ににんがし

【川原寝太郎&はったみさと】

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おふたりのスレッドとなります。
3月20日じゅうまでは第三者の書き込みはできません(呼ばれて飛び出たchoriは別)。

myeongsa_chori
作成: 2021/03/01 (月) 00:03:19
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84
ne_ta6 2021/03/20 (土) 18:39:20

細かい話ですが、
「花弁」と「花びら」、表記統一します?
散って(蜂蜜色の)海に落ちたものがそのまま沈んでる感じの方が良いかなと思いまして。

85

ああ、これは統一がいいと思います!
「桜の花弁を蜂蜜の底に沈めて」ですね。

86

承知しました!

89
ne_ta6 2021/03/20 (土) 18:49:19

今推敲に取り掛かってる箇所が無ければ
最終版いっこ手前のバージョンを改めて投下しましょうか?

90

助かります、お願いします!

91
ne_ta6 2021/03/20 (土) 18:52:09

《蜂蜜色のあわいに》

最後のチャイムが鳴って
ぼくらは何者でもないものになった
向こう岸、桜の花が咲くまで
夏、秋、冬、卒業旅行は延期のまま
訪れた季節は延長戦の最果てで
きっとこの春は終わらないまま
向こう岸、桜の花が散っても

96

三行目、削ったほうがいい気がしてきました。
特にリピートする必要はないかなと。

最後のチャイムが鳴って
ぼくらは何者でもないものになった
夏、秋、冬、卒業旅行は延期のまま
訪れた季節は延長戦の最果てで
きっとこの春は終わらないまま
向こう岸、桜の花が散っても

98

確かに、この連では「あわいの先」はまだ意識させない方がいいですね。
最終版では削ります。

92
ne_ta6 2021/03/20 (土) 18:55:48

二階床の間に飾られた写真
祖父の顔を私は知らない
あの島でおじいちゃんは亡くなったの
去年、鳴門大橋を渡るときに呟いた母の視線の先
グーグルマップには病院の名前と「阿波井神社」

卒業旅行に徳島へ行こうと提案した私に
あなたは即答で賛成した
耳慣れない名前の小さな神社を
観光コースに加えた時は少し訝しんだが
病院にアポを取る気は無かった
祖父の足跡が残っているかさえ分からない

その神社は船でしか行けないんだって
私が何気ないふりで持ち出した話題に
あなたが思い浮かべたのは孤島だった
春の海と空のうららかなあわいにたゆたうひとりぼっちの島
そこへ向かう船はあたらしい陽炎に飲みこまれそうだね
あなたの頭の中にうまれた孤島へ旅をする
そこに祖父が待っているような気がして

海水を渡る向こう岸
よく来たね 会えて嬉しいよ
私を迎えるおじいちゃんの笑顔
写真の中でいつも笑っていた
母と祖母から聞く穏やかな「おじいちゃん」と
この小さな島に閉じこもったまま
家族にも会わず死んだ「祖父」の
あわいにいるおじいちゃんが
私の手を引いて境内へ歩き出す

108

>二階床の間に飾られた写真でしか
>祖父の顔を私は知らない

だとおさまりがわるいでしょうか。
写真があるなら顔は知ってるのでは……という
こまかーいツッコミが心の中で発生しました。

109

あ、たしかに(苦笑)。

「でしか」追加しましょう。

93
ne_ta6 2021/03/20 (土) 18:57:43

苔むした石段の上
拝殿の静寂に控えめな柏手
何をお願いしたんだい?
新しい生活のことを
この岸にいないあなたのことは
何故か話してはいけない気がした

ねえ、ここからはどこへも行けないの?
石段から見下ろす海は平らに凪いで
空との境まで歩いて行けそうだ
そこに在るはずの対岸はどこまでも見えないけれど

そんなことはないよ、船が来れば……
おじいちゃんの枯れたような指が指し示す
来るはずだった船
来るはずのなかった家族
いまは何者でもない、私

94
ne_ta6 2021/03/20 (土) 19:00:55

中学三年の夏
リビングのドアを開けた先で
何かを慌てて隠した母
手紙をね
問われもしないのに
手紙をぼくは毎月書いたんだ
岸壁に建つ鳥居が水面へ影を落としている
返事は滅多に来ないけど
お前が無事生まれたのは教えて貰えた
写真が欲しかったんだがね

