はカメラ設定としては太陽光が主でホワイトバランスをやや重視した自然光オートを稀に使う程度です。
昔何の撮影だったか記憶がありませんが、JPG撮りの時代に構図が少し変わっただけでカラーバランスがまるで違う画が出てきて修正できずに困ったことがあり、その時の印象が強すぎてオートは殆ど使わなくなりました。
今は(ホワイトバランスの暴れは無くなっていることは承知ですが)RAW撮りしていますので太陽光で気に入らなければ編集時に変えれば良いと割りきっています。
私はホワイトバランスは
通常は太陽光を使っていて
撮影時に画像を確認して色目がおかしかったら
都度ホワイトバランスを変えて調整しています。
撮影した画像で白が白色に見えるようになるのが
ホワイトバランスの調整なのですが
撮影した後にphotoshopを使えば
JPEGファイルであっても
CAMERA RAWフィルタ機能を使えば
ホワイトバランスは調整できます。
撮影時はホワイトバランスを晴天に設定してRAWで撮りましたが、ブルーは少ししか出ませんでした。
掲示した写真はソフトでオート(2670K)にして、彩度を少し上げてます。
自然光オートをこの日の撮影の幾つかのランタンをメインにした画像に適用して見ると多くの画像で色温度(Blue-Red方向)でBlue方向に100K前後振れ5100K付近に、色味(Magenta-Green方向)でGreen方向に0.6程に振れましたが、一方で別の画像では(何の影響かよくわかりませんが露出オーバーで多分バーナーの影響が大で)大きく700K程振れて4500K、Magenta方向に0.6程振れた画像もありました。
何れの場合も、私の目には両者を切り替えた時には差は感じますが、(画像を暗くすると見えてきますが、適正露出?の画像)単独では殆ど見えないのが現実です。
朝夕の光の乏しい時間帯の色被りした風景大好き人間で、Kenjiさんにはしょっちゅう指摘される点が、ここでも画像調整の好みとしてはっきりでたようです。