第4回目のゼミナールお疲れ様でした。
荻原由夏奈先輩の論文を読み、ティ・チャラとキルモンガーの対立構造や共通点が明らかで、特にキルモンガーは一言で悪役と言うことのできない、過去や現在のアフリカ系アメリカ人差別が残ることで、映画と現実世界が一致しており、非常にわかりやすかったです。映画の撮影方法から、ストーリー性、絵画や他の物語の引用など、一貫していて、各章が簡潔でありながら、読み応えがありました。私は批判点が思いつかず、納得されせられるばかりになっていたのですが、ゆりの発表を聞き、『ハムレット』の引用部分や時代錯誤の点など鋭く言及されていて、資料の完成度の高さに驚きました。知らなかった歴史的背景や耳慣れない言葉の説明を読んで納得したままにせずに、もう一度自分でも詳細をしっかり調べなければと思いました。先輩方の一貫してブレることのない真似すべき論文を読み込んでいきます。
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