病院らしい建物の方からチャイムの響き
あれが三回鳴るまでに戻らなきゃ
風が木々を渡り花を水面へ散らしてゆく

じゃあ、いま写真を撮ろうよ
と、スマートフォンを祖父へ向ける
この島では春が早く通り過ぎていくみたい
気がつけば参道の両側は雨のような花吹雪
蜂蜜のような陽差しに影は濃く、笑顔は淡い
送信先が空白のまま、画面を消した

桜がぜんぶ散り切ったら、
私たちにはそれぞれ新しい名前がつく
この海を渡ったことなんて、まるでなかったかのように

生徒と先生じゃなくなる日か
患者と先生じゃなくなる日
そんなものがぼくらにも来るだろうか

99

A.
桜がぜんぶ散り切ったら、
私たちにはそれぞれ新しい名前がつく
この海を渡ったことなんて、まるでなかったかのように

B.
桜がぜんぶ散り切ったら、
ぼくたちにはそれぞれ新しい名前がつく
この海を渡ったことなんて、まるでなかったかのように

ここ、どちらがいいと思われますか?
Bだと、戒名が示唆できるかなって思ったんですが…

102

そうですね。
ここは下の連と対話っぽい形にしてたので、主語を変えるとちょっと色々変更が必要に(汗)。

(話者)
桜がぜんぶ散り切ったら、
私たちにはそれぞれ新しい名前がつく
この海を渡ったことなんて、まるでなかったかのように

(おじいちゃん)
生徒と先生じゃなくなる日か
患者と先生じゃなくなる日
そんなものがぼくらにも来るだろうか

こういうイメージでした。
しかし戒名は私も気づいてなかったのでちょっと勿体ないですね。
ちょっと考えます。

104


桜がぜんぶ散り切ってから私たちは
それぞれ新しい名前を与えられる
この海を渡ったことなんて、まるでなかったかのように

「与えられる」で戒名を連想しやすくなるかな…と例によって悪あがき。

105

おお…なるほど……
ちなみに、

>生徒と先生じゃなくなる日か
>患者と先生じゃなくなる日か
>そんなものがぼくらにも来るだろうか

にするとおかしいでしょうか。(くどい?)
見た目だけでいうときれいかなと思ったのですが。

106

やはりここは
「私」が「海を渡った」流れである以上、
いじらないほうがいいように思えました。
問題なければAのままでいきたいです。
すみません。ありがとうございます。

107

承知しました。

有意義な検討であったかと思われます!

111

と、スマートフォンを祖父へ向ける

ここの「祖父」の表記、統一した方がいいでしょうか?

と、スマートフォンを祖父へ向ける

と、スマートフォンをおじいちゃんへ向ける

113

あ、統一しましょう!

と、なくていいかも。

じゃあ、いま写真を撮ろうよ
スマートフォンをおじいちゃんへ向ける

114

OKです!

念のためちょっと寝かせて、21:00頃に最終稿アップしましょうか。

それまでに何か気づいたら適宜指摘相談と言う事で。
(といいつつフロリダ行く気満々ですが)

115

はーい!
両方寝落ちさえしなければ大丈夫!

95
ne_ta6 2021/03/20 (土) 19:02:44

二度目のチャイムは波音にかき消された
かえらなくちゃ
どこへ?
島の墓地には名前も骨もない
一枚の花弁が蜘蛛の糸にでも引っかかったのか
空中に制止してくるくる回っていた

日は傾かないまま
暑くもなく、寒くもない花散里
ここから見る朝焼けはきれいなんだよ

じゃあ、夕焼けは?
問いかけに返事はないまま
そろそろ下へおりなくちゃ
三度目のチャイムが鳴ればもう日が暮れる

患者と先生 祖父と孫 死者と生者
波打ち際 足を打つ満ち潮は冷たく
日は傾かないまま
くるくると回っていた花弁が
ふつりと落ちて水面に触れる

卒業旅行、いつ行けるかな
半分閉じた正門を見つめるあなた
ゴールデンウィークに間に合うと良いけど
それじゃ卒業旅行にならないよと言いかけてやめる
短いあわいの先の季節、わたしたちは何者かになる
桜の花弁を蜂蜜の底に沈めて

