tsutsumiさんの千手寺など亀岡の紅葉の記事を拝見し、私も亀岡から西へ372号線(通称デカンショ街道)沿いの紅葉を訪ねてみました。
家を出て直ぐにフロントガラスにはポツポツと雨粒、車の左前方には綺麗な虹が見えました。
時雨の中撮影も何か新しい画が撮れるのではとの期待と濡れたくはないと言う本音が交錯しながら・・・
ナビも使わず思いつくままに寄り道、気ままな撮影で訪ねた寺社や撮影地は多いのですが、思うような画にならないのはいつもの通り。
何とか見て頂けるものを選んで順次投稿させていただきます。
先ずは苗秀寺です。
到着時は日が差していましたが、直ぐに曇って時雨模様、傘を持ちに車に帰るほどでもなく数分で止みました。
コントラストの低い画ばかりですが、まだ緑の葉も多くグラデーションが綺麗でした。滞在中は観光客はなく、撮影者は先客が1名、最大で4名と静かでした。
神蔵寺
全体的には盛りを過ぎているものの風景としてならまだ見られるところもあると言った感じでした。
肝心のモミジの古木は殆ど散ってしまい、枝に残る葉は茶紫に干乾びたように見えました。お庫裏さまによれば先の日曜頃が一番綺麗だったとのことで、庭は朽ち始めた一面の落ち葉に覆われていました。
コントラストを上げて、少し鮮やかにしました。
積善寺は石段上のグラデーションが綺麗でした。
学生と思われる数名の写真グループの他は3・4名の撮影者、帰りがけに英語を話す東洋系女性2名がタクシーで乗り付けてきましたが、学生の声以外は聞こえず静かでした。
南丹市の摩気神社
本殿裏の紅葉は殆ど散っていましたが、他はまだ綺麗でした。
摩気橋近くの民家の大イチョウは真ッ黄色ももうすぐ!
丹波篠山市福住伝統家屋群
摩気神社を訪ねる前に通ったのはこちら、372号線を西へ走って大阪池田に繋がる173号線交わる丹波篠山市の福住まで。
30年近く前加東方面にゴルフに出かけると中国道の渋滞を避けて372号線を利用することも屡々あり、並行して走る旧道沿いには立派な倉や民家があるのに気付いてはいましたが、ここを走るのは初めて。
「伝統的建造物群保存地区」との案内板もありましたが、3kmほどの旧街道は歩く人もなくひっそりとしていました。
ただ、被写体として見ると電柱・電線が気になりました。
街道沿いにあった住吉神社、ここもモミジのグラデーションが綺麗でした。
南丹市園部町天引の耕作放棄地のススキと園部川対岸の杉林
帰りは寄り道してるり渓を通過、ここも紅葉はグラデーション、光があれば綺麗に輝くはずの落葉樹林は冴えませんでしたが、ゴルフ場のメタセコイアは綺麗でした。