ににんがし

【しき&山口斯】

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おふたりのスレッドとなります。
3月20日じゅうまでは第三者の書き込みはできません(呼ばれて飛び出たchoriは別)。

myeongsa_chori
作成: 2021/03/01 (月) 00:06:04
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35

ありがとうございます!
じゃあとりあえず「Dia」で。
もしもっと良いのを思いついたら言って下さいね~。

了解です。じゃあ明日は各々最終の見直ししていきましょう。
冷静に見ると私のパート、「あなた」とか「ぼく」がもっとあってもいいかもしれません。うーん。

えっ、ありがとうございます!
大丈夫かしらと思ったりもしていたので嬉しいです。
しきさんのパートでざぁっと良い風が吹いて、景色が広がる感じがします。独立宣言に繋がっていく。
おかげ様で作品として格好よくなっている気がします。ラスト3行が特に好きです。

36

タイトル了解です!
ありがとうございます◎

あなた/ぼく あまり多くあるとくどくなる気もしますね。
斯さんの、淡々とでも無機質でなくどことなく爽やかに景色を切り取ってる感じがたまらなくよいです。

昼ぐらいまでに冒頭だけちょっと直してみます。

37

Dia dhuit, Dia dhuit,
うまく綴れないから
宛て名は空けっぱなしにした
二分待ってようやく昇る
それはただの口凌ぎ
千鳥足で鳴らないハープを弾きながら
ぼくはぼくで何を待ったら

はろばろに浮寝せる罎ゆくりなく
罅(ひわ)れさらわれ手に入(い)る手
敬白からはじまる蕾ひらく
一片の躑躅を往来して
反芻して
井戸に影は降らぬ
渡る目いさよい行き泥む

頬張るラップが少しだけ溢れる
これが吸い殻か硬貨なら
すぐに拾われて追いかけることもない
左か右か上か下か
「あまりそっちには行かないでね」
マルキエビッチが見張る
偶数区域の緑地にて

弥栄の賑わい逃れて到る
反魂烟(たばこ)王の館(やかた)臨む庭
六阿弥のサロン慈烏さいさいし
上枝下枝(ほつえしずえ)や楉(すわえ)に宿る
仏の去ぬる景に
彼岸思(も)いし桜樹(た)ち継ぐ
真葛ヶ原に烏さわぐなり

沈黙を意味する像
保身の手立ては見つかったかい
言い放ったところで
左折を繰り返すことができない四角
留まり方がわからなかった
腹から下の機能を失っても
書庫の見学者を縫って

な告(の)りそと磯にあらずや
レンガつむ三条東洞院の人なみい行(ゆ)きさぐくみて
月日を数(よ)みて半月の
のぼるみ天(そら)は岡崎を照らす今々
しら浪のしらぬむかしを語る書(ふみ)
銀杏に記すざらざらの大地栞に
集書院かの如き舎(しゃ)で投函をする

この手紙が届くまで
ぼくはただ日々をやり過ごす
かつて愛を勝ち取った英雄たちの
祝杯のそれが浮かぶのとどちらが早いだろう
尖塔の灯りは何も照らさない
Dear Witch, via D1
これにて独立を宣言しよう

