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課題本と感想

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毎週の課題本と感想の投稿用掲示板です。

mmchokudai
作成: 2019/05/13 (月) 20:34:52
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27

8/26 例会
『往復書簡 初恋と不倫』坂元裕二
平均 89点(最高点100点、最低点80点)
・笑いたくないようなところでも思わず笑ってしまうような台詞がすっと入っているのが憎い(エモい)
・一時間位で読めるので空き時間に読めて良い
・初恋が神
・無罪ではなくない?
・どっちの話も話の規模がどんどん大きくなっていく(セカイ系では?)

28

9/2
『変身』フランツ・カフカ(青空文庫回)
9/9
『夜宵』柴村仁
9/16
『死なない生徒殺人事件』野﨑まど
9/23
『四人制姉妹百合物帳』石川博品

29

9/2 例会
『変身』フランツ・カフカ
平均 87点(最高点90点、最低点80点)
・作者が朗読するときに笑いながら読んでいたというのエピソードがあり、実は案外明るい作品?
・最初から理不尽、不条理で、グレゴールが死んでめでたしめでたしなのは救いがないというか何というか
・グレゴールは実際には鬱になったのではないかという説がある
・介護とかも状況が似ている
・社会で正常に生きていけなくなったらこう扱われるよね、を徹底して描いた露悪的な感じ
・読んだ気がしていたが思ったより長かったので読んだ気になっていただけかもしれない
・昔絵本で読んだが、原作は全然違って驚いた
・全く違う話ではあるものの、山月記と対比させると対照的で面白い
・「ある日突然虫になる」というありえないこと(フィクション)に対して他がリアルなのでグロテスクで鬱々としていて、そこが見事
・もっと明るくユーモラスなら他の作品も読んでみたいが作者の感性があれ(これを笑いながら読む)なので同じような感じなのかもしれず不安

30

9/30 例会
『六花の勇者』 山形石雄
平均91点(最高点100点、最低点77.6点)
・パッと見王道ファンタジーであるが、アリバイを聞いて、証拠を探して、各々の発言の中から矛盾や嘘を暴き出す過程は正にミステリ。
・ファンタジーとミステリの良いとこどり。犯人を追い詰めるところは正にミステリ。
・怪しいと判断された人物は即座に殺されそうになるのでとても緊迫感がある。
・個性的なキャラたちの掛け合いや心理戦が面白い。
・二転三転するストーリーは面白く、オチもとても続きが気になるものになっていた。
・解き明かしの場面も劇的で面白い。
・恋愛描写については賛否両論あった。
・敵が賢いのが良い。ファンタジーは敵が本格的に対策してくると一家に絶望感高まるので、それを乗り越える時のカタルシスが堪らない。

『赤い糸の呻き』 西澤保彦
平均点76点(最高点78点、最低点73.5点)
・濃いキャラクターや登場人物の過去と事件とのリンクなど色々詰め込んでいる短編なのに上手くまとまっている。
・特技がわざとらしいなどキャラクターの濃さがやりすぎなところもあった。
・このキャラクターの濃さが『念力密室』などの
『神麻嗣子の超能力事件簿』シリーズでは良い味を出していた。
・文章に出てくるご飯が美味しそうに感じた。
・推理物で食べ物を出して、殺人と絡ませて生と死の対比をさせるのが良かった。
・西澤保彦はSFミステリの印象が強かったので正統派があることを初めて知った。
・バカミスっぽいが、著者の文章の巧みさによりこれならバカミスじゃないというギリギリの線のミステリになっている。
・西澤保彦特有の世界がとても良い。
・森博嗣の作品を思い出させる描写もあった。

