卒論研究発表会と2年間のゼミナール活動お疲れ様でした!約1年前に先輩方の発表会を拝見したときに自分はこんな完成度の高い論文を完成させ発表することができるだろうかと大きな不安を感じたときから、1年経って自分の番が来て、完成度は低かったですが、何とか最後まで卒論を書き終えることができたことにひとまず今は安心しています。
まず、私がこのゼミを希望したのは、映画を見るのが好きだったことと末廣先生の講義での映画の解説を聞いて面白いと感じたからです。しかし、いざゼミに入ってみると、鋭い視点と幅広い知識を持って独創的な視点で分析をするメンバーばかりで、自分と周りとのレべルの差に深く落ち込みました。ただ、そんなレベルの高いメンバーに囲まれて学んでいくことで、多くの刺激を受け自分も追いつけるよう頑張ろうと励むことができました。そして、今ではこのゼミに入った当初よりも少しは自分を成長させることができたのかなと思います。私はゼミに入った当初、洋画を見る機会がほとんどなく、作品を分析しながら見るということもあまりありませんでした。しかし、このゼミに入ったことで英米映画の奥深さに触れ、分析する楽しさを知り、自分で論理的に考えてそれを書き起こすことを繰り返し行ったことで、洋画にも興味を持って見るようになったり、自分が見ている作品について様々な考えを巡らせ分析しながら見るようになって、作品を見るのがより楽しくなりました。
講義以外の面では、まずとても個性豊かで面白いメンバーに囲まれたおかげで楽しい2年間を送ることができました。3年のときはほとんどオンラインだったことであまり深く交流はできていませんでしたが、4年の夏合宿でしっかりと対面で3日間過ごして皆と夜集まったり、バーベキューなどで色々話す機会ができ、今まで知らなかったメンバーの意外な一面も知ることができ、とても楽しい夏合宿でした。また、皆で対面で飲み会をしたときも皆のすきなものや深い話を沢山聞けて、それらのイベントなどを通して皆と少しずつでも交流を持てて本当に良かったです。
そして、卒論研究についての話に戻りますが、私はLGBTQのジャンルから『リリーのすべて』を選びましたが、アイナーとゲルダそれぞれの視点があるから一つのテーマにして書くのが難しいと先生が言っていた通り、私はとても苦しみながら執筆していました。途中で作品を変えようか迷いながら時間が過ぎてしまい、この作品で書くしかないと覚悟を決めて執筆したはいいものの結果的には論文全体のまとまりがなく非常に完成度が低いものとなってしまったこと、深く反省しています。
さらに、全体の反省点として、私はリーダーとして立候補したのにもかかわらず、リーダーらしいことをほとんど何もできておらず、がんちゃんや蘭丸に頼ってしまう部分が多かったことも深く反省とともに後悔しています。元々優柔不断で内向的な部分があるため、なかなか自分から積極的に行動することができず、メンバー同士の交流の場の提供や卒論研究の話し合いの場の提供などリーダーが率先してするべき箇所が疎かになってしまい、最終的に先生にゼミが崩壊した年とほぼ同じ状況と言わせてしまったのはリーダーである私に一因があると思い本当に深く反省しています。
長くなりましたが、最後にこんなに要領が悪くてできそこないな私に懇切丁寧にご教授してくださった末廣先生、2年間本当にありがとうございました。そして、本当に個性豊かで面白くてレベルの高い皆と2年間同じゼミメンバーとして活動できた時間は本当に刺激があって楽しく有意義な時間でした。楽しいことも苦しいこともあった2年間でしたが、このゼミで学んだことや反省したことを活かして、これから何事も積極的に行動していきたいと思います。2年間、本当にありがとうございました!