鹿野苑
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2024/03/31 (日) 15:18:21
最初期の禅宗は、いわばありのままの迷える自己を、坐禅という行によって克服し、もともとあった仏としての自己を回復する、という禅でした。
その意味ではたしかに「坐禅・内観の法を修めて、人間の心の本性をさとろうとする宗派」だった、といっていいでしょう。
(禅思想史講義』小川隆 より)
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