”ミサイルの装備の仕方”についての質問です。
F-16では、翼端の振動を抑える目的で、4active、2heatの装備構成の場合は、一番外側のパイロンにAIM-120、1個内側にAIM-9、その1個内側にAIM-120を装備する。という、装備が重い順に中心パイロンから装備していくという概念から外れた装備構成ということは知っていたのですが、F-15系列の動画、写真を見る際に、疑問に思ったことがありまして、翼のパイロンへ左右各2本ずつAIM-120、AIM-9を装備する場合に、左右内側パイロンに重量の重いAIM-120を装備、外側パイロンへAIM-9を装備している実物写真を見たり、はたまたその逆で、内側にAIM-9、外側にAIM-120を装備してる実物写真を見ることがあるのですが、これは何かF-16のような特殊な理由があるのでしょうか?有志の方の知識をお借りしたいです
※追記
我が国のF-15Jでは、機関砲の重量の観点から、機関砲側のパイロンにheatミサイルを2本装備、反対側のパイロンにはactiveミサイルを2本装備しカウンターウェイトとしているということも把握しておりますが、本国のアメリカではそのような運用方法は見たことが無いので、(私が知らないだけかも)米国ではあまりそこは気にしていないのでしょうか?そこもお分かりでしたらうれしいです
通報 ...
F-15の場合AMRAAMをランチャー内側に装備するとなると手間がかかるから基本的にAIM-9を代わりに付けてるんだけど、外側にAMRAAMを装備した場合内側のAIM-9のシーカーの邪魔になるから本当なら外側にサイドワインダーを装備した方が好ましいってのを聞いた(9Xみたいなオフボアサイト持ちなら特に)
ご丁寧に解説ありがとうございます!スッキリしました!
F-15の翼下にAMRAAMとAIM-9を装備する場合、ハンドリングの都合で機械で持ち上げる必要のある=周囲にスペースを要するAMRAAMが外側、かつAIM-9はその間に手で装備できるためAMRAAMが外側、AIM-9が内側な例が多いとはF-15C実装当時にコメントで解説されていた
F-15Cのコメ見逃していました、すみません。ご丁寧にご教授いただきありがとうございます
追記のF-15jについてなんだけど、f-15jの装備できるaam-4はaim-7と同様に翼下パイロンには積めないし、IRミサイルのaam-3やaam-5は胴体左右のパイロンに積めないから、木の言う通りだと左胴体にaam-4を2発、右翼にaam-5を2発みたいな装備で合ってる?
左胴体にaam-4を2発積んでaam-5は左右1発ずつの機体の写真は多いけど右だけにIRミサイルを2つ積んでる機体の写真は見たこと無いから有ったら見せて欲しい(aim-7とaam-3の組み合わせだとシンメトリーの写真が多い気がする)
何にしても米軍はここ30年の紛争でCASばかりやってて、その場合に出撃時点で左右の装備に差が有る(左にJDAM右にペイブウェイとか)し帰りに左のJDAMだけ残したまま着陸とかもあるから、その辺の重量バランスを均等にしないとって言う意識が薄い(ある程度の重量バランスはパイロットにどうにかして貰う)のかもしれない