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駆逐艦は斉射火力が高くて発射速度もまあ悪くは無いけど､とにかく初速の遅さが足を引っ張るね　40口径130mm砲で725m/s､40口径138.6mmで700m/sしか無いから米駆逐艦の5インチに慣れてても相当大変。(あれ遅いようで実は792m/sはある。どちらかと言うとイギリスの4.5インチ/45に近い。まあそれでも746m/sだけど)ついでにブーラスク級からヴォークラン級まで生き残りが数える程度しかいないから､基本対空は連装13.2mm2〜4基と単発37mm4〜6門の組み合わせで非常に低い。速力は同格の中では速めでマップの移動はやりやすい。ル・ファンタスク級になると砲身長が50口径に延長されて初速が大幅に改善されて米駆逐艦並みの800m/sになる。これでもドイツやイタリア､日本と比べると遅いけど､今までに比べれば十分。対空も現状のル・マランはボフォースとエリコンの組み合わせでそこそこ程度にはなってる。今のところはいないモガドール級はル・ファンタスク級から3門増えて8門になる代わりに発射速度が多少落ちるから､より斉射火力に特化した形になるね。で､モガドールもヴォルタもトゥーロンで自沈した船だもんで対空はお察しください…。魚雷はブーラスクからエーグルまで基本三連装魚雷2基で､エーグル級のミランとヴォークラン級になると艦首側の魚雷が連装になって舷側に1基ずつ配置される。ル・ファンタスク級から艦首の魚雷も三連装になって多少火力が上がる。威力は可もなく不可もなくって感じで普通で射程もそこまでだけど､射角が広めだからイギリス駆逐艦よりは扱いやすいかも。

巡洋艦は全体的に斉射火力で勝負する感じだね。SAPの炸薬量が全体的に多くて貫通できれば艦内をズタボロにできる。ただしSAP､炸薬量が多いと言うことは､つまり貫徹力が低いと言うこと。155mmSAPは1000mで100mmちょっと､203mmになっても1000mで150mm少々しかないから､重装甲艦のバイタルはほぼ抜けないので乗員を減らす方向で倒すしかない。とは言ってもフランス巡洋艦は即応弾式がほとんどで即応弾があるうちは軽巡も重巡も毎分6発で､10〜15斉射分の即応弾が無くなると毎分4発と遅くなるから継戦能力に不安がある。更にアルジェリーやラ・ガリソニエールより前は即応弾が無装甲のバーベットに置かれてるから米巡洋艦よろしくそこをぶち抜かれると容易く吹っ飛ぶ。まああくまで即応弾だから吹っ飛んでも乗員が少し減るのと装填が遅くなるだけだからそこまで重大では無いけど…。防御はデュゲイ・トルーアン級から未実装のエミール・ベルタンまでは舷側30mmの紙装甲っぷり。弾薬庫はかなりコンパクトに収められてるから誘爆の心配はほぼ無いけど､駆逐艦にもバスバス抜かれて乗員がジワジワ減っていくから長時間の被弾は苦手。シュフラン級は舷側60mmとマシになるけど､砲塔は相変わらず30mmしかないからすぐに壊れる。まだいないアルジェリーやラ・ガリソニエール級から舷側110mmと厚く､砲塔もそれ相応の防御がされるようになる。とはいえ駆逐艦から抜かれなくなっただけで周りの火力のインフレに追いついてないけど…。速力はエミール・ベルタンの最大39ノットを除いて大体34ノットから31ノット程度と少し遅め。日本艦やイタリア艦とかになれると移動は少しストレスかも。対空はヴィシーフランス艦は有ってないようなもの。と思って行動した方がいい。自由フランス所属になると対空を得る代わりに大体は魚雷､偵察機を失うから､近距離の鉢合わせや陣地占領が苦手になるからどっちがマシかは人次第だね…。魚雷は駆逐艦と全く同じもので門数はデュゲイ・トルーアン級は三連装を片舷2基ずつ､ラ・ガリソニエール級は連装魚雷を片舷1基ずつ､それ以外は基本三連装片舷1基ずつであくまでおまけ程度。

戦艦は現状使えないから､スペックからの想像になっちゃうけど､ダンケルクより前の戦艦は小柄で物がぎゅうぎゅうに詰まってるから徹甲弾の被弾で乗員がごっそり減る可能性がある。更に小柄の影響で速力が大抵21ノットと遅い。戦艦からは流石に徹甲弾があるから貫通で不利になることは多分無い…はず。