一見すると、トピックの趣旨に反して頭ごなしに暴言を吐き捨てるステレオタイプの言行も、この場においては実はすごく評価できる。
褒めることそのものへの印象として、「キモい」という感覚が纏わりついているのではないか、という視点からの問題提起は卓見っすね。
仮に想定できていたとしても、その否定的な考えをここではっきりと述べることのリスク(場違いで滑ってしまう可能性)を踏んで、相手を否定し、我を通さんとする一貫した態度が結果的にこのトピックでの「褒め喧嘩」に価値を与え、存在意義を帯びるという、「相手に褒めやすくするための土台まで作り上げてしまう」というところが言葉のベンダーとして優秀と言わざるを得ない。
しかも、注意深く読んでいると、「理想郷があるのは、数々の色あせた歴史があったから」と、過去の遺物をしっかり褒め称えているところがかなりポイント高い。
そして何より、「褒めるのはキモい」という考え方をKANAMEがこのトピックに則って肯定することで自滅させるという布石まで打っている。
これが俺のなごむへの評価だけど、いち武将である俺のお前への見解は「キモい」か?
相手を肯定し、より良い結論を出すこと。
言葉の活かし合いをすること。
「情けは人の為ならず」とはよく言ったものだけど、それが結果的に人との関わり合いの中で自分に英知を与えてくれることもたくさんある。
事実として「優れている」と感じたものに対して、適切な評価を下すのは当然だ。
じゃなきゃ商品レビューは意味を持たない。
喧嘩ってのは相手がいてはじめて成り立つ。
相手のレベルに応じて自分の良さを引き出すことができるということもあるだろう。
ただそれを言語化すると「キモい」に直結するかどうかは表現の問題だと思う。
今回の試みは、そういう観点から無理難題を押し付けている自覚はある。
もしかしたらレスが一つもつかないのではないか、とも思った。
そんな中で、>> 3にしても文章量を減らして極力「無難な褒め方」になるような雛形のコメントを残したくれただけでも価値があるし、何より「これが簡単にできないレベルなら自由な掲示板におけるコミュニケーションの多様性に未来はない」とすら思ってるんだよね。
自由ってことは暴言なども容認されているわけだけど、そこに甘んじてクソばかり量産するのって実際どうよ。
人間あるあるのトピックではグローバル便器の話をしたけど、あれは端的に言ってしまえば、よりメタ的でわかりやすい常識の前では喧嘩師の捏ねる屁理屈や批判などどうしようもなく無力ってことが言いたかったわけだ。
こういう話をすると決まって「別に常識的なやりとりを求めてるわけでもないからそういう人はまともな議論だけしてればいいんじゃないの」と言ってくる人がいるんだけど、そもそも「議論」と「喧嘩」を区別するのって自分でどこにでも通じるような適切なアウトプットができない奴の言い訳としか思ってないんだよね。
「こいつはただ相手を非難したいだけのしょうもない奴。それを否定したいがためのくだらないロジックをこしらえて迷惑行為を続けるか開き直るだけのバカ」という評価を与えられてきちんと対応できてる人を俺は見たことがない。
つまりなごむの言葉を借りれば、結局のところ我を通せてないと言える。
ここでは他に形容できる言葉がないから「喧嘩」としてるけど、おふざけやジョーク、理に適った罵倒なんてのを取り入れたコミュニケーションが常識(あるいは特定の人物の価値観)に通用するレベルで喧嘩できないの?ってことなんだよね。
自分に都合のいい土俵でないと勝負できない、クソしても無条件で正当化される文化に甘んじてる人はそこから一歩外に出ちゃえばただのポンコツとしか扱われないってこともあるだろう。
「言語の機能を社会的・公共的な規則に還元したり、それに準ずるものの中で収めようとする立場」と書くのは簡単だが、果たしてそれを実際喧嘩的に表現できる人がどれだけいるんだろうってことよ。
ずーっとそこから逃げてる分際で「喧嘩師」ってなんやねん、的な?
ここをクリアしないとこの文化の進展はないってのが最近の俺の喧嘩観かな。
>> 5
わたしがキモいと言ったのは、かなめさんに対してではなくて、その考え方に対してです
たしかに、あなたの言うとおり、言語の機能を社会的・公共的な規則に還元したり、それに準ずるものの中で収めようとすることは理想かもしれません
しかし、その結果、元来この界隈が大切にしてきたアングラな雰囲気が薄れてしまいませんか?
たとえば、ここのシンボル。
白いうさぎさんなんて、どこがアングラなんですか?
むしろ、アンチテーゼな気さえします
武将が、戦場の中で、褒めあって作ってきた歴史なんて見たくないじゃないですか
殺伐のなかを生きてきたからこそ、うつくしいんじゃないですか
わたしは、そんな書物のなかの喧嘩が好きなんです
つまり、リスペクトです
でも、この文化を、その中に、どう残していくかという難題に立ち向かうのが、喧嘩師の究極の命題だとも思います
まるで、江戸時代の侍のように--
>> 34
これはどこに行ったんですか?