31

10/7
『ゼロの激震』安生正
『アステリズムに花束を』
10/14
例会 休み
10/21
『Iの悲劇』米澤穂信
『家守綺譚』梨木香歩

32

10/7 例会
『ゼロの激震』安生正
平均78点(最高点85点、最低点70点)
・背表紙に「このミス大賞」とあったためミステリ(犯人当ての要素のある)だと思い込んで買ったのだが、あまりミステリ要素はなかった。広義のミステリには当てはまるが、パニックサスペンスであった。
・目玉である噴火や地震の描写・説明の細やかさが特徴だと感じた。主要参考文献を見てもらえば、読者によりリアルに感じてもらうためにどれだけ作者が熱心だったかが伺える。
・実際に起こることはまずないが、どこか現実味を帯びた描写に引き込まれた人もいるかもしれない。
・後半の香月の行動が理解不能であり、深夜テンションに任せて衝動のままに無能アピールをしているとしか思えない行動であった。
・別方面からの主人公とも言える香月に露骨な無能さを晒させることはあまり意味のないことだと思った。モブにさせるべき行為だと思う。
・主人公たちが命をかけて噴火に挑む理由が希薄だと感じた。漠然とした国民のため、というよりは近しい人のための方が納得がいく。しかしこの点主人公は家族についても触れず、離婚もしているのでその理由が弱かった気がする。

『アステリズムに花束を』
平均点83点(最高点95点、最低点65点)
・全体的に百合要素がそこまで濃くなく、くどくないので気になる人も読めるし、百合が好きな人はもっと好きになれる万人受けする本になっている。
「キミノスケープ」宮澤伊織
・書くのが難しい二人称の語り口で綴られる異質な世界での話で、少し淡々としすぎている、一本調子感があるようも感じたが、街並みやその静寂感が逆に関係性を浮き彫りにさせるという対比がとても巧みで、実質セカイ系かもしれない。
・不在の百合を描こうとしているのが分かる作品。途中のメモ書きや砂浜の描写がきれい。
・この本が百合アンソロジーとされていることにより二人称であっても自然と百合を想像できる。
「四十九日恋文」森田季節
・設定は雑であるが書きたいことに的を絞っており、短い中でも読者に伝えたいことが明確に伝わる。
・ガラケーのレトロ感が良い。
・この世とあの世を繋がっている設定が好き。
・死んだ後の人の描写は作者の独自性が出ると個人的に思うので読んでいて楽しい。
「ピロウトーク」今井哲也
・今作唯一の漫画作品。さらっと語られる荒廃した世界で枕を探すJKが良い。
・最後のオチもこの本の物語に沿った笑いを誘うもので良い。
「幽世知能」草野原々
・関数百合の作品。難解な作品であり情報の多さとグロテクスさが特徴的である。
・小さなところから壮大な世界観が形作られていく。
「彼岸花」伴名練
・歴史改変SF×吸血鬼百合という好きな人は好きな要素を詰め込みまくった作品。
・戦前のエスもので、百合としても面白いし、所々に出てくるガジェットも面白い。
・伝奇的な設定の丁寧さに加えて言葉遣いもすごく美しいので隙がない。
・交換日記という体裁になっているのも上手く使われていて非常に良い。
・大正もの、帝都もの味を感じたり、スチームパンク感もある作品。
「月と怪物」南木義隆
・とても面白い発想から来ていて百合の幅広さを感じさせる。
・国という怪物を越えて2人が会う描写は美しい。
・2人が出会う描写にはザワッとさせられる。
・文章も、特に共感覚について、きれいな表現がなされている。
「海の双翼」木みわ/麦原遼
・理系的なアプローチの言語学的なSF作品。言語を3次元的な立体構成物として表現する装置とかの設定は確かに面白いが、意図的に読みづらくしてある文章があり、設定が今ひとつ分からないところがあった。
・最後の3人の関係はきれい。特に最初は翼などの独自の言語形態を求めながらも最終的には彼女自身を求めているところが。
「色のない緑」陸秋槎/稲村文吾訳
・近未来的な情報デバイスの設定や言語学的な話もとても面白く、それらによって動かされる人間の心情もとても丁寧に描かれているので百合としてもSFとしてもとても質が良い作品。
・話もしっかりとしていてまとまりが良く、ミステリ としても上質。
・最後の思い出を飲み干すという表現にそれまでの物語が集約してる感があってとてもきれい。
「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」小川一水
・スペースオペラ的にドンパチ漁業をするガチSFだが、軽快な語り口で巨乳美人と銀髪美少女が百合百合しているので読みやすい。
・正統派に正統派を重ねたような中で熱い物語をやってくれるのでTRIGGERである。
・最後にふさわしい弾みのある爽快感溢れる作品となっている。

