長いぞ。"攻略wiki"だから遠慮せずに書くけど。
モズクエリアは、最短ルート周りバルーン裏→中央タワー→金網ルートで敵陣左坂へっていうのがセオリー。
スパイには低地から上へのキル力が無いので初動のタワー争いは押し負けやすいが、自分が上に立ったら迎え撃ち気味に先手取ればおいしいって理屈を中心に考えよう。
トラップは、まずはバルーン裏に置いて右の敵を警戒。
ちょっかいをかけるときはまずバルーンの両脇を塗ってから、広いカベ側から顔を出してタワーの際を直線で塗りつつ、狭い壁際で敵の射線を遮って帰ってくる感じで、中央で戦ってる味方に敵の横っ腹を見せる立ち回りをしよう。
壁際の塗りは塗り返されにくく視界外の迂回路になりやすく強いのと、スパイの盾を迂回される位置も半分になるからエイムが楽になって倍強いので、どっちかだけ塗るなら壁際の方を塗りたい。
タワー上からの飛び込みはバルーン裏に隠れてトラップを軸に追いかけっこして狩ろう。挟まれても削りとマーキングだけはつけられる。ていうか人数不利でもなくこの位置で挟まれたら味方なにしてんだ案件だからめげない。
右からの敵の圧がなくなったらタワー上にいく。
よく中央でキルが取れたらすぐに右からリスに詰めたがる味方がいて、それ自体は有効な選択肢だが、スパイはそれについていっても投擲ボムも射程や範囲もキル速もないので役に立たない。
追うのはやめて詰めの成功を祈りつつジャンプ先として残ろう。
成功してたらチャクチを保険にスパジャンで飛んで合流するのでもいい。
敵の長射程が最短からエリアに撃ってくるかどうかも見て、注意を盾持ちの自分に引きつけるといい。
高台に立った場合はかなり安全に塗り広げができるので、短めの射程ながらも強い塗りを活かして360°にバンバンと塗り跡をつけていこう。このとき回るようにじゃなくてひし形をつくるように塗ると塗りの隙間が少なくて使いやすいインクプールになるぞ。
さらにスパイ無印のトラップによる登り際確定ダメージは迎撃に強いので、高所飛び降りチャクチと同時に強みだと自覚していこう。先手飛び込みキルも決められるようにエイムのクセを把握しておこう。90°カメラを横に向けて崖下を覗き込みするのも基本テクだから、飛沫を隠して崖際に寄るのも択だぞ。
そこですらも仕事がなくなったり、或いはもっと高台適性が高いチャースピなどと役割が被ったときは、金網から敵陣左坂に行こう。
左敵陣坂(相手から見ると右自陣坂)は、入り組んでいてトラップの刺さりがとてもいい。
ここを抑えると、まず自分側への背面&側面取りが無くなって長射程組の対面負担が大きく減り、金網の向きから中央エリアと敵最短台への接近路の塗りを提供できる。味方が右からリス前詰めを行うのに合わせて自分も左からリス前に攻めることも効果が大きいし、味方がただ飛んでくる場所としても有用だ。
居座り方の説明をすると。
まずは塗りは先端ではなく根元で、チャーのように上から敷き詰める撃ち方をして塗る。
曲がった先がすでに塗れているかどうかで追い討ちの逃げられ率が変わり、相打ちで終わるのを防げる。
トラップは坂上に起きたくなるが、ここに置くのはそのままだとただ無駄爆破されがち。
最初の推奨設置場所は坂下の左の台の端で次に、坂下右のL字のところ。坂上は敵が来たら回り込み回避のためって感じ。
前二つにトラップがあるとリスポーンした敵が無傷でくる道をほぼ一本道にできてエイムが簡単になるし、サブ性能が積んであるならギリギリの道を通っても確実に削りとセンサーがつく。
一端トラップにハメたらセンサーのおかげで壁裏の敵が見えるようになるので、それを活かして返り討ちにできるように飛び出し撃ちを身につけておこう。飛び出してから射撃というよりも飛び出すちょい前から射撃を初めて射撃前硬直を消費した瞬間にカドから出られると強いぞ。あと飛び出しのときはふんわりジャンプで1~2発敵の弾を飛び越しておくとカサを硬く使える。
ここまでは優勢や五分の状態について書いたけど、不利時の打開法についても書く。
モズクの壁は低いのでジャンプ曲射による向こう岸塗りが通るので、まずは姿を隠してカサを温存したまま塗りだけ提供しよう。
オススメは最短台周りで、ここが塗られているかで敵の潜伏場所と角度が一つ大きく減る。看板で弾が遮られる端から端まで塗ってから台上に立つと、自分も狩られにくいし左ルートの味方が曲がり角で狩られるのを防げるのはデカい。
もし塗ってる最中にマップを見て敵が塗り返しをしてきたらそのまま塗り合いでずっと敵一人分を拘束して味方が横槍を刺してくれるまで待とう。
スパイは低連射の短め射程だから敵が怖くて塗り専ができないだけで、単純に塗り合いをするとザップより少し強いぐらいの射撃継続と毎時理論値を持っている。存分に泥仕合をしかけてあげよう。
また、チャースピが自最短台にきた場合は左自陣坂に行こう。左の四角い場所はトラップの刺さりだけはいいが、塗れていないとその先の平地での立ち回りが怖い。網上からちょくちょくと塗り返していこう。
スパイは塗り理論値のわりに炙り出しが最上級に苦手なブキなので、平地への塗り返しは味方が来るまで潜伏するか、敵インク際にトラップを仕掛けて横に移動するのが重要。
左広場を取った場合、降りて中央にすぐに手を出すのはやめておこう。下から上への射撃がものすごく弱いので、中央タワー上から一方的に発見されてカサの上から狩られたり、塗り効率の悪い消極的な距離から塗るだけになる。
まずは網の上を通って敵左坂へ行こう。
網上ではカサの展開はギリギリまで抑えること。足が遅くて強ポジに着く前に気づかれるし、カサが割れていると網すり抜けからの着地点に弾を置かれてデスが確定する。
左の網上はブロックとヒト速と盾によってデスを回避しつつ"無駄じゃない場所を塗れる"強ポジなので、空気を読んだり覚えるのが苦手なら初動からずっと左ルートでもいいかも。
あと、ステージを選ばずに大事なのはマップを細かく見て、味方の位置を他のブキを使っているときよりも正確に見ること。
スパイは味方と密集して動いても流れ弾でカサが割れるのに、味方が敵に圧をかけていないと人数の不利がモロに弱点である矛盾を抱えている。
味方がデスペナを受けていたり前線や中央にいない場合は素直に潜伏して待って、味方が戻ってきたのに合わせて1-1交換とかマーキング付け特攻を行おう。味方がいない時の活躍は有効キル有効塗り有効マーキングにならないので。
最後に、スパイで一番重要なのは1秒以上も正確に敵を捉え続けるエイム力だから、弾が外れたらちゃんと自分のせいだと思うこと。
立ち回りの工夫よりもエイムが大事だからスパイの解釈が人によってこれだけ違う。
理屈に合ってない立ち回りでも勝てる人がいるのは、このブキが対応型の立ち回りができない荒らし型脳筋ブキだから。まあ弱い時間帯で勝ってるだけかもしれないけど。