スキゾイド研究会

第5回 スキゾイドになったきっかけ / 24

41 コメント
views
26 フォロー
24

明確なきっかけはありませんが、小学生頃からスキゾイドの傾向はあったように思います。
もともと内向的な性格だったので、最初は幼稚園に通わせるのが大変だったと母から聞きましたが、自分の中で「幼稚園が楽しくなかった」という記憶はありません。その頃は周りの子どもと馴染んでいたのだと思います。
私はアセクシャルなので、今まで一度も恋愛的な意味での「好きな人」がいたことがありません。
小学生の頃、「好きな男子は誰?」と聞かれ、「いない」と答えると「あなだけ隠すのはずるい」と言われて「本当にいないのに、弁解するのも面倒だな」と思っていました。それ以来、「好きな子誰?」の質問には適当な男子の名前を答えていました。今思えばその頃から少しずつ処世術用の仮面をつけ始めた気がします。
小学校の女子の中でのボス的存在が、日替わりで仲間はずれの子をつくる、といういじめを始めた時は、仲間はずれに参加せず、普通に接していたら‘空気の読めないヤツ’扱いをされました。
こんな感じで小学生の頃は周りをとてもガキくさく感じていたので、小学校の卒業式は開放感でいっぱいでとても嬉しかったのを覚えています。
受験して中学校に入ると、自分と同じような家庭環境(両親の学歴や年収などの点で)の子ばかりで、周りも割と他人に無関心な子が多く、気が合う人たち同士で集まっていたのでとても過ごしやすかったです。
中高一貫校だったので高校に入っても周りにいる友達は中学と同じで、居心地の悪さはありませんでした。
しかし、高校生で初めて1人で映画館で映画を見たときに、1人ってめちゃくちゃラク!!と気づいてしまいました。
高校生の頃は行動範囲も狭いですし、お金もないので1人で行く場所は映画館ぐらいしかありませんでしたが、大学生になりバイトを始め、自由に使えるお金が増えると休日は基本的に1人で出かけるようになりました。
今も仕事中はうまく「若手社員」の仮面をして過ごし、休日は1人でゆっくりする事が多いです。
たまに中高時代や大学の友達と会うこともありますが別にそれは苦痛ではありません。
「秘密」や「独立」が許されない小学校に不満を感じ、仮面をつけ始め、だんだん交友関係を狭めていって自分の過ごしやすい環境を作って閉じこもっている感じですね。
今は「彼氏つくらないの?」「結婚は?」攻撃にどう対抗するかが悩みどころです。

通報 ...