33

10/21
『Iの悲劇』米澤穂信
『家守綺譚』梨木香歩
10/28
『ソラリス』スタニスワフ・レム
『82年生まれ、キム・ジヨン』チョ・ナムジュ

34

9/9 例会
『夜宵』柴村仁
平均79点(最高点80点、最低点77点)
・メディアワークス文庫から出ているのばかり読んでいたのでホラーテイストのものも書けることに驚いた
・幼い頃の甘酸っぱい恋が、市というシステムによって歪んでいく様子、言いようのない不気味さや人の悪意といったものが上手く描写されている
・続編を考えてか細かい部分がファンタジー成分で誤魔化されている感
・あらすじにミステリって書いてあって複数(2つの)視点で書かれているのでまあ叙述かな?となる
・話し手のペースが違うので飽きずに読める
・途中から市があまり関係ない話が多いので売買などの話がもうちょっと読みたかった

9/16 例会
『死なない生徒殺人事件』野﨑まど
平均83点(最高点85点、最低点80点)
・キャラクターの会話のテンポが良い
・以前「四角形と五角形の中間の図形」を塾の先生に聞いたところ三次元的なものになるだろうと言われた
・でも黒板に書かれていたし...
・こういうふわっとして設定が曖昧な雰囲気小道具をこの頃の野﨑まどはよく使う
・雰囲気が合ったらぜひメディアワークス文庫のこれを含む5冊を読んでから『2』を読んでほしい
・読みやすくて面白かった

9/23 例会
『四人制姉妹百合物帳』石川博品
平均85点(最高点100点、最低点75点)
・あまり人前では言えないような話が中心、でも上品
・これを拾った星海社は英断
・文章が上手い。話題が話題でも下品にならない絶妙なバランス感覚がある
・同じプロットを書いても他の人が書いたら下品なものになってしまうだろう
・評価に困る
・最後いい感じな風に終わるのが気に食わない
・それはいい話だったということなのでは?

35

10/28
『ソラリス』スタニスワフ・レム
『家守綺譚』梨木香歩
11/11
『82年生まれ、キム・ジヨン』チョ・ナムジュ
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼
11/18
『時空旅行者の砂時計』方丈貴恵

36

11/18
『時空旅行者の砂時計』方丈貴恵
『パノラマ島奇談(綺譚)』江戸川乱歩
11/25
『言の葉の庭』新海誠
『なめらかな世界と、その敵』伴名練

37

10/21
『Iの悲劇』米澤穂信
平均85点(最高点95点、最低点73点)
・米澤穂信なりのおふざけも入れつつ、相変わらずの技巧の高さにより描写される謎や自治体・公務員の現状・悩みは読者を本に引き込ませる。
・キャラ同士の会話やテンポが良く、読みやすい。
・地域復興プロジェクトの難しさを知ると同時にある種のやるせなさ・悲哀も湧いてくる。
・ミステリオタクの妄想通りにやっているところもあれば、コテコテには書かない話もあり楽しめた。
・10年単位で書いているとは思えないほどキャラや話が一貫していた。
・結末も良く、面白い。米澤穂信らしい終わり方。
・全体的にトリックがわかりやすく、キャラにリアリティがありすぎたかもしれない。

38

10/28
『家守綺譚』梨木香歩
平均点93点(最高点95点、最低点90点)
・不思議なことが自然に起きる世界観がいいと思った。
・不思議なことが起こることが自然でストーリーの中心にならない感じが良い。
・物語的盛り上がりはないが、話に落ちはつくし静かな雰囲気で読める。
・雰囲気が良く、1つの話も短くて読みやすい。
・植物に詳しくなくても雰囲気に溶け込んで読める。
・主人公と友人の関係性が良い。
・植物と意思疎通できるのが羨ましい。
・会話がで始まるのも儚げで美しい。
・全体を通して美しい綺麗な話。

『ソラリス』スタニスワフ・レム
平均点88点(最高点95点、最低点85点)
・異生命体とのファーストコンタクトの話。
・異生命体がしたことが人間にとっても意味あることではなく、平行線を辿る。
・意思疎通が可能な異生命体の否定が描かれている。
・意思疎通の不可が読みづらさを出している気がする。
・SFにしては文学的作品。
・未知なるものへの恐怖・畏怖の表現が印象的である。
・ラブロマンスを重視されるとそれは違うよねと確かに言いたくなる。ハリーとのコミュニケーションの描写は読んでいて面白いけれども。
・ハリーとの思い出は消えないところも印象的だった。