97
ne_ta6 2021/03/20 (土) 19:05:12

以上です。

申告漏れていましたが
>> 94に細かい修正を入れています。

手紙をね 毎月書いたんだ

手紙をぼくは毎月書いたんだ

写真が欲しかったんだがね

写真が欲しかったんだがね

おじいちゃんの口調を「若い頃からあまり変わらない喋り方」にしたくて無駄に手間をかけております。

100

無駄な手間上等です!

「写真が欲しかったんだがな」のほうが感覚
老若汎用っぽいと思うのですがどうかな…?

101

そこは「ぼく」との整合性でこうなりました。

「だがな」だと「俺」系の口調になるかなと(考えすぎ?)。

103

深い。

そうですね……(妄想)

「ぼく」+「だがね」がめちゃくちゃタイプです!OK!!

110
はったみさと 2021/03/20 (土) 20:08:49

現状、気になる部分は見られたかな…。
まだ「本日中」の時間は残っていますが
気がつけば7時間集中的にやっていましたので、
ここで置いてもいいのかなと思います。
〆ちゃうかどうかは迷うところです。

112

そうですね。
一通り検討出来たかと思います。

こちらでも通しで読んでいますが違和感はありません。

>> 111だけ確認頂けると幸いです。

116
ne_ta6 2021/03/20 (土) 21:02:52

それでは、今から最終稿をアップします。
誤字脱字等が無ければこれで完成とします。

122

確認しました。
誤字脱字ないです、はず!
まとめありがとうございます。

123

確認ありがとうございます!

突貫仕事になりましたがお陰様でなかなか面白いものが出来たのではないかと思っています。
ありがとうございました。

117
ne_ta6 2021/03/20 (土) 21:06:19

《蜂蜜色のあわいに》

最後のチャイムが鳴って
ぼくらは何者でもないものになった
夏、秋、冬、卒業旅行は延期のまま
訪れた季節は延長戦の最果てで
きっとこの春は終わらないまま
向こう岸、桜の花が散っても

118
ne_ta6 2021/03/20 (土) 21:07:42

二階床の間に飾られた写真でしか
祖父の顔を私は知らない
あの島でおじいちゃんは亡くなったの
去年、鳴門大橋を渡るときに呟いた母の視線の先
グーグルマップには病院の名前と「阿波井神社」

卒業旅行に徳島へ行こうと提案した私に
あなたは即答で賛成した
耳慣れない名前の小さな神社を
観光コースに加えた時は少し訝しんだが
病院にアポを取る気は無かった
祖父の足跡が残っているかさえ分からない

その神社は船でしか行けないんだって
私が何気ないふりで持ち出した話題に
あなたが思い浮かべたのは孤島だった
春の海と空のうららかなあわいにたゆたうひとりぼっちの島
そこへ向かう船はあたらしい陽炎に飲みこまれそうだね
あなたの頭の中にうまれた孤島へ旅をする
そこに祖父が待っているような気がして

119
ne_ta6 2021/03/20 (土) 21:08:44

海水を渡る向こう岸
よく来たね 会えて嬉しいよ
私を迎えるおじいちゃんの笑顔
写真の中でいつも笑っていた
母と祖母から聞く穏やかな「おじいちゃん」と
この小さな島に閉じこもったまま
家族にも会わず死んだ「祖父」の
あわいにいるおじいちゃんが
私の手を引いて境内へ歩き出す

