ピュグマリオーン掲示板

2年間最後のゼミ掲示板の書き込み / 3

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 卒業研究発表会、2年間のゼミナールお疲れさまでした!まず、自分が至らなかったせいで、メンバーの皆さん、そして末廣先生に多大なご迷惑をかけてしまったことをお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。このゼミナールに所属したことで、文章の構成法、論理的な思考法、映画の分析法を身に着けることができました。先生、今までご指導してくださり、本当にありがとうございました。この2年間は、特に卒論執筆の1年間は、本当に大変でしたが、今となってはあっという間に感じており、ノスタルジックな気持ちでいっぱいです。今回で掲示板も最後ということなので、烏滸がましくはありますが、自分も皆さんに倣って、誰得なおじさん回想をしていきたいと思います。
 まず思いつくのは、やはりゼミに入ったばかりの頃の事です。課題の量、その内容、先生からの厳しい提出物への講評など、今までに味わったことのないような厳しさがそこにはありました。しかし、それだけでなく、皆さんとの仲をうまく築けなかったことは、それ以上の厳しさを感じていました。女性の皆さんとはもちろん話せない、そして男子とも打ち解けられ、とうとう「ミステリアス」と言われてしまいます。ありがたいことに、一年の頃から多分親友だと思って優しく接してくれたえいちゃんがいてくれたおかげで、ぼっちこそ成りませんでしたが、オンライン・コンパといった懇談会の話が持ち上がるたびに、震えていました。しかし、今では、「みんなが優しく輪に入れようとしてくれているのに、どうして自分は壁なんか作っていたんだろう。それよりも、あの時もっと、自分から話しかけていたら・・・」と深く後悔しています。最悪なデビューを果たし、長らくこの状態を維持することにはなりますが、しかし、このままでは終わりませんでした。
 分岐点はやはり、夏合宿だと思っています。夏合宿で、みんなの仲や団結力が爆発したのではないでしょうか。夕食では、メンバーの皆さんだけでなく、先生とも、たくさんお話することができ、いろいろ大盛り上がりしましたね。発表が終わると、夜はいろんなゲームもみんなでしましたね。人狼では、メンタリストChiBaに、徹底的に追い込まれ、ChiBa「次にお前は『違う!俺は人狼じゃない!』という!」自分「違う!俺は人狼じゃない!はッ!」とどこぞの少年漫画の2部みたいになり、泣きそうになりました。トランプや頭の体操ゲームでは、もれなく全敗を喫し、追い打ちをかけるように汚い言葉をあやに浴びせられ、息ができなくなるくらいショックで死にそうになりました。これ以外にも、メンバーの皆さんに名前や年齢をいじられまくったわけですが、高校生に戻ったのではないかと錯覚するぐらい、本当に楽しく、幸せを感じていました。ゆきのとのざこうがいれば、もっと楽しくなっていたことを思えば本当に残念でなりませんが、最高の思い出になりました。
 さて、肝心の卒論も、本論書き出しokまであと少しと先生から評価もいただき、夏合宿を最高の形で終えることができ、いざ卒論執筆へとこのまま進むわけですが、またここもターニング・ポイントとなります。3年の最後には、先輩の素晴らしい発表に感動した自分は、自分も先輩のように有終の美を飾って、北島康介みたいに「なんもいえねぇ」とうれしさで涙を一杯にしたいと意気込み、本気で頑張ることを決意したわけですが、しかし、最終的には涙は流しても、野々村議員みたいになってしまいました。「来週までには完成させる」と言っておきながら、未完成の物を個人相談に持ってきたり、卒業論文提出では、添削にて先生がおっしゃっていた改善点をろくに改善せずに提出したりと、結局口弁慶のままで最後を迎えてしまいました。問題は自分だけに収まらず、自分のこうした怠慢な態度がメンバーの士気を下げ、いままでにもらった恩をあだで返す形になってしまいました。困っているメンバーがいれば、たとえ自分が困難に直面していたとしても、それを助けるべきだったと後悔しています。もし、切磋琢磨の良き関係性を築けていたら、今年は「末廣ゼミにならなかったゼミ」にはならなかったと、深く反省しています。
 最後とはなりますが、ここではふつう、自分の卒論で扱った作品と関連付けながら、終わりを迎えていくべきなのかもしれませんが、ろくな成績が収められなかった僕の場合、それは末廣先生、ならびにライト監督に失礼で気が引けるので、代わりの言葉で締めくくらせていただこうと思います。自分は、元WBA世界ライト級王者の畑山隆則選手が、「平成のKOキング」と呼ばれた坂本博之選手との試合前に言い放った(その後、畑山選手は見事勝利を収める)名言「彼はパンチがあるんですよ。僕はパンチがないんですよ。だから僕が勝てるんですよ。」を胸に、謙虚でいながらも貪欲で、そして有言実行できる人間になっていきたいと思います。人生どこまで続くかはわかりませんが、なんとか必死に生きていこうと思います。改めまして、末廣先生、メンバーの皆さん、この2年間本当にありがとうございました!素晴らしい皆さんと共に学べたことは一生の宝物です。もしよろしければ、これからもよろしくお願いします!

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