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fcd86748d4
myeongsa_chori
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あっ、すごくいい!!!
欲を言えば、「影さえ残さず」「発つ」にすると最終音で踏めてリズムがよくなるかもです
やったー!
そうしましょう。すっきりします
「のこさず」は「遺さず」と迷いましたが、あくまで明るいほうにも解釈できる塩梅にしたくて平仮名にしています
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幸せを抱きしめる
私だけ
影さえのこさず
発つ
わたし、結構好きです
とーん とーん と 飛んでいく
コンクリートより深く沈んで
前にならえの足
ロイター板を踏み切る足
かかとはつけて、つま先は開いて
と教えられたから片足で踏み切った
パンドラの箱の上
高いトーンで 飛んでいく
買っただけの赤本とテストの結果を
少しだけ開放された何もない午後を
キットカットの裏の頑張れを
まとめて道端にぱっと捨てた
蘇生、ううん、転生、したい
どこまでのびるか試されてる
千切れてしまえばいい
片方だけをすっと離して
空に飛んでってしまえばいい
空想だけに終わってただ積もる厭世
とっとっとっ と 跳ね 上がる
世界はあまりに過干渉
手を離すだけ
反動に怯えてる
雷が落ちて 絶縁
雲を晴らして
地面を蹴って
幸せを抱きしめる
私だけ
影さえのこさず
発つ
決定稿で良さそうな感じがしますが、どうでしょう(そわそわ)
よきと思います!
はっ タイトル・・・?
あっ
シンプルにいくと《永久の幸せ》ですかね
ちょっとひねくれると《花言葉》
ああ!それはいいですね。どちらともとれますし
tornナントカとか、鳥がどうとか、込み入った名付けよりいいかもしれません
永久の幸せ
花言葉もにくい
ただ主人公が花言葉とか興味なさそうなので《永久の幸せ》のほうがすっと通る気もします
けど、やっぱり「永久の幸せ」ですかね
《永久の幸せ》
とーん とーん と 飛んでいく
コンクリートより深く沈んで
前にならえの足
ロイター板を踏み切る足
かかとはつけて、つま先は開いて
と教えられたから片足で踏み切った
パンドラの箱の上
高いトーンで 飛んでいく
買っただけの赤本とテストの結果を
少しだけ開放された何もない午後を
キットカットの裏の頑張れを
まとめて道端にぱっと捨てた
蘇生、ううん、転生、したい
どこまでのびるか試されてる
千切れてしまえばいい
片方だけをすっと離して
空に飛んでってしまえばいい
空想だけに終わってただ積もる厭世
とっとっとっ と 跳ね 上がる
世界はあまりに過干渉
手を離すだけ
反動に怯えてる
雷が落ちて 絶縁
雲を晴らして
地面を蹴って
幸せを抱きしめる
私だけ
影さえのこさず
発つ
これ決定稿で!
ありがとうございます!!
(ハイタッチ)
(いえーい!)
軽快だけど軽すぎず、びしっと締めるとこで締めてるからか、
読みやすいのに読んだあとの満足感がありました。
ややさみしくなりつつも。
買っただけの赤本とテストの結果を〜まとめて道端にぱっと捨てた がすきすぎます。
詩を書く手前で、題材と向き合って、弾ませてみたり噛んだり観察して、書く真摯な創作、いいですよねぇ。2人でひとつの作品を書くぞって姿勢が顕著で、また、うまく噛み合っていて、いいなぁ。遊び心も随所にありI'msorry ゴム草履とか好きです。頭に浮かんではいるであろうゴムは弾むとかの明言するまでもなさそうなゴムの意味や印象などからしっかりとおさらいすることで、さらなる学習を呼び寄せて絶縁体とかの次のイメージ展開にしっかり結びついていて、納得しながら着実に進めていく様子が今回のテーマにはピッタリだなって。あー、怠らないで確認作業をするの大事なんだなって思ってみたり。序盤のご挨拶で代表作?を紹介しあうことで作風の確認や制作方針の相談も噛み合っていて、面倒くさい擦り合わせから逃げる素振りもないのは、おそらくお二人には創作にガッチリ前向きだからなのでしょう。完成した作品も好きです。
お疲れさまです!
冒頭の「とーんとーん」で持っていかれちゃいました。
すてきなtoneです。
動き、リズム、単語、はしばしで学生らしさ=ゴムっぽさが表現されている。
同じテーマでこんなにも瑞々しい詩が生まれるなんて、
ことばってほんとうにおもしろいです。
過不足なく効率のいい創作過程、ことばの受け渡し方、視界の共有、
はじめましてだったんですよね?という、このやりとりも
拝見してとても心地よかったです。
チャンネルをぱちぱち切り替えながら空想と実践のラリーを行い、制作に入ってからはまるで会った事があるかのような距離感でリライトのラリーを重ねていかれていて、すごく相性がいいなぁと思いました。
何よりお二人の読解能力の高さがあるから成立するんじゃないか!みたいな制作シーンばかりです。
「とーんとーん」「コンクリート」「かかと」「キットカット」「とっとっとっ」のような、との音が配置されているの、ゴムの物体らしさがステルス的に感じられていいですね。
「塑性、ううん、展性、したい」が「蘇生、ううん、転生、したい」になっているの、「してる…!!」となります。過程が見えるから、かかっているんじゃなくてかなっていると感じられるの、おもしろいなと改めて。
そして半角スペースあけ、ニクイです!
なんだか、今回の全ペアの中で一番基本に忠実に、丁寧にやってたお二人のような気がしました。それにしても〈絶縁体〉と〈永久の幸せ〉……。この組み合わせを発見したのも、この語感のパワーも凄いですね。一瞬、仏教的あるいは教祖的になりそうだと思ったら、とーん、とーん、と跳ねて、重たいもの全部捨てて空へ。最初にリズムと擬音がくるのがとてもしっくりで、印象が強いです。どこまでのびるか、ためされてる、というのも好きです。そうか。そういう苦しみもあると改めて実感。そうだったのか。
(こんなタイミングでコメントしてすみません)
>>蘇生、ううん、転生、したい
どこまでのびるか試されてる
ここの表現はすごく素直ながら独特ですね。
ゴムを題材に取るとき、比喩としても普通ゴム視点はなかなか使わないですよね……盲点でした
擬音の使い方もアクセントになっていて、面白かったです!
こんばんは。ギリギリになってしまい申し訳ありません。拝読しました。
冒頭の「とーん とーん と 飛んでいく」の音の楽しさや、「ロイター板」を「片足で踏み切った」ことから思い切りの良さを感じて、温かい雰囲気を感じていたのですが、読みすすめるとだんだんその温度が冷めていくような感覚がありました。
子どもからおとなになっていくのを見ているような。最後の四行でも寂しさを感じたのですが、字面を見るとそれだけではないはずだとも思考できて。そういう多重的な印象をもつのが面白いなと思いました。