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エルフミッション第17話「雷鳴」 / 12

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感想がだいぶ遅れました。
16話と17話の感想をまとめて投下させて頂きます。

〈16話感想〉
【フラジールVS氷結軍団兵士】

>>氷結軍団兵士達は(中略)移動手段にも使ってくる

本文中ではヘチマールに例えられていますが、個人的にはゼロ2のチェーンロッドを想起させられます。
あれは結構楽しい武器でした。

>>ヌンチャクの要領で鎖を氷結軍団兵士2体ごと振り回し

四方八方から殺到するアンカー、これは捌きようが無い… と兵士たちは思ったでしょうが、一番早く届いたアンカーを逆に利用され、まとめて返り討ちにされる。兵士達からすれば、意外かつ何が何だか分からない凄いやられ方だと思います。
絵面的にもかなり迫力がありそうですね。

【ダイナモVSアイザード】

ジャンケンの型という、どこかユーモアのある攻撃を繰り出してくるアイザード。
考えてみるとグー・チョキ・パーというのは、形態変化として見ると形の降り幅が大きいし、打撃・切断・圧迫と、キャラ付けというか攻撃方法としてもバランスが良いですね。

【エルフ細胞接種】

未だ続く新型コロナの猛威、そして対抗すべく進められるワクチン接種。
歴史の一ページどころか一つの章になりそうなアレに絡めた、時事ネタですね。

少年達に対し決意表明をした上で、自ら率先して接種に臨み、その身体と頭脳を強化し最高にハイとなるヘルシャフト。このあたりは敵ながらちょっとカッコよく思えました。

「寿命を削って大技を使う」といった類いのアレに通ずるものがあり、
やはり彼はある種の主人公属性を備えています。(目的とやってることは一旦置いておいて)

ヘルシャフトロボ(仮)は試運転の時でさえ恐ろしい破壊力を見せつけていましたが、今のヘルシャフトが乗り込んだなら……
向上した予測力による先読みとフルに引き出される機体性能により、輪をかけて強力な鬼畜ボスと化しそうです。

>>副反応

私は今のところ3回目までワクチンを打っていますが、いやはや……
1回目は良かったものの、2・3回目は中々キツいものでした(涙)

こうなると4回目がちょっと億劫です。

【ライドチェイサーに乗った氷結軍団兵士】

ライドチェイサーというより黒塗りの車が似合いそうな、何かを彷彿とさせる口調の兵士達ですが、屠られ方はその「何か」と比べるとだいぶ楽なものだと言えますね。

【メーア】

レヴィアタンを思わせる外観ながらも、どこかスプラッシュウーマンっぽくもある外観。
レヴィアタン同様の氷属性、クールな態度、相手の攻撃のクセをすぐに掴んで対応してくるクレバーぶり、かと思えば水圧を利用してフラジールを圧殺しようとするえげつなさ、突如降ってきた戦艦にも即座に対処し有効活用してみせる等々、色々な意味で「冷」の字が似合うキャラだと思います。

〈17話感想〉

【轟雷殿】

>>「何者だ、女!」

こんなセリフを聞くとつい「貴様らに名乗る名は無い!」などと返したくなります。そういえばあっちの作品にも水谷ボイスの妹キャラがいました。

そしてアイリスが対処した訳ではありませんが、この轟雷殿にはペガシオンステージの爆弾もあるというのが……
ペガシオンの戦闘前台詞を思い出してしまいます。

【アイリスVSライドアーマー】

単眼ライドアーマーとの戦いは、いわば2種のアイリス戦闘形態による夢の対決。

単眼ライドアーマー自体は瞬殺と相成りましたが、こんな機体があるなら、アイリスの支援機として活躍する光景もありえたかも……?と思えますね。

【ヘルシャフトの貴重品】

ヘルシャフトロボ(仮)絡みの機材かな?と最初は思ったのですが、どうやらロボとは別口の何かであるようですね。
ストレートに考えれば、ロボがやられた後の次なる戦闘形態となるためのアイテム……とも取れますが、ヘルシャフトの発言からして、エルフ細胞すら上回る危険な代物でもありそうな……

一体、どんな事態を引き起こしてくれるのでしょうか(震え声)

「押さない、駆けない、喋らない」は読んでいてちょっと和みました。

【上下の階の区別の無い巨大な部屋】

メカニロイド軍団をくぐり抜けて再合流するゼロとアイリスですが、この時の様子がデートの待ち合わせのようで微笑ましいです。

イチャつきながらもヤドカリの奇襲を許さないあたりは流石といったところでしょうか。

【ブリッツ】

自分の心が塗り替えられたものだと自覚しつつも、それを「美しき造花」と称して堂々と掲げており、ある意味で気持ちの良い人柄と言えますね。

ソニックブレードを彷彿とさせる6枚の翼パーツは、一目見た瞬間に「あっこれ攻撃に使ってくる奴だ」と察することが出来、そして四方八方から襲い来ることを想像させてくれます。
ゲームで彼と対峙したら、きっと身構えずにはいられないでしょう。

【VSブリッツ】

あらゆる方向から襲い来るエフェクトつきの突進攻撃は、イーグリードやペガシオンの同様の技を彷彿とさせます。
あれらには強烈なノックバックに苦しめられたものです。

そして警戒していた通りと言うべきか期待通りというべきか、翼パーツとハーピーテンペストにより繰り出される七刀流。
単に斬りかかってくるだけでなく斬撃飛ばしや竜巻攻撃まで繰り出してくる凶悪さで、もしゲームであればシューティングゲームの弾幕避けのごとき、せわしなくかつ注意深い操作を要求されそうです。

アンジュピトールが翼パーツを封じてくれて一安心……と思いきやすぐさま元の木阿弥。これは中々、心にきますね。
ギリギリのHPで、もう一撃入れれば勝利!と思えたところでこんな攻撃を食らったら呆然としそうです。

アイリスの合体解除に乗じて彼女を葬ろうとするも、それが叶わず逆に地雷を踏む格好となり敗北に至るブリッツ。
不本意な手を打った上で負けてしまうというところに悲哀を感じますが、コレで勝ったら勝ったで「醜い手段」をとった事が心のしこりになっていた可能性もあり……

負けてまだ良かったのかもしれないとも思わされます。

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