法介の『ゆゆしき世界』

『法介伝』~世の中の間違いを正す!編~ / 4

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法介 2023/09/01 (金) 08:31:23

ちなみに、これがその現場の写真だ。
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直進車はみな右の車線に入っている。左は左折レーンだからだ。

そこを私は真っすぐ直進した。実はこのA交差点の先のB交差点までの短い道路、以前は一車線だった。だから写真の標識のように真ん中の一車線のみが直進指示がなされていた。しかし数年前そこも二車線に拡張工事されて直進出来るように変わった。だが標識はそのままにされていて、ここは普通の優良ドライバーであったら普通直進する状況になっていた。だからここは、警察官側からしたら、違反者を捕まえる格好のテリトリーとなっていた。

未来ある若者達だけに私は彼らにあるべき正しい警察官の姿勢を語り出した。

「市民はみなあなた達が運転するパトカーを目にするとビクッてする」

「何でだと思う?」

「あんたら警察官は違反者を罰する事を目的に勤務してるだろ」

それがおかしいと気づかずに言われるまま切符を切られてきた市民も市民だが、取り締まる警察の方はもっと罪が重い。

先の市役所の件にしてもそうだが、どうして皆、おかしい事に気づかないのか。それはみな〝六根〟が濁っておかしなことをおかしいと判断することが出来なくなってしまっているからなのです。

視点を変える事の大事さを未来ある若者警察官に諭そうとわたしは言った。

「市民の皆さんの為に日々パトロールしているんだという視点にたてば、
真っ先にこのおかしな標識に警察官が気づかなきゃダメでしょう。
それをおかしな標識に従わなかった市民を罰するとは何たることか」

少々反省気味に私の話を謙虚な姿勢で受け止め出した若者に、

「あなた達も、お巡りさん、いつもパトロールお疲れ様」

って、市民の皆さまから言われたら方が働きがいもあるでしょう。と言うと

「確かにそうですね。そう言って頂けると本当にうれしいです」

と素直な返事が返って来た。

が、しかし

切符は切りなおされた、、、、。

そこのところは行政上どうしても融通が利かないらしい、、、、。

そういった経緯があって数か月後、

その場所を走ってたらふと気づいた。
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↑標識が撤去され直進可能になっていた。
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ありがとうお巡りさん^^
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でもね、この話しには実はとんでもない後日談があるんです。

皆さん聞いて驚くと思います。

ある事(全く前回とは別の件で)で再び警察署に相談に行ったんですね。

で、結構な内容でしたのでわりと上層部の警察官の方が対応して下さったんです。

で、その道路標識の話が出て来て、

「実はあの場所、パトカーも違反切符切られてたんですよ。」

って、おまえら

どこまでバカなんだ、、、、。

私が、信じられなくて、

「え! そんな事があるんですか?
 だれが、そのパトカー捕まえたんですか?」

と聞くと、助手席に乗っていた警官が切符切ったんですと。

それでもその標識がおかしいって気づけなかった警察官に

市民の安全を任せていいんでしょうかぁ!

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