そして、2回目の噛みつきに反応出来ていないだけならば膂力勝負には関係ないとのことですが、組み伏せた段階で死角から力を加えられているのはネルギガンテではなくイビルジョーです。
1度目の噛みつきの時点では肩から胸にかけてを下方向から喰らいあげるように噛みついており、体重をかけられる点でネルギガンテの方が有利です。
事実、ネルギガンテは叩きつける際に、股関節にあたる部分まで動かすことで胴体を傾けて一度高い姿勢を作った上で、弧を描くようにしてのしかかっているので、体重をかけているとみるのが自然です。
その体重をかけながらプレスされている状態から、ネルギガンテの後脚が浮き上がるほどの力で押し返しているので、全身にかけての膂力はイビルジョーの方があると見るのが妥当と思われます。
1回目に組み伏せたことはどのような視点から見ても2回目にネルギガンテを捻じ伏せたこと以上に膂力勝負に関係がないことになります。
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