苔むした石段の上
拝殿の静寂に控えめな柏手
何をお願いしたんだい?
新しい生活のことを
この岸にいないあなたのことは
何故か話してはいけない気がした

ねえ、ここからはどこへも行けないの?
石段から見下ろす海は平らに凪いで
空との境まで歩いて行けそうだ
そこに在るはずの対岸はどこまでも見えないけれど

そんなことはないよ、船が来れば……
おじいちゃんの枯れたような指が指し示す
来るはずだった船
来るはずのなかった家族
いまは何者でもない、私

120
ne_ta6 2021/03/20 (土) 21:10:07

中学三年の夏
リビングのドアを開けた先で
何かを慌てて隠した母
手紙をね
問われもしないのに
手紙をぼくは毎月書いたんだ
岸壁に建つ鳥居が水面へ影を落としている
返事は滅多に来ないけど
お前が無事生まれたのは教えて貰えた
写真が欲しかったんだがね

病院らしい建物の方からチャイムの響き
あれが三回鳴るまでに戻らなきゃ
風が木々を渡り花を水面へ散らしてゆく

じゃあ、いま写真を撮ろうよ
スマートフォンをおじいちゃんへ向ける
この島では春が早く通り過ぎていくみたい
気がつけば参道の両側は雨のような花吹雪
蜂蜜のような陽差しに影は濃く、笑顔は淡い
送信先が空白のまま、画面を消した

桜がぜんぶ散り切ったら、
私たちにはそれぞれ新しい名前がつく
この海を渡ったことなんて、まるでなかったかのように

生徒と先生じゃなくなる日か
患者と先生じゃなくなる日
そんなものがぼくらにも来るだろうか

121
ne_ta6 2021/03/20 (土) 21:11:39

二度目のチャイムは波音にかき消された
かえらなくちゃ
どこへ?
島の墓地には名前も骨もない
一枚の花弁が蜘蛛の糸にでも引っかかったのか
空中に制止してくるくる回っていた

日は傾かないまま
暑くもなく、寒くもない花散里
ここから見る朝焼けはきれいなんだよ

じゃあ、夕焼けは?
問いかけに返事はないまま
そろそろ下へおりなくちゃ
三度目のチャイムが鳴ればもう日が暮れる

患者と先生 祖父と孫 死者と生者
波打ち際 足を打つ満ち潮は冷たく
日は傾かないまま
くるくると回っていた花弁が
ふつりと落ちて水面に触れる

卒業旅行、いつ行けるかな
半分閉じた正門を見つめるあなた
ゴールデンウィークに間に合うと良いけど
それじゃ卒業旅行にならないよと言いかけてやめる
短いあわいの先の季節、わたしたちは何者かになる
桜の花弁を蜂蜜の底に沈めて

124
はったみさと 2021/03/22 (月) 21:39:51

寝太郎さん、改めてありがとうございました。
海の向こうに渡れたのは寝太郎さんのおかげです。

いろいろあって今回のやり方になりましたが、
もっと素材としての状態で共有する方法もあったのかなぁ、
とおもいつつ、それが自分(我々)にできるのかどうか……

我々おそらく創作方法が似通っている(と思っている)ので
どうしてもこのような方法にならざるをえなかったのでは、
と思っているのですがどうでしょうね。

125
ne_ta6 2021/03/22 (月) 22:54:14

>> 124はったみさとさん
こちらこそありがとうございました。

そうですね、私が日程を勘違いしていなければ
19日 原案作り
20日 検討
21日 仕上げ
みたいなプロセスでやる事も可能だったかもしれません。

私の勘違いで初期原案以外は実質1日勝負になったのでリレー一発撮りという形になりましたが、それが可能だったのは仰る通り、創作のやり方が似ていたからという気がします。

体感、choriと模擬戦をやった時よりも途中のつっかえや足踏みが無かったような。

126

模擬戦を見てある程度手法を把握したうえでやったから、
という部分はあるかと思いますが、
choriさんに比べるとことばの自己主張が弱いというか
自分のこだわりのなさがそこに出ているかもしれません。

遠慮したつもりはないのですが方向性が近い&時間不足ゆえ
お互いのことばに手入れしあうということがほとんどなく、
それも良し悪しかなぁ…と他ペアの作品を見ていて思いました。

でも他の手法で寝太郎さんとやる、というのはちょっと想像しづらいです…!

