主脚が複式なのは逆噴射やらカナードやら余計な装備がてんこ盛りで重量が増えたため。一列に並んでいるのは、揚力を生むタイプのカナードをつけた関係で主脚の位置=揚力の中心位置が主翼の前縁近くに来ているため空力設計の都合上厚さが取れなかったからよ。ついでにここを揚力の中心部を挟んでしか重量物は積めないので、爆装量が極端に制限されたのよ。そこまでして獲得したSTOL性だけど、重量過多で主脚の設置圧がかなり高くなり、強化工事が必要になって、離着陸可能場所がかえって制限された。これらの失敗を踏まえてグリペンではカナードは無揚力タイプ(重心が後ろにくるので翼下に重量物を釣れるようになる。)で過剰なSTOL性能を求めず、重量を軽くする方向で設計したのよ。
通報 ...
ジャギュアやミラージュF1とは事情が違うんだ(あっちはたしか不整地性)…同じようにタンデムとなるとストライクフランカーことSu-34フルバックくらいか?あれは見たまま重量増って感じだ。
あとなんだっけ?斜め配置のダブルタイヤの戦闘機があった気がする。MiG-31フォックスハウンドが前が内側の斜めダブル。Su-24フェンサーは横列ダブル。北国はダブルタイヤが多いな…Tu-128は驚異のタンデム二列だね まあ元が爆撃機だから当然か
このWikiのユーザーは詳しい人が大きくて助かる…。なるほど、この不思議な配列はダブルタイヤにする厚みの確保が出来なかったから苦肉の策みたいなものなのか…。そしてSTOL性と上手く噛み合わなくなったってのは初めて知った。ちょっと方向性は違うけどライトニング(改良デルタをしようとしたけど弊害が多すぎて結局本末転倒)みたいな感もある機体だったんだね。北欧の雄という印象だったので駄目な部分があったというのがちょっと驚きだった。皆さんありがとうね