失礼ですけど、わたしには、あなたが、ほんとうにそう思ってやってるようには見えないんですよね…
なぜその下を無視する。
逆も然りでしょう。
この「逆」というのは、事実として「優れていない」と感じたものに率直な意見を出すということだよ。
俺はこのトピックで無理矢理相手を肯定しろなどと要請した覚えはない。
よい結論を出すためには、否定することも同じくらい重要だと考えてるよ。
ただ俗に言う「喧嘩師」は、あまりに後者に偏ってるイメージ(あたりまえなんだが)だから、あえて「褒める」という補助輪をつけさせてもらったにすぎない。
結局なごむが何を言いたいのかいまいちわからないんだが?
古い文化も時代に合わせて取り入れたらいいじゃないですか、と言われても、取り入れたい奴は取り入れたらいいのでは?としか思えんぞ。
ただ、古い文化にも質が「良いもの」と「悪いもの」があるとは考えてるよ。
お前の判断がどこまで細分化されているのか、または何もされてないのか、それは知らんが、俺の中で結論は出てるぞ。
何か腑に落ちないことがあるなら言えばいい。
お前の疑問には一通り回答を示したはずだが、何かわからないことでもあるのか?
>> 36
わたしは、ただ、あなたが、コミュニケーションの多様性・自由という正論で、既存の喧嘩を潰していることを危惧してるんですよ
活かし合いに収束すれば、潰し合いは批判の対象になる
そうやって喧嘩界隈はやり方を一新してきた過去を持つと思うんです
でも、それって、けっきょく、潰し合いが死んでいくことにほかならないじゃないですか?
今、センパイが、かつてのやり方を使わないのは、「飽きた」ということ以外に、キモいと思っているからではないですか?
…わたしは、過去のいいところもわるいところもすべて受けいれたい
そうやって変わる方法もあるんじゃないかって思うんです
それだけなんです
なごむは本当に話が早くて助かるよ。
これが俺のしたかった喧嘩のひとつだけど、潰される程度ならそれまでじゃない?
ちょうどモノホンのセンパイもやってきたことだし、お手並み拝見って感じ。
過去のいいところもわるいところも含めてやればいいじゃん?
やれるもんならやってみな?ってのがこのトピックの本質的な趣旨ですけれども。
>> 41
それが、多様性の抱えるジレンマです
今日、サムライが世の中に存在していないように、いずれは既存の喧嘩というのも消えていくでしょう
でも、本当に多様性を掲げるなら、サムライだって生きる方法を考えるべきじゃないですか
わたしは、その、別の変わる方法を、かなめさんといっしょに見つけていきたいと思ったんです
ところが、センパイは、「勝手にしろ」と、なげやりな態度を見せた
だから、にげたと言ったんです
だって、それこそ既存の喧嘩の否定じゃないですか?
いいところもわるいところもぜんぶ、活かせる方法ってないんです?
活かし合いがしたいんです!
それをジレンマだと思うのは古き良き喧嘩観と今ここで行われているようなやりとりを両立させることができない人だけだよw
お前らの存在も十分「既存の喧嘩」とやらを殺してるけどな?
どこのトピックかは言わないが対応の仕方に声出して笑ったわw
「ぜんぶ」活かすことだけが「変わる方法」とも限らないけど、その足の掬い方は褒められたもんじゃないねw
一緒に見つけるどころか一方的に教えを乞う形になっているのは気のせいかな…。
もちろん建設的にこの議論を深化させることはできるけど、そんなことは自己解決させたうえでレスをするのがこのトピックで求められていることなのではないでしょうかw
>> 43
わたしの導き出そうとする答えは、かなめさんの足跡のようなモノだと思います
でも、おつむが弱いなりに、がんばってるんですよ…?
それを、足をすくうなんて、あんまりじゃないですか…
実はこのトピックに影響を受けて「あんまりじゃないか」と思っているのは、他所の掲示板にいるおじさんや、Twitterでマウントの取り合いをしている青年だったりするわけなんだけれどもw
反発して自己正当化に走る者、萎えてネット上での喧嘩をやめる者などなど。
すごくおもしろい現象起きてたりするんだなこれが。
既存の喧嘩に喧嘩を売るという行為はまさしく彼らのような喧嘩師の存在否定に繋がる。
しかしなごむがやろうとしていることは、ある意味俺の足跡より前にある獣道じゃん。
KANAMEのスタイルは素に近いから大した摩擦は生じないけど、普段からキャラ作りありきで文字を入力してる奴にとったら窮屈で仕方ないだろうね。
どこかのうさぎさんじゃないけど。
>> 45
たしかに、喧嘩師の存在を否定しているかもしれない
でも、わたしの本心は、全肯定です
私がどれだけ頑張っても、学者や芸能人には勝てない
こんなことは、あたり前です
つまり、わたしたちがすべきなのは、わたしも私である理由を考えることだと思います
そして、胸に手を当てて考える機会を狂 えてくれたセンパイ に、敬意を表して、この言葉を遺します
「最ッ低!」
というわけで一番褒められるべきなのは黒うさぎでした。
変えるだの変えないだのそれ自体の議論が実に不毛であり暇人という皮肉をたった一言にすべて込めてしまったのだから。