127

お疲れ様です。
製作過程がめちゃめちゃ気になってたペアでした。
まだかまだかとレスがつくのを待っていました。
最終日、リアルタイムで見ていたのですが、めちゃめちゃかっこよかったです。

本当に二人で書いたのか?っておもうぐらい、一編を通してブレていない印象です。
阿波井神社のことをぜんぜんしらないのに、なつかしい気持ちになりました。
情報量が多いのにいらないラインがないというか、一行一行ここちよかったです。

128

お二人ともお疲れ様でした。
いやぁ、お見事の一言。
で、気持ちいいぐらいに2人が(某漫画の言葉を借りるならw フュージョンされてる感が強くて。
お二人はホントに言葉の一つ一つへの拘りがすごいなぁと。ここをああして、そこはコレで、がスッスッとまるでレゴでも組み立ててるような。
だから、詩の強度が素晴らしいなぁと思ったんですが、如何でしょうか。

130
かとうゆか 2021/03/25 (木) 10:49:44

〆切勘違いからのスピード感!

書くために知らなかったことを知ってゆく過程も
えらいなあ、と、思いました。

作品は、、声に出して読みたくなりますね。
おつかれさまでした!

132

お疲れさまでした。

短期間で的確に詩をつくっていく様子が見事でありながら、その世界観にブレがなく、暖かでいとおしくあるのが印象的でした。
推敲が秀逸です!頭の回転がはやいです。
あとはったさんが阿波井神社の近くを偶然通ったと聞いて、勝手に運命を感じてしまいました。
「あわい」というテーマだとやっぱり海を渡る・海に纏わるペアが多いですね。

135

お疲れ様でした!
わたしはわりと各スレを見ていたので、寝太郎さん全然帰ってこないな……!?と思いつつ過ごしていました。ストーリーを作っていく過程に無駄がなくてすごい。二十日という同じ期間でこのテンポの差、ちょっと剛腕を見せつけられた感じでくやしい部分がありましたね。笑

136
クノタカヒロ 2021/03/29 (月) 04:55:55 修正

遅まきながら、やりとりと作品を拝見させていただきました。以下、◎感想です。

◎事前に模擬戦を済まされていた(すでに読者に認知されていた)川原さん、という高難易度スレッドの始まりを救ったのは、2と6で交わされた「即物的なイメージ」の了承/共有だったと思います。つまり、上記のメタ的な観念を廃し言葉を「モノ」として扱うこと。建築家のような手付きで、ひとつひとつの素材(言葉)をやりとりに従って配置していくこと。途中の時間の空白も正確な「設計図」があれば、いつでも(例え「突貫工事」でも)組み立てれる、そんな技量や度量を強く感じましたね。おふたりの事前の関係はよく分かりませんが、まるで息のあった二人の職人の姿を見ているようで、安心してやりとりや作品を読み返すことができました。途中までは(物語性の濃い)私小説を読んでいるかのように読み手を惹きつけておいて、終盤「桜」と「蜂蜜」のイメージで物語を手放す作品の展開も鮮やかだったように感じています。

お二人とも、お疲れさまでした!

137
はったみさと 2021/03/31 (水) 21:36:12

みなさん感想ありがとうございます!

寝太郎さんとわたし、詩風は似ていないはずなのに
「ブレていない」「フュージョン」と言っていただいて、
不思議だなあ…と思っていたのですが
クノタカヒロさんの感想に「職人」という言葉を見つけて、
ああ、それなのかも、と腑に落ちました。

ふたりでひとつのものを作るという仕事に
没頭することができたふたりなのかな、と思います。

そのぶん、
お互いの言葉の良さを羽ばたかせることができたかといえば
疑問符がつくかな…と。反省というより、
このふたりでこういうことをするとこうなるんだ、
と納得した気持ちです。

ほんとに、貴重で楽しい時間でした…!

138
にあさん 2021/03/31 (水) 23:03:38

おつかれさまです。

リレー形式のショートストーリーなのに展開の漏れがないのがまずすごい。
書き出しが、今のコロナの状況とあっているからすっと世界に入っていけて、二人で旅をしている情景が鮮明に浮かんでくるのが、綺麗で、好きです。
生者と死者が写真をつうじて繋がっているかんじもよい。