38

あ、改行ミスりました

39

Dia dhuit, Dia dhuit,

うまく綴れないから
宛て名は空けっぱなしにした
二分待ってようやく昇る

それはただの口凌ぎ

千鳥足で鳴らないハープを弾きながら

ぼくはぼくで何を待ったら

はろばろに浮寝せる罎ゆくりなく

罅(ひわ)れさらわれ手に入(い)る手

敬白からはじまる蕾ひらく

一片の躑躅を往来して

反芻して

井戸に影は降らぬ

渡る目いさよい行き泥む

頬張るラップが少しだけ溢れる

これが吸い殻か硬貨なら

すぐに拾われて追いかけることもない

左か右か上か下か

「あまりそっちには行かないでね」

マルキエビッチが見張る

偶数区域の緑地にて

弥栄の賑わい逃れて到る

反魂烟(たばこ)王の館(やかた)臨む庭

六阿弥のサロン慈烏さいさいし

上枝下枝(ほつえしずえ)や楉(すわえ)に宿る

仏の去ぬる景に

彼岸思(も)いし桜樹(た)ち継ぐ

真葛ヶ原に烏さわぐなり

沈黙を意味する像

保身の手立ては見つかったかい

言い放ったところで

左折を繰り返すことができない四角

留まり方がわからなかった

腹から下の機能を失っても

書庫の見学者を縫って

な告(の)りそと磯にあらずや

レンガつむ三条東洞院の人なみい行(ゆ)きさぐくみて

月日を数(よ)みて半月の

のぼるみ天(そら)は岡崎を照らす今々

しら浪のしらぬむかしを語る書(ふみ)

銀杏に記すざらざらの大地栞に

集書院かの如き舎(しゃ)で投函をする

この手紙が届くまで

ぼくはただ日々をやり過ごす

かつて愛を勝ち取った英雄たちの

祝杯のそれが浮かぶのとどちらが早いだろう

尖塔の灯りは何も照らさない

Dear Witch, via D1

これにて独立を宣言しよう

40

冒頭だけ少し変えてみました!

41

ありがとうございます!
そうなんですよね、ちょっと人っぽさみたいなのを抑えたい書き方になるというか。

なるほど…!
なんだかすっきりしたように思います。
私も迷っている所決めねばです。

ふりがな増やしたら重たくなるかなという気持ちもあるんですが、
12行目 躑躅(てきちょく)
だけ足します。

42

26行目の館のふりがなを消します。

43

ふりがな、読む側としてはありがたい情報です。
括弧表記になるのはしかたないですもんね。

44

訂正箇所OKです!

45

迷っていた点なんですが、私からのラスト、

集書院かの如き舎(しゃ)で投函をする
 ↓
集書院肖(あ)ゆる局舎で投函す 不一
 or
集書院肖(あ)ゆる局舎で投函する音

に変えようかと思うのですが、ちょっとゲシュタルト崩壊してきてしまいました。
このタイミングで「 不一」と入れると、強すぎますかね…?
「する音」(音は返信)は母音が「uuoo」になるのが、連のラストにしてはしまらない気もするんですよね。

46

不一 いいとおもいます!
全体的にテキストもモチーフも強いのでバランス的には気にならないかと。
最終段落も1が入ってますしね!

47

ありがとうございます~!

では纏めるので、変更点の取りこぼしなどないかも含めて確認して下さいませ。
勿論、今日いっぱい変更Okです!

48

Dia

Dia dhuit, Dia dhuit,
うまく綴れないから
宛て名は空けっぱなしにした
二分待ってようやく昇る
それはただの口凌ぎ
千鳥足で鳴らないハープを弾きながら
ぼくはぼくで何を待ったら

はろばろに浮寝せる罎ゆくりなく
罅(ひわ)れさらわれ手に入(い)る手
敬白からはじまる蕾ひらく
一片の躑躅(てきちょく)を往来して
反芻して
井戸に影は降らぬ
渡る目いさよい行き泥む

頬張るラップが少しだけ溢れる
これが吸い殻か硬貨なら
すぐに拾われて追いかけることもない
左か右か上か下か
「あまりそっちには行かないでね」
マルキエビッチが見張る

偶数区域の緑地にて

弥栄の賑わい逃れて到る
反魂烟(たばこ)王の館臨む庭
六阿弥のサロン慈烏さいさいし
上枝下枝(ほつえしずえ)や楉(すわえ)に宿る
仏の去ぬる景に
彼岸思(も)いし桜樹(た)ち継ぐ
真葛ヶ原に烏さわぐなり

沈黙を意味する像
保身の手立ては見つかったかい
言い放ったところで
左折を繰り返すことができない四角
留まり方がわからなかった
腹から下の機能を失っても
書庫の見学者を縫って

な告(の)りそと磯にあらずや
レンガつむ三条東洞院の人なみい行(ゆ)きさぐくみて
月日を数(よ)みて半月の
のぼるみ天(そら)は岡崎を照らす今々
しら浪のしらぬむかしを語る書(ふみ)
銀杏に記すざらざらの大地栞に
集書院肖(あ)ゆる局舎で投函す 不一

この手紙が届くまで
ぼくはただ日々をやり過ごす
かつて愛を勝ち取った英雄たちの
祝杯のそれが浮かぶのとどちらが早いだろう
尖塔の灯りは何も照らさない
Dear Witch, via D1
これにて独立を宣言しよう

49

すみません
が残ってしまっていました。
再投稿します!