39

11/11
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼
平均点90点(最高点100点、最低点80点)
・「全てが伏線」の帯に偽りなしの名作。
・最後に集約されすぎてて全部読まなきゃわからない作品。
・読む前と読んだ後で180°印象が変わる。
・ロジックが良すぎて本当にすごい作品。
・発想が良い。超能力を使って謎解きというのを逆手にとっている。
・多重解決は良いと認識させられる。真実に至る道筋は1つじゃない。
・メインの推理が納得できなきゃいけない、
・爽快感・なるほど感はなかったかもしれない。

40

11/18
『パノラマ島奇談』江戸川乱歩
平均点81点(最高点90点、最低点75点)
・探偵小説というよりも乱歩っぽい幻想的な作品。
・クライマックスが最高。
・ガラス・鏡を見て幻想感を出すのが好みのようだ。
・唐突に終わる。絶対に島を破壊する意志を感じる。盛者必衰の理があるのかもしれない。
・人によって冗長と感じる部分が違かった。
・パノラマ島の描写が緻密で丁寧。やりすぎかもしれない。
・中途半端にリアリティと幻想感がある。
・主人公が作家で、小説作品で夢を叶えた島にいるというのが良い。

『時空旅行者の砂時計』方丈貴恵
平均点80点(最高点80点、最低点79点)
・タイムスリップする時がダイナミック。
・アルフレッド・ベスター要素が少ない。
・タイムパラドックスを使った推理が良い。
・SF要素は小さく舞台装置的だが、クリティカルに重要な場所で使われていて良い。
・条件が厳しすぎてSFを活かせない。
・SFとミステリがうまく融合している。しっかりフェアプレイしていた。
・終わり方がハッピーエンドで好き。
・とても面白かったので、次のSFミステリも楽しみ。

41
名前なし 2019/11/29 (金) 17:22:38 修正

12/2
『破壊された男』アルフレッド・ベスター
『金時計』ポール・アルテ
12/9
『何者』朝井リョウ
12/16
『何様』朝井リョウ

42

12/16
『何者』朝井リョウ
『時を壊した彼女 7月7日は7度ある』古野まほろ
12/23
『何様』朝井リョウ
『ぼぎわんが、来る』澤村伊智
1/6
『拳銃使いの娘』ジョーダン・ハーパー

43

1/6
『拳銃使いの娘』ジョーダン・ハーパー
『世界樹の棺』筒城灯士郎

44

11/25
後日記入

45

12/2
後日記入

46

12/16
『何者』朝井リョウ
平均点85点(最高点90点、最低点78点)
・高校の頃読んだ時は就活は怖いと無垢な心で感じ、今読むと価値観の対立がわかったりしてより怖く感じる。
・小説が出てから7年経つが比べてどのくらい変わっているのだろうか?
・叙述トリックには驚いた。叙述トリックを使ったミステリと言ってもいいのではないか。
・どの登場人物も痛く感じ、自分と重なる部分があり読んでいると複雑な気持ちになる。
・最初読んだ時はバッドエンドに見えたが、今は少し前に進んだハッピーエンドに見える。
・Twitterが怖くなる。
・登場人物の議論やそれぞれの描写が好き。
・主人公が嫌いで読み進めるのが辛かったが、最後まで読むと面白く感じる。

『時を壊した彼女 7月7日は7度ある』古野まほろ
平均点93点(最高点100点、最低点83点)
・本格ミステリとして見事、それでいてSFとしての質も青春小説としての質も高い。
・7つの異なるミステリが繰り広げられ、それらがすべて繋がって解決されるという無駄のない神業のような労作。
・謎の広がり方、伏線回収、解決の描写どれを取っても良かった。
・SFの設定も会話で解説しているのでテンポも良い。
・長いのにダレない、薄まらない、くどくない作品。
・ミステリとして面白い。しかしルール説明が長く最初はダレるかもしれない。
・同じ展開が続くかなと思ったところで大きな事件を起こすのでどんどん読み進めたくなる。
・派手な事件がしっかりと推理に組み込まれている無駄のなさがすごい。
・タイムスリップの理由がめちゃくちゃなのが少し残念。もっとすごい理由かと思ってた。
・ボーイミーツガール要素もあってどうなるか先が気になる作品だった。

