中国の春秋戦国時代、秦には奈椅子(な いす 紀元前262~211)と何問(か もん 紀元前257?~204)という優れた2人の将軍がいた。
彼らは一種の超能力を持っていたとされ、どれだけ距離が離れていても互いの意思疎通が出来たという。
攻めの得意な奈椅子の軍が敵陣を突破した後、すぐにその超能力で守りの得意な何問とその軍を呼び寄せたのである。この前線でも瞬く間に橋頭堡を作り上げる戦術が功を奏し、秦の強さを示したのである。
なお、この2人の名前と逸話がシルクロードを通じて西洋圏に広まり今日では英語において優れた人物や功績を「nice(ナイス)」と称え、人や物を呼び寄せる際は「come on(カモン)」という言葉になったのは有名な話である。
民明書房 「エスパーの軍事利用」より
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