ピュグマリオーン掲示板

2年間最後のゼミ掲示板の書き込み / 2

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Iagomickey 2023/01/18 (水) 15:08:28

 ちーばちゃんの書き込みを代理で投稿しておきます。

 卒業研究発表会および2年間のゼミナールほんとうにお疲れさまでした!1年前の今頃は先輩方の卒業研究発表会をZOOMで見て、「1年後には自分も卒論書いてるのか~」とちゃんと論文を執筆できている未来が想像できていなかったので、ひとまず完成&発表会を無事終了できてよかったです。2日目に、めずらしくももちゃんがいないときは、「え!?勝ち逃げ!?」と驚きましたが、Wi-Fiの不具合ということで逆に安心しました^^ ポケットWi-Fiを貸してくれる住民さんエピもすてきでした。
 さて、そんなももちゃんが掲示板一人目にしてたくさんの暴露や葛藤などを吐露してくれているので、私もなにか打ち明けないといけないのかなあとビクビクしながらこの掲示板を書いています。

 ここから、イタい人がしがちだという自分語りというものを、私もしてみようと思います。
 はじめに末廣ゼミナールに所属を決めたのは、大学生活で何か達成したと思えることを経験したかったからです。そもそも、大学進学にあたり入学前から目標にしていたのは、留学に行って語学力や異文化に触れ自分の人間力を高めることでした。しかし、コロナ禍で私のすべてと言っていいほどの意欲や計画は白紙になり、かなり失望しました。皆さんご存じがわかりませんが、私は負けず嫌いで泣くなんてださいことやってらんねえ!!みたいな謎のヤンキー?ギャル?マインドを宿している(らしい)のであまり泣かないのですが、留学に行けないとわかったときは、自分でも不思議な泣き方をしました。そのときはほんとうにメンタルにきていたのか、本屋の海外ツアーガイドを見るだけでもこみあげてくるものがあったくらいです。このこともあって、留学がダメならゼミで何か成果をあげたいと思いました。ガチゼミと聞いていましたが、むしろやってやるよ?とまたまた謎の気合によって第1志望で末廣ゼミナールを志望しました。
 端的に言うと、私は末廣ゼミナールに所属してよかったと感じています。そう感じるのには大きく2つあります。1つ目は本を読んだり映画を観たりしたときに、(悔しいことに)これまでよりも作り手が作品に込めた含意や細かな工夫に気がつけるようになったこと、2つ目はほかのゼミと比べて「本気でゼミ活動をやってやる」と熱量の高い魅力あるみんなと出会えたことです。2つ目に関しては対面での活動、とくに最初で最後の夏合宿で痛感しました。夏合宿を通して思ったことは、みんなきっと、根にある才能や努力できる器量を「隠し持っている」人だということです。また、末廣ゼミナールに集まっただけあってウィットに富んだ人が多く、何気ない会話が(もしかしたら卒論よりも)優れていました。みんなの良さを知るのが4年前期を終えた夏だったのがとても悔やまれます。またゆきのとのざこうが参加できなかったこともとても残念でした。。
 夏合宿を終えてからの数か月はほんとうにあっという間でした。独自の視点で書こうと思うと、計画的に書くのはなかなか至難の業です。そのため、思いついたときに寝るのも惜しんでガッと執筆に集中するスタイルが定着していました。その恩恵なのか弊害なのか、ワールドカップをカタール時間で観戦するのも苦ではないくらいに生活サイクルを乱していました。やるからにはなにかしら賞を狙っていこうと考え執筆していましたが結果はとくになにもなく、MVPのももちゃん1名で幕を閉じたことにまず驚き、先生のZOOMの退出スピードがとても早かったことにも驚きました。みんなきっと何かしら抱えながら自分なりに頑張ったのかなと思える人もいたりいなかったりしましたが、先生の求めるレヴェルにはももちゃんのほかに存在しないことを象徴する退出スピードでした。
 私が卒論執筆にあたり、「妥協をしないこと」のほかに目標として掲げていたことがもう一つあります。それは「読み物としておもしろいこと」です。アカデミックなことばかり書いても面白くないし、なんといっても自分のモチヴェーションの維持が困難になるのを避けるためにも、エンタメ性を意識していました。プレゼン後の講評の際に、先生が「論文を読んでいて楽しい」とおっしゃってくれたときは、自分がやりたかったことが少しでも読者に伝わったかもしれないと思いました。この一言のおかげで賞を何も獲れはしませんでしたが、少し認めていただけたような錯覚を覚えました。しかし、先生に(もしかしたら)期待していただいた分を、結果として示すことができなかったことはとても悔やまれます。期待に副うことができず申し訳ありません。

 長々と、文章になっていないような手記らしいものを書いてきてしまいましたが、この辺りで終わろうと思います。
 最後に、私は卒業論文で『クルエラ』を題材にスウィンギング・ロンドンの文化を調べたりクルエラの強さを目に焼き付ける程繰り返し見たりすることができたこと、(執筆の辛さありましたが)とても楽しかったです!これからはクルエラのように強い女性として生きていけるよう精進していく所存です。
 末廣先生をはじめ、個性豊かなゼミメンバーの皆様、2年間ありがとうございました(^-^)またどこかで集まれたらいいですね^^…

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