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母国語と外国語

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俺の持ちネタの中で昔から超気になってるテーマを投稿させてもらうわ。
みんな日本語書くのそれなりに得意だと思うけど、今回は「喋る」ほうのお話。
ガキの頃に外国人の真似をしてイメージだけで英語っぽいデタラメな発声をしてみたりってことは「デュクシ」と同様に経験がある人はあると思うんだけど。
俺はその逆がどんなもんか知りたいんだよね。

要は日本語を知らない人がイメージだけで日本語を喋るとどんなふうになるのか。
ちなみにトピックタイトルは広く問題視できるようにしてるのでいくらでも分岐してくれて構わない。

扱う言葉によって思考にどれくらい影響を及ぼすのかも知りたい。
他国の言葉では表現できない日本の侘び寂びだったり、逆に日本語には置き換えられない外国の概念だったりもあるかも。

KANAME
作成: 2020/03/30 (月) 23:57:09
最終更新: 2022/01/16 (日) 07:40:18
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1
迦唯 2020/03/31 (火) 00:03:45

それは外人がよく使うガタゴトなんじゃないんですか?

2

え。何。
外国の地下鉄ではフレンドリーにみんな話すって?

3
迦唯 2020/03/31 (火) 00:07:17 >> 2

んん?w
ちょっと自分には理解が…

5
重力おにぎり(フィリバスター) 2020/04/02 (木) 12:56:19 f22ab@19bfa

ウチの小1の息子が最近頻繁に使う横文字

「レディー」

使い方がまた破天荒で何かイラついたときとかは

「俺のレディーをくらえ!」とパンチしてくる

あと気分がいい時もレディーをちょいちょい入れて喋っている

関係ないレディーに今の心情をしっかりと込められているので会話も不思議と成立してしまうのが彼の優れた部分だと思います

6
詠み人知らず 2020/04/03 (金) 05:44:08

言葉と思考やワビサビの関係については以前ちょっと触れたので承前&割愛させてもらうとして
例えば英語と日本語だと、そもそも発音時に使う筋肉や呼吸法からして異なってたりする。
tomatoのことを「トマト」ではなく「トゥメィトゥ」って発音してみると、舌の使い方にかなり違いがあることを理解できるはず。
そこにはいわば弦楽器と打楽器くらいの違いがあるわけで、そうすると出る音も当然違ってくる。
日本語(50音)の母音の使い方はマジで打楽器的だと思う

「ポテト」しか知らない人が「英語っぽい音を出そう!」としたとき
トゥメィトゥを参考にすれば自然と「ポティトゥ」に近付けたりもする。
それぞれの言語ごとに、しっくりくるそれっぽい舌(あるいは筋肉)の使い方があるわけです。
もしくは「ありがとうございます」を英語話者っぽく言おうとする場合
「アルィガトゥゴダァイマァス」みたいになると思うんだけど
こういうのってつまり、打楽器用の楽譜を弦楽器で演奏するような感じなんだと思う。

英語話者が話すときによく使う筋肉を似たような要領で動かせば
(ついでに、英語で頻出する母音を多めに融合させれば)
英語っぽい似非単語を創造できるし、巻き舌とか使えばスペイン語っぽくなるはず。

逆もまた然り・・・なんだけど
日本語の性質的に、話すとき舌の動きにあんまり特徴がないので
「日本語を知らない人がイメージだけで日本語を喋る」については、日本語っぽい!ってなりづらいんだと思うよ。
しいて言うなら、重母音などを使わずに50音だけで表現できる発音の言葉であれば日本語っぽくなるとは思う。

以下参考までにドウゾ


「デュクシ!」は英語のオノマトペ的に言いかえると、smack!とかzap!とかが該当するんだろうけど
毛色が違い過ぎてビビル
感じとる臨場感もリアリティの性質もぜんぜん違うんだろうナァ

7
KANAME 2020/05/07 (木) 04:03:32

>> 5

かわいいじゃん。
子供の急速的な言語会得能力ってほんとすげーと思うけど、心情の有無がどこに作用するかって言ったらたぶん鼓膜だよね。
音として認識したときの「感じ」で伝わるというか。
たとえば音楽に置き換えると、必ずしもカラオケで高得点出せる奴がアーティストとして成立するのかって問題がある。
プロの歌手でも若干音痴だけど他にはない味があったり、独特な歌い方をして人気になるアーティストがほとんどだと思うんよね。
有り体に言えば「個性」なんだけど。

もっと言えば、海外のアーティストで何言ってるかわからなくてもアガれるってのが音楽のすごいところで。
逆に日本人の音楽が、日本語の歌詞のまま海外にウケるってことほぼないよね。

Lick-Gインタビュー「日本人はヒップホップがボーダレスだと気づいてない」(前編)

この記事にも書いてあるように聴き心地の良さ(心情を込めたもの)って万国共通な気さえしている。
最近だと女王蜂ってアーティストがレコーディングスタジオで歌ってる動画がすごくて。
これは海外でも話題になってるみたい。

正直あんまりこのアーティスト知らないしライブも行ったことなかったし、サブカル系のバンドかな〜くらいの認識でしかなかったんだけど、俺はこれ聴いて衝撃を受けたし、今までの認識を改めさせられた。

8
KANAME 2020/05/07 (木) 04:22:27

>> 6

マルチリンガルの人は、話せる言語の種類と同じ数の人格を持つ多重人格者だということが社会言語学的に判明してたりもするしな
例えば「侘び寂び」なんてのは日本特有の概念で、英語にはそれに該当する言葉が存在していない
英語で書き表すならsimple and emotionalとかになるんだろうけど「感情的な質素さ」と言われてワビサビのイメージを想起することは、けっこう無理がある
英語話者が「真の侘び寂び(Wabisabiではない)」を概念レベルで理解するためには日本語を習得するしかないのかもしれないし、われわれ日本人がangerとfuryとrageの違いに戸惑うのに似ているかもしれない

そんな研究結果があるとは知らなんだ。
そういう意味じゃたとえばクソ難しい哲学書とか翻訳の過程で結構な誤解が孕んでそうだね。
そして誤解されたものが日本語として理解するときにまた誤解を生んじゃったりってのもあるあるかな。

スペイン語特有の巻き舌と言えば、うどんとかラーメンとか外国人は上手にすすれなかったりするみたいね。
そういう食べ方をする食べ物がそもそもないってのと、文化的にヌードルハラスメントだって見方もされるみたい。
たとえばパスタとかもフォークに絡ませて口の中まで運ぶのがテーブルマナーだから、同じ麺でもすすらないと。

動画拝見したけど、日本語をある程度理解してる外国人の日本語って、純粋にわからない状態の日本語っぽいものにはならないと思うんだよ。
たとえばこの動画が俺の疑問にはピッタリ。
 

これは外国人の女性が、母国語以外の言葉をそれっぽく喋る動画。
紹介されてた記事によると、アフリカ語(?)、ヘブライ語、スコットランド語、アイルランド英語、ル・ジャーマン(フレンチ風ドイツ語?)などがあるらしい。
日本語は1:00から。