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5月9日第5回ゼミに対するリスポンス / 6

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 第5回ゼミナールお疲れ様でした。今回は、アニメーション作品を題材にしたMVP論文についての講義で、アニメ好きの自分としては、なぜアニメーション作品の分析が難しいのか、どのように分析すべきかを知ることができたので、とても有意義な時間でした。アニメは実写と比べて、背景や人物の表情、台詞が記号的になりやすく、表面的で解釈の幅が少なくなりやすいことに気づかされました。逆にそこをクリアしているかどうかで、良いアニメかどうか判断できると思うので、とても参考になりました。また、日本と海外のアニメーション作品の違いも学びました。日本のアニメは、海外の作品と比べて、ジブリなら宮崎駿、エヴァなら庵野秀明、ガンダムなら富野由悠季のように、作品における監督のアイデンティティが強く組み込まれていると思います。日本や海外、アニメや実写に限らず、作品の内容だけでなく、その裏側にあるものもしっかりと調べることが重要であると再認識しました。また、作品における重要なトピックやキーワードのなかからどれを言及し、どれを言及しないかを判断することの難しさを知ることができました。自分が研究する予定の『メッセージ』は、それがとくに難しいと思うので、頑張りたいです。

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