「空」は仏教において大変重要な概念の一つで、その思想といいますか理論はとても奥が深く理解するのが大変なテーマです。
ここでは、わたしが実際に某匿名掲示板の宗教板で禅宗の方とその「空」について議論しました内容を紹介致します。
「空」を形容詞だと思い込んでいる方がおられますが、「空を空じる」という有名な言葉がある事をご存知でしょうか。仏典では「空っぽ」という形容詞と「空にする」という動詞としての二種類の使われ方がなされております。
こちらのサイトに目を通して頂きたい。 空の思想史
↑より引用↓
空の思想を眺める前に、最初に理解しなければならないのは、空は概念として孤立(自立)していないということだろうか。わかりやすくいえば空は「空じる」という動作的な過程であらわれる意味であって、すなわち思惟であって、行為なのである。
また、こちらのサイトでも「空じる」行為として紹介されております。 空じる!
『般若心経』に「五蘊皆空」という文句がありまして、これは「全ての五蘊を空じる」といった意味なのですが、禅宗で「空」を学ばれておられる方は五蘊そのものが、もともと「空」としてあるものと教えられているようです。
「空」を何も無い「空っぽ」というモノの状態(形容詞)だと思っておられる訳です。
このような「空」の理解を空をたんなる「無」と解釈した「但空」と呼びます。
空を実体思想でしか理解出来なかった小乗仏教や禅宗に強く見られる傾向です。
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こちらのサイトに目を通して頂きたい。
空の思想史
↑より引用↓
空の思想を眺める前に、最初に理解しなければならないのは、空は概念として孤立(自立)していないということだろうか。わかりやすくいえば空は「空じる」という動作的な過程であらわれる意味であって、すなわち思惟であって、行為なのである。
また、こちらのサイトでも「空じる」行為として紹介されております。
空じる!
『般若心経』に「五蘊皆空」という文句がありまして、これは「全ての五蘊を空じる」といった意味なのですが、禅宗で「空」を学ばれておられる方は五蘊そのものが、もともと「空」としてあるものと教えられているようです。
「空」を何も無い「空っぽ」というモノの状態(形容詞)だと思っておられる訳です。
このような「空」の理解を空をたんなる「無」と解釈した「但空」と呼びます。
空を実体思想でしか理解出来なかった小乗仏教や禅宗に強く見られる傾向です。