47

12/23
『何様』朝井リョウ
平均点78点(最高点80点、最低点75点)
・『何者』ではわからなかった間を埋めてくれる良作。
・前回の主人公視点ではない視点が新鮮で面白い。
・光太郎が端月を振るのは嫌だが、端月の告白を受け入れたら少ない情報だけで会おうとする意志の強さを持つ光太郎らしさがなくなってしまうというジレンマがある。
・意識高い系カップルの成立の経緯として筋が通っていてよかった。なるほどと納得した。
・「逆算」はよくわからなかった。劣等感抱くほどのものか疑問に思った。
・1人の男子高校生が価値観の違いに気づく青春の一幕で良かった。彼女と共有しようとするところに青春を感じる。
・「むしゃくしゃしてやった、と言ってみたかった」は先がすごく気になるほど面白い作品だった。
・当たり前のこと当たり前にできるってすごいことだという認識は大切だと思うし、再認識させられた。
・「何様」は面白かったがもっと長い方が良い。登場人物の掘り下げが不十分でキャラの印象が掴めなかった。

『ぼぎわんが、来る』澤村伊智
平均点96点(最高点120点、最低点83点)
・妖怪が怖いのはもちろんだが、それを上手く使って人間の闇の怖さを最大限表現しているのが良かった。特に第1章、第2章の流れはすごい。夫の視点、気持ちをわかった上で奥さん視点に移るのは上手い。
・モラハラの化けの皮が剥がれるのは痛快。
・ただ悪い点ばかりを責めるのではなく「自分と娘を守ろうとしていた」点で旦那を評価している所は作者のフラットな目線に感心させられた。
・人間をよく見ているからこそできる作品だと思う。
・ぼぎわんの名前は怖くない。最初オカルトコメディかと思ってしまった。
・新幹線まで追ってくるところは恐怖を感じた。
・伝承を追っていって怪異の正体を推理していく怪異バトルものは面白い。推理過程がとても面白い。
・唐草は普通にキモい。野崎とは全然違うと思う。
・物語はスピード感があって良かった。読みやすい。
・子供が欲しい、欲しくないというのは難しい問題なので欲しいのが普通、前提みたいに語るのは多様性がないと思う。そこらへん考えさせられる作品。
・野崎と真琴のカップルがすごく好きになる。もっと活躍を見たいけど、こんな危ない目にはあって欲しくないというジレンマがある。

48

1/6
『世界樹の棺』筒城灯士郎
平均点91点(最高点95点、最低点88点)
・2つのパートが交互に語られる構成になっていて、そう繋がるかと驚いた。
・ミステリの解決がそのままSFファンタジーの伏線になっているのが良い。
・スケールが壮大で風呂敷を広げすぎていると思ったが杞憂で、上手くまとめているすごい作品。
・犯人側の話があってもよい構成だと思った。
・普通のSFミステリはミステリが主になるが、今回SFが主のSFミステリを読めて新鮮だった。普通のも面白いがSFの全く未知との遭遇の楽しみも良い。
・面白いSF設定である。最初に読者が考えそうなことを潰してから謎を出していくのは先が気になる要素となり良かった。
・推理がどのコップに何が入ってるかみたいなマジックのようになったのは少し残念。
・ただその点はストーリー全体を通して考えさせられる点になっている。

49

1/20
『拳銃使いの娘』ジョーダン・ハーパー
『屋根裏の散歩者』江戸川乱歩

50

1/27
『デッドライン』千葉雅也
『三体』劉慈欣
2/3
『ジャパンタウン』バリー・ランセット

51

1/27
『三体』劉 慈欣
・三部作の第一部。続編が気になる。(第二部は2020年発売予定)
・続編はこれ以上にスケールが大きくなるらしい。楽しみですね
・謎があって解決されるからミステリ
・これ以降はどんどんハードSFになっていくらしいですよ
・ヒューゴー賞をとったのが2015年。話題のわりに翻訳が遅い印象。(単に早川の宣伝が上手いのか?)
平均点:93点