個人的には否かな、山月記や人虎伝の李徴の人物像からかなり離れている印象。あと黒幕がいるとはいえ、やはり一般の人を巻き込んでというのが悪印象。
むしろ一般の人を巻き込んでる「描写」をしてる所が好印象だったな。今までのだって巻き込んでいる事はあるし、主人公一行目線からすると元凶をどうにかしないといけないから描写する余裕が無かったんだろうけど、今回はリチョウっていうキャラに焦点を当てた話の性質上、元凶への対処だけでなくその周りの「巻き込まれた人達の不満」と「巻き込まれた人達への対応」が描かれていたってのが良かった
放サモのリチョウ、山月記の李徴の人物描写に沿ってるような気がしたけどな(妻子云々の部分は意図的にオミットしてると思うが)。不勉強で人虎伝は概要しか知らないが、「山月記の李徴」の人物描写は作者中島敦の創作で、人虎伝では李徴の内面描写などほぼないような理解だったが違ったかな。
まさしく意図的にオミットされた部分がそぐわないって感じた。転光生は学校に所属しないといけなくとも、それこそ教師サイド(このシナリオならサナトの立ち位置や劇での主役をやるシーンががらりと変わるだろうが、文化祭実行委員会顧問みたいなポジ)や、チェルノみたいな「テメー高1かよ」にもう少し落ち着いた雰囲気でもよかったのに。自尊心と羞恥心のくだりで精神的な未成熟はあるんだろうけれども、それとはちょっと違うような「幼さ」を感じてしまった、うまく言語化できないが、本当に「高校生らしい」イメージ。元人間だから、リチョウの場合「実年齢と学年が一致するとは限らない」が適用されないし。
あとはビジュアルだな。これはロスさんと飛波さんとLWの好みなんだろうけれど。転光する瞬間が描かれて、その立ち絵でもデブってたから、東京で肥えたわけではないことになるが。山月記だと虎になる前は「容貌も峭刻となり、肉落ち骨秀で、眼光のみ徒に炯々と」とあって。虎になったときに「身体中に力が充ち満ちたような感じ」とあるから、それでデブったと解釈できなくもないが……「自尊心を飼いふとらせる」も山月記のフレーズにあるし…… 人虎伝ではことごとく喰らったとあるから、無くはないけども。少し違和感を覚えた。(まぁそもそも四足歩行じゃない時点で原典からずれてはいるが)
元人間なら適用されないなんて設定出てたっけ?既にいる元人間が牢屋住みマガンと事務所住みノーマッドだからわからん
言葉が悪かった、適用されないと明言された訳じゃないけど、人間と寿命や肉体的精神的成熟度が異なるから、年齢などの概念が異なるみたいな話はあったが、裏を返して寿命だとか現地人の人間と近いなら……という意味合い。
「拮抗の例外処理?」のテキストからして、転光生が元の世界の人物そのままなのか怪しいと思うんだよなぁ。十分な記憶量さえ確保できてれば召還されるから、多少肉体や精神がネジ曲がって子供らしくなることもあるかもしれん。メタ的にいうなら学園ものにするための改変だしある程度仕方ないと割り切った。体格はまあ、作風
ホウライとかワノクニが歴史でも現実を元にした創作でもなく異世界だしなぁ。リチョウの転光の回想でも、袁傪を慮って自分の姿を晒すって場面無く転光したみたいだし、李徴と性格境遇は同じだけど、より幼い(若い)時に虎になった感じはあるね。身体はまぁ、山月記の方の李徴自身が虎は御しきれず己が飼いふとらせた精神の姿かもしれんと言ってたし?…正直放サモリチョウは虎前からデブい気がするけど
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むしろ一般の人を巻き込んでる「描写」をしてる所が好印象だったな。今までのだって巻き込んでいる事はあるし、主人公一行目線からすると元凶をどうにかしないといけないから描写する余裕が無かったんだろうけど、今回はリチョウっていうキャラに焦点を当てた話の性質上、元凶への対処だけでなくその周りの「巻き込まれた人達の不満」と「巻き込まれた人達への対応」が描かれていたってのが良かった
放サモのリチョウ、山月記の李徴の人物描写に沿ってるような気がしたけどな(妻子云々の部分は意図的にオミットしてると思うが)。不勉強で人虎伝は概要しか知らないが、「山月記の李徴」の人物描写は作者中島敦の創作で、人虎伝では李徴の内面描写などほぼないような理解だったが違ったかな。
まさしく意図的にオミットされた部分がそぐわないって感じた。転光生は学校に所属しないといけなくとも、それこそ教師サイド(このシナリオならサナトの立ち位置や劇での主役をやるシーンががらりと変わるだろうが、文化祭実行委員会顧問みたいなポジ)や、チェルノみたいな「テメー高1かよ」にもう少し落ち着いた雰囲気でもよかったのに。自尊心と羞恥心のくだりで精神的な未成熟はあるんだろうけれども、それとはちょっと違うような「幼さ」を感じてしまった、うまく言語化できないが、本当に「高校生らしい」イメージ。元人間だから、リチョウの場合「実年齢と学年が一致するとは限らない」が適用されないし。
あとはビジュアルだな。これはロスさんと飛波さんとLWの好みなんだろうけれど。転光する瞬間が描かれて、その立ち絵でもデブってたから、東京で肥えたわけではないことになるが。山月記だと虎になる前は「容貌も峭刻となり、肉落ち骨秀で、眼光のみ徒に炯々と」とあって。虎になったときに「身体中に力が充ち満ちたような感じ」とあるから、それでデブったと解釈できなくもないが……「自尊心を飼いふとらせる」も山月記のフレーズにあるし……
人虎伝ではことごとく喰らったとあるから、無くはないけども。少し違和感を覚えた。(まぁそもそも四足歩行じゃない時点で原典からずれてはいるが)
元人間なら適用されないなんて設定出てたっけ?既にいる元人間が牢屋住みマガンと事務所住みノーマッドだからわからん
言葉が悪かった、適用されないと明言された訳じゃないけど、人間と寿命や肉体的精神的成熟度が異なるから、年齢などの概念が異なるみたいな話はあったが、裏を返して寿命だとか現地人の人間と近いなら……という意味合い。
「拮抗の例外処理?」のテキストからして、転光生が元の世界の人物そのままなのか怪しいと思うんだよなぁ。十分な記憶量さえ確保できてれば召還されるから、多少肉体や精神がネジ曲がって子供らしくなることもあるかもしれん。メタ的にいうなら学園ものにするための改変だしある程度仕方ないと割り切った。体格はまあ、作風
ホウライとかワノクニが歴史でも現実を元にした創作でもなく異世界だしなぁ。リチョウの転光の回想でも、袁傪を慮って自分の姿を晒すって場面無く転光したみたいだし、李徴と性格境遇は同じだけど、より幼い(若い)時に虎になった感じはあるね。身体はまぁ、山月記の方の李徴自身が虎は御しきれず己が飼いふとらせた精神の姿かもしれんと言ってたし?…正直放サモリチョウは虎前からデブい気がするけど