50
完成(改訂版) 2021/03/20 (土) 16:16:25

Dia

Dia dhuit, Dia dhuit,
うまく綴れないから
宛て名は空けっぱなしにした
二分待ってようやく昇る
それはただの口凌ぎ
千鳥足で鳴らないハープを弾きながら
ぼくはぼくで何を待ったら

はろばろに浮寝せる罎ゆくりなく
罅(ひわ)れさらわれ手に入(い)る手
敬白からはじまる蕾ひらく
一片の躑躅(てきちょく)を往来して
反芻して
井戸に影は降らぬ
渡る目いさよい行き泥む

頬張るラップが少しだけ溢れる
これが吸い殻か硬貨なら
すぐに拾われて追いかけることもない
左か右か上か下か
「あまりそっちには行かないでね」
マルキエビッチが見張る
偶数区域の緑地にて

弥栄の賑わい逃れて到る
反魂烟(たばこ)王の館臨む庭
六阿弥のサロン慈烏さいさいし
上枝下枝(ほつえしずえ)や楉(すわえ)に宿る
仏の去ぬる景に
彼岸思(も)いし桜樹(た)ち継ぐ
真葛ヶ原に烏さわぐなり

沈黙を意味する像
保身の手立ては見つかったかい
言い放ったところで
左折を繰り返すことができない四角
留まり方がわからなかった
腹から下の機能を失っても
書庫の見学者を縫って

な告(の)りそと磯にあらずや
レンガつむ三条東洞院の人なみい行(ゆ)きさぐくみて
月日を数(よ)みて半月の
のぼるみ天(そら)は岡崎を照らす今々
しら浪のしらぬむかしを語る書(ふみ)
銀杏に記すざらざらの大地栞に
集書院肖(あ)ゆる局舎で投函す 不一

この手紙が届くまで
ぼくはただ日々をやり過ごす
かつて愛を勝ち取った英雄たちの
祝杯のそれが浮かぶのとどちらが早いだろう
尖塔の灯りは何も照らさない
Dear Witch, via D1
これにて独立を宣言しよう

51

ありがとうございます!!!
ひとまずお疲れさまでした!

52

お疲れさまでした!!

53
ミューたん 2021/03/21 (日) 10:55:20

Dia

Dia dhuit, Dia dhuit,
うまく綴れないから
宛て名は空けっぱなしにした
二分待ってようやく昇る
それはただの口凌ぎ
千鳥足で鳴らないハープを弾きながら
ぼくはぼくで何を待ったら

はろばろに浮寝せる罎ゆくりなく
ひわれさらわれ手にる手
敬白からはじまる蕾ひらく
一片の躑躅てきちょくを往来して
反芻して
井戸に影は降らぬ
渡る目いさよい行き泥む

頬張るラップが少しだけ溢れる
これが吸い殻か硬貨なら
すぐに拾われて追いかけることもない
左か右か上か下か
「あまりそっちには行かないでね」
マルキエビッチが見張る
偶数区域の緑地にて

弥栄の賑わい逃れて到る
反魂烟たばこ王の館臨む庭
六阿弥のサロン慈烏さいさいし
上枝下枝ほつえしずえすわえに宿る
仏の去ぬる景に
彼岸いし桜ち継ぐ
真葛ヶ原に烏さわぐなり

沈黙を意味する像
保身の手立ては見つかったかい
言い放ったところで
左折を繰り返すことができない四角
留まり方がわからなかった
腹から下の機能を失っても
書庫の見学者を縫って

りそと磯にあらずや
レンガつむ三条東洞院の人なみいきさぐくみて
月日をみて半月の
のぼるみそらは岡崎を照らす今々
しら浪のしらぬむかしを語るふみ
銀杏に記すざらざらの大地栞に
集書院ゆる局舎で投函す 不一

