Wiki内で"モンスター"を"敵"と表現している箇所を疑問に思っています。
あくまでもMH世界においてのモンスター達は生態系の一部で、他のゲーム等でみられる"他の生物に対する悪意" を持つ存在と同一視して"敵"と表現するのは違うと思います。
例として、イビルジョーは捕食行為で生態系を破壊してしまう可能性が極めて高いものの、そこには悪意はありません。彼/彼女らは生きるために食べているだけなのです。ギルドも危険とは認識していますが、打ち払うべき"敵"としては依頼を出していません。
他にも、生きる天災とも取れる古龍種達も"敵"とは誰も言っておらず、あくまでも"生物"として研究を続けています。人類に多大な被害を及ぼす個体がいた場合、該当個体の討伐はなされるものの、種そのものを根絶やしにしてほしい等の表現はとられていません。また、世界観の深まった作品のMHWorldでの描写を見る限り、生物の生と死の循環の一部として扱われています。
確かに、ゲーム中で狩猟/討伐対象として現れる以上、倒す為の"敵"と表現したい/表現した方が分かりやすいのは分からないでもないですが、今までメインシリーズの依頼においてギルドから"敵"として依頼を出されたされたモンスターはいないはずです。黒龍をはじめとする"禁忌のモンスター"達ですら直接的な表現は避けられているのです。
また、もしも、ギルドが人類の"敵"と表現する存在が出現した場合にそのモンスターの特徴や個性として"敵"という単語を使うことができるはずです。
長々と書きましたが、世界観描写も重要視しているこのWikiではあらゆるモンスターを"敵"と表現するのは箇所が不適切だと考えています。世界観の為にもそれらを狩猟対象や相手、モンスター等の表現に改めるべきと思います。
敵=悪ではないし、敵=憎むべきものというわけでもないので、
悪意が無いから敵と呼ぶべきではないというのは
ちょっと違うかなと思います。
しかし文章の流れによってニュアンスは変わってきますので、
あからさまに世界観に合わない、悪者という意味で敵と書かれている部分は書き換えてもいいかと。
しかし、所謂お邪魔キャラとしてプレイヤーに悪者扱いされる
リノプロス等は、大型モンスターを無視してプレイヤーを攻撃し続ける等の
世界観に反した行動をとるゆえに悪者扱いされる部分がありますので、そこは配慮が必要かと思います。
一般的にゲームでプレイヤーの障害となったり、やっつける対象となるキャラの事を敵キャラと称するわけで、
モンハンシリーズではそれがモンスター達である以上、敵と表現する事自体は何もおかしくはないと思う。
もちろん文脈的に敵という表現じゃおかしい場合はその限りではないけど。
それぞれ、ご意見ありがとうございます。
自分も「敵」という言葉が「悪」という意味しか持っていないとは思っておりません。しかしながら数多くの辞典で第一義または第二義に負の意味を持つ言葉を使う以上、"MH世界のモンスター"に対して世界観上の大きな誤解を招く恐れが高いので、今回意見を出したのです。
MH世界の人々にとってモンスター達は自然に生きる存在。生態の差こそあれど現実世界での我々から見た動物達に同等もしくは近い認識を持っているはずです。
そして、MH世界の住人からは生活や文化の発展の礎、憧れの存在、鑑賞用、特定地域の安全確保、国難級の災害、伝説上のみの存在等、クエスト依頼目的や存在認識は多岐に渡ります。
・生活や文化:医療品やプレゼントの材料、荷引きの為の家畜、古龍観測隊の気球燃料の改良やモガの村の漁船、イサナ船、龍識船等の乗り物強化の素材、音楽家の創作活動等。
・憧れの存在:砕竜に思いを寄せる受付嬢、巨獣の力強さに憧れる少年等、容姿や行動、生態に惹かれている。
・観賞用:愛玩もあるが、一部の依頼では所有や討伐が権力の象徴の意味合いであることも示唆されている。
・安全確保:特定の人物の護衛や行き先の安全確保の為に狩猟する。人命救助だったり、イベント主催者の支援だったりもする。
・災害:とてつもなく強大な古龍や古龍級生物だけでなく、炎戈竜のような世界観的な強さでの最上級に位置しないモンスターでも場合によっては該当する。
・伝説上:発見当時の古龍や古龍級生物はともかく、最近の作品になっても比較的研究の進んでいる古龍のキリンや、古龍よりは認知度の高いはずの氷牙竜ですら人物によっては伝説上の存在として扱われている。その場合は発見に人生をかける程の夢である事が多い。そして一部のモンスターは広く認知されている伝説や昔話、童歌になっている。
この様にMH世界のモンスターは人々の生活に非常に密着しているのです。現実世界での我々と動物の関係と同等以上なのです。
そこで考えてみてください、我々は毛皮となる動物や農家の所有する家畜、愛玩動物、野生の肉食獣や草食動物、果てにはネッシー等のUMAや昔話や伝説に登場する生き物を"敵"と呼びますか?
MH大辞典Wikiが「戦闘や攻略"のみ"を扱う場所」なら"モンスター"をゲーム中で相手となる"敵"として扱うのは自分自身そこまで問題は無いと思うのです。
しかし、世界観において、ただ倒す為だけの存在ではない"モンスター"達を、ましてやその観点にも重きを置く場所で須く"敵"と表現してしまうのは不適切だと思うのですがどうでしょうか。
敵という表現が不適当だから書き換えたいって話なら敵という単語をどう受け止めるかなんて人それぞれだから無理とだけ言っておこう
国語の試験じゃないんだから敵だろうがモンスターだろうが言わんとすることが通じればそれでいいよ
>> 1263
クソ長すぎ。3.5行で纏めれ。
どの記事の「敵」表記が琴線に触れたか知らんけど
戦う事を前提にしてモンスターの事を考える時は「敵」でよくないか
動物を敵とは呼びませんが、試合の対戦相手は敵と呼ぶこともあると思います。
確かに漁船で獲る魚や、猟銃で獲る鳥などを敵と呼ぶのは不自然ですね。
その感覚自体は正しいと思います。
しかし例えば昔のアイヌでは、狩猟対象を「獣の姿でやって来た神」、その死骸を「神が恵んでくれたもの」として扱う文化があったのではないでしょうか(うろ覚えですいません)。
もちろん現実にはそんなことはありません。ただの動物です。
しかし宗教的に、そして狩猟対象への感謝を忘れないために、狩猟対象を「人間と対等、或いはそれ以上のもの」として扱うのはアイヌ以外でも見られます。
ちょっと脱線しましたが、モンスターを「獲物、披捕食者」に留めず、「勝負の相手」として見るからこその「敵」という表現もあると思います。
それはモンハンの世界観とも矛盾しないのではないでしょうか。
「所有する財産や利益に被害を与える、或いは容認出来ない危害を加える相手」も“敵”と呼ぶことがあるね。
(スケールの差は大きいとはいえ)狩猟依頼が出されるモンスターは人命や生活を脅かす対象として見られている場合も多いから、
人類との共存とかを語るには穏やかな状況じゃないことも考慮すべきじゃないかな。
…第三王女とか美食家みたいに殆ど私欲で依頼してるような人もいるけどさ