昔々、ブラスター族の村に、ラピッド兄弟という二人の兄弟がおりました。兄の名前を「ラピエリ」弟の名前を「ラピブラ」と言いました。村人たちは、いつもラピッド兄弟の事を馬鹿にしていました。 ノヴァ「確殺2だって?本当にブラスター族なの?」 ホット「後方支援ばかりで、前線に出ない臆病者!」 ロング「プッ、そのサブでキル出来るの?SPもパッとしないね。」ラピッド兄弟が、暗い顔をして家に帰ると父はいつもこう言いました。 父「経験値を積みなさい。そして攻撃力のギアを集めるのだ。」 「大事なのは、エイムと間合いだ。今はその練習をし続けるのだ。」そしてラピッド兄弟は、何度負けようともバトルに出続け、経験値を増やしていきました。仲の良いチャージャ族からはエイムを教わりました。 3K「エイムには、動的エイムと静的エイムがあるんだ。正直言ってブラスター族はあまりエイムの事は考えていないね。でも君たちには、イカ潜伏から瞬時にエイムする練習が必要作だよ。」リッター「ピョンピョンはねても、きっちり合わさなきゃ意味ないよ」ラピッド兄弟は、エイムを毎日々、繰り返し夜遅くまで練習をしました。ある日、ブラスター族の住む村を、無慈悲なスクイックリン教徒たちが布教活動と称し、大群で襲撃してきました。応戦したブラスター族は、スクイックリン教徒の射程の長さに手を焼いていました。ノヴァ「やつらの射程内に潜り込めない。」ホット「出れば狙われる。」その時、父がラピッド兄弟に言いました。 父「今こそ、日ごろの練習の成果を発揮する時だ。エイムのご加護を!」 ラピッド兄弟「エイムのご加護を!」それから、兄のラピエリは、長い射程とチェイスボムで何本ものインクの道を敷き、ブラスター族は、次々とその道に潜り込み相手の射程の中に入り込みました。弟のラピブラは、その連射を生かして弾幕を張り、吸盤ボムラッシュでインクの範囲を広げました。 こうして、ラピッド兄弟の活躍により、ブラスター族は無慈悲なスクイックリン教徒の軍団を追い払う事ができたのです。戦いのあと、村人たちはこう言いました。 ノヴァ「ありがとう。あの射程の長さは、俺にはまねできないな。」 ホット「疑似1確。強いじゃないか。」 ロング「ボムラッシュってすごいなー。」こうして、村人たちは、二度とラッピド兄弟の事を悪く言う事はありませんでした。めでたしめでたし。