この手紙が届くまで
ぼくはただ日々をやり過ごす
かつて愛を勝ち取った英雄たちの
祝杯のそれが浮かぶのとどちらが早いだろう
尖塔の灯りは何も照らさない
Dear Witch, via D1
これにて独立を宣言しよう

54
ミューたん 2021/03/21 (日) 11:11:44

勝手にすみません、ルビのある状態で読みたくて、タグだけ入れてしまいました。
ルビタグの使用方法は感想スレッドに記載しております!不要であれば削除しますので、おっしゃってくださいませ。

往復書簡という発想の妙と実際のお二人のラリーが素敵ですね。

>山口さん
すみません、タバコのところが自信ないのですが反魂烟の三文字に振っているという認識で合っていますでしょうか?

55

あっ!ありがとうございます、こんな機能が…!

たばこ、合っています~◎

56
ミューたん 2021/03/21 (日) 14:42:00 >> 55

合っていてよかったです!
反魂烟でたばこと読ませるの好きです。めちゃくちゃかっこいい……。
こういうのってぱっと浮かぶんでしょうか。意味から練る過程があるのでしょうか。

ルビが日本語独特(台湾あたりにはあるのかな?)の表現技法で、京都担当の山口さんパートで効果的に使われていて
しきさんのアイルランドパートにおける"ぼく"の柔らかさが際立ちますね。
(柔らかいと言い切ってしまうのはやや違う気がしているのですが、ほかに適切な表現が思い浮かばず一旦)

お二方のもともとの詩作スタイルがあってのものとも思いますが、それを含め素敵だなぁと思って読んでいます。

相対的に見ると、やりとりの回数が少ないのが特徴的ですよね!
書簡形式だからというのもあるかな。

57

ご感想ありがとうございます!

反魂烟、やりすぎかもと思っていたので良かったです~。
私は辞書が好きで、ちょっと特異な表記に強い辞書を参照しております。
ご興味あれば。
http://www.ohtabooks.com/publish/2004/12/15202603.html

そうなんですよ!
しきさんの柔らかいというか風のようなというか、そういう文体がすごく良い形でコントラストになり、お互いが活きてる感じになったかなと思っております。

そうですね。元からすれ違いありきのスタイルをとった事もあり。
多分、元から知り合いのペアの方が、一言レスとかしやすくて多くなる印象です。

59

ご感想ありがとうございます。
やりとり少ないですよね!
これは自分が掲示板という媒体がめちゃめちゃ苦手なのもでかいなと、、、

斯さんの「はろばろに」の時点で(Dia dhuit=Helloなので)やられた感があって、めちゃめちゃ悔しかったです(笑)
解釈の件で質問したい気持ちは常にあったのですが、それをやったらコンセプトが崩れるとおもって、拾える分だけ拾おう、拾えなかったものはあきらめよう、とおもいながら進めていました。

58
はったみさと 2021/03/23 (火) 00:08:37

おつかれさまでした。

時空を超えた往復書簡、
というイメージが浮かんでなんというか
とても、ロマンチックです。

双方、確固としたモチーフがあって
喧嘩してもおかしくないのに
きっちりひとつの作品として仕上がっているのは、
最初に建てられた柱を揺らがず保持された
おふたりとも表現力の芯が強いんだなあと感心しきりです。

60

ご感想ありがとうございます。

もっと創作期間が長かったら確実に影響されていたかと(笑)
自分がそれを表出できたかはおいといて、モチーフとしては京都とアイルランドの親和性が本当に高いです。
斯さんが京都を書くひとでめちゃめちゃ嬉しかったです。

62

ご感想ありがとうございます!

