平地の染井吉野はあっという間に盛りを過ぎてしまいましたが、山間部ならまだ残っているのではと考え、昔遅い時期に桜を見た記憶を頼りに13日（土）に信楽へ行って見ました。
瀬田川の鹿跳橋を渡り信楽川沿いに甲賀市朝宮へ旧道を走ると途中何度か姿の良い木に出会いましたが、画になる角度は遠景に限られたり、葉桜になりかけたりで・・・
ならば畑の枝垂れ桜とミホミュージアムをと目的を変更。ところが畑の枝垂れも傍を通りながら見ると既に半分散っており、車を降りることなく通過したところでトラブル発生、後付けナビ画面が暗転して案内をしてくれなくなりました。10年前の記憶を頼りに走ることにしましたが、聞く人もいない田舎道、少し早く曲がり過ぎたらしく、訳のわからない山道へ迷い込む羽目に陥りました。車を止めてナビの復活をあれこれ試すうちにリセットボタンを発見、ところがボールペンの先も入らない小さな穴の奥、何とか押すとナビは復活しましたが、このまま進めと！少し走ると今度は戻れと！一本道を走っているのに何度もリルートアナウンス。こうなるとナビを信用するより元の曲がったポイントに戻る以外方法は見つからないと。道を間違えたお陰で収穫もありましたが、1時間近いロスは精神的に応えました。
ミホミュージアムの枝垂れは多くの木が満開から散り始め、10年前とは違って人人人・・
帰りは三筋の滝に寄り大鳥居経由で帰宅。
信楽川沿いで２枚
道を間違えたお陰で出会えた茶畑の桜
三筋の滝、高さの公式データが見つからず6ｍとも10ｍとも、足場が悪く撮影ポイントへ三脚を立てられず、スローシャッターを切りたかったが手持ちでは１/8秒辺りが限界。
日野川ダムの桜
風景写真誌や写真展で見たことのある日野川ダム浮島の八重桜狙いで15日午前に行ってきました。
浮島の八重桜は画像を拡大して見ても開花した花が見つからない程で、地元の方に聞くと今年は去年に比べ1週間ぐらい遅れているとのこと、ここ2・3年の画像を見ると15日前後の撮影で満開なのに残念！
ダム湖周辺は公園化され沢山の八重桜がありますが、殆どがチラホラ咲き、一部2・3分咲きでしたが、染井吉野は遠景に入れるならまだ見られる状態で、花吹雪になっていました。
ダム湖には水没林があって芽吹き始めて心地よい色を出しており、数日後には更に良くなりそうです。
日野町にはかなり遅くまで見られるホンシャクナゲの大群落もありますので、八重桜・水没林とかけて出掛けるのも良さそうです。
https://hino-kanko.jp/nature/honsyakunage/
（2013年には5月5日、私は鎌掛谷でホンシャクナゲの撮影、ハイカーで結構賑わっていました）
ダムへの途中で見つけた棚田の桜
10年前のミホミュージアム
観光客は一桁少ない感じでした。
日野川ダム再チャレンジ
天気予報は小雨模様、八重桜も満開になっているはずと日野川ダムへ出かけました。
出発が7時15分過ぎと遅くダム到着は9時少し前、撮影を始めて間もなく水面にさざ波が立ち始め、期待の映り込みは思うに任せず残念でした。
ダムの堰堤上で茨木市で審査員などを勤められる大島氏にお会いしました。風のない早朝から撮影を始め、これから雨が強くなり非日常の景色が現れるのを待たれる由。
矢張り風景を狙うなら夜明けのブルーモーメントから撮影を開始し、天候を待つ覚悟がないとダメですね。
私は水面が白い空を映すだけに変わったことで諦めて、ダム湖を1周しただけで10時半現場を離れました。
日野町の水田地帯を走るとあちこちに八重桜が植えられ、水の張られた水田に映り込んでいました。
天気が良ければ車を止めるところでした、これも残念！