舞台に、距離や時間が離れていながらも、親和性のある土地が見付けられたのは幸いでした。

私は共作に不向きな作風という自覚がありどきどきしていましたが、しきさんの一連目を受けてからはわくわくしながら臨めました。
マルキエビッチの言葉から、ずばーんと円山公園に抜けてく感じが空撮みたいになって気持ち良かったです。

そしてしきさんの感想へのレスに歓喜…!
私もしきさんの描き出すアイルランドに書簡を出せて良かったです。

61

お二人ともお疲れ様でした。
文語調と口語体が並列で並んでるのに違和感が無い。お二人の力量なんでしょうね。
コレを声に出して読むとまたその完成度が増すというか。対比が際立つんでしょうね。
お二人が読むとどうなるんだろうとか考えました。

63

ご感想ありがとうございます。

冒頭を合わせて頂いたこともあり、未熟がゆえに甘えさせて頂きました…!
リーディングは埒外ですが、交互に読んだりも出来ますね。そう思うと可能性が広がります。

64
かとうゆか 2021/03/25 (木) 09:35:36

作風を紹介し合うとか、なんか、真面目ですね。

「お返事遅くなりました」って…めっちゃ早いけど!?って思ってカルチャーギャップを、感じました。

文語調ひさびさなので読み慣れず、作品の鑑賞も苦戦しました。

65

率直なコメントありがとうございます。
作風に関しては、私が純粋にそういう話を聞きたい!というのも大きいです。
私の緊張&〆切にビビっている感じがしきさんに伝わってしまったかもしれません…💦
読み難さはよく言われます💦 いつもは「フィーリングで読んでもらえれば…」と返す所なのですが、もし気になる点があれば、ご指摘頂ければ注釈つけます…!

67

同じく〆切ビビってました(笑)

短時間でぐっと集中するのも見通しをつけて構成していくのも訓練がいるなあ、と。
「ににんがし」またやれたらいいです。

66

お疲れ様でした!作品読ませていただきました!
作風を知り合うところからはじめ、にもかかわらず一見まったく歩み寄っていない作品、クールですね。しかし読んでいくと確実に響きあっている部分があって、なんだかコミュニケーションの根幹を見せていただいているような。

69

レスが最終日になってしまいすみません。
お読み頂き、ありがとうございます!

自分の作風があまり歩み寄れないであろう事をやる前から理解していた所もあり、まじり合った所を探すよりも出し合いながら響き合っていく方向を目指しました。
向坂さん・故永さんペアのように微細な部分まで話し合い、そして拝見している側がいつまでもそのやりとりを見ていられるような丁寧なディスカッションも憧れます!

68
クノタカヒロ 2021/03/29 (月) 04:25:34 修正

遅まきながら、やりとりと作品を拝見させていただきました。以下、◎感想です。

◎「2で示された山口さんによる場の見立て、それについての自己開示」は作り手として、とても倫理的な態度だったように思います。初めましての相手に自らの作り手としてのスタンスを「ぐいぐいと」開示していくこと。その地点から創作を開始していこうとする態度に、素直に感銘を受けました。続いて「3のしきさんの細やかな返答」この段階でお二人の地平が(京都とアイルランドという土地だけに限らず)交わり、あとは双方の「親和性(というか共通点)」を探りながら、一つの作品を練り上げていくといった流れが生まれたように感じました。言い換えれば、おふたりの最初のやりとりの密度がそのまま作品の密度に繋がったのかな、と。その意味において、このスレッドの「やりとりの少なさ」は、むしろ長所だと認められて良いと思います。手札を隠したり、相手を気遣ったりするよりも創作のために「お互いの手の内を見せる感じ」を持続しきったからこそ、このような風通しの良い多声的な(他の方からのルビふりなどの“声”も含む)作品が出来上がったのだと思います。

お二人とも、お疲れさまでした!

70

レスが最終日になってしまいすみません。
ご感想ありがとうございます!

ぐいぐいと、でしたよね…!なんだか今月その事を自覚しました。というのも、実際に会ってだとこうならなかったかなとか、準備期間がなければジャブから会話をはじめただろうなとか思ったもので。
しきさんの細やかな返答、が無ければ成立しえなかった気が致します。とても助けて頂いたんだなと、終わってからより思います。
クノさんの朗読拝聴しました。声だけでなく、その土地の景色や音が含まれると、一気に詩が姿を持つというか、呼吸をするような気がします。早速発表なさっているのも詩の鮮度といいますか、そういった生まれたての輝きを感じました。