あなたは、迷路に閉じ込められた!
バリアに阻まれ、プレインズウォークでの脱出も不可!
大群の攻撃をしのぎ、
迷路の出口にあるバリアの核を破壊せよ!
焼却迷路 導入
あなたは様々な次元(世界)を旅するプレインズウォーカー(PW)だ
今日も次元移動で、目的の次元ーー以外の場所に着いた!?
次元移動の行き先をゆがめ、PWを閉じ込める迷路。
怪異や罠があふれる迷路から、あなたは脱出できるか!?
冒険パートの目標
『焼却迷路』は、冒険パートだけの特殊なシナリオ。
そのため、戦闘パートを有利にするための「冒険パートの目標」はない。
簡易大群デッキの攻撃をしのぎつつ、迷路の出口を目指す!
迷路の出口にあるバリアの核を壊せば、ハッピーエンド!
迷路全体の地図や部屋番号は、PLに非公開。
バリア核の魔力が感じられる方向だけを頼りに、出口を目指す。
簡易大群デッキのライフは、PCが1人なら45、2人なら60、3人なら75、4人なら100。
ライフを0にして、なおかつ、大群デッキ側のクリーチャーを全滅させれば勝利。
ゲームの進め方
1人で遊ぶ場合は、通常GMが行うこともPLが行う。
全体地図や部屋番号など、非公開情報を見ないよう注意。
冒険パートの先攻ターン(GMターン)
ストーリーを読む
GMは、ページの一番上に書かれたストーリーを読む。
ストーリーを読んでいる間は、戦闘前メインフェイズである。
簡易大群デッキの処理
4ターン目以降ならば、ストーリーを読み終えた後、GMが簡易大群デッキの処理を行う。
手順1.
戦闘前メインフェイズに、サイコロを1つ振る。
手順2.
手順1.で振ったサイコロの出目を確認する。
出目1~4
→「白の1/1の玩具・アーティファクト・クリーチャー・トークン」を1体生成する。
(0マナ呪文として、唱えられて戦場に出る。)
1点のライフを失う。
手順1.に戻る。
出目5~6
→何もせず、手順3.に進む。
手順3.
戦闘前メインフェイズに、サイコロを1つ振る。
手順4.
手順3.で振ったサイコロの出目を確認する。
出目に対応した呪文を唱える。
(どの出目が、どの呪文と対応しているかは各ページに書いてある。)
1点のライフを失う。
手順5.
戦闘フェイズに入る。
攻撃可能なクリーチャーすべてで、攻撃する。
(大群デッキのクリーチャーはすべて、速攻を持つ。)
ライフが0以下のとき、手順1.~手順4.は行わない。
ここに書かれていない部分は、大群マジック(MtGwiki参照)のルールに従う。
PCが可能なこと
GMターン中、PCは、以下のことが可能。
・シナリオで求められた行動判定
(このシナリオでは、「難易度3の赤判定」を「赤判定[3]」のように省略する。)
・対戦相手のターンに可能なこと
例:インスタント呪文を唱える、能力の起動、ブロックなど
冒険パートの後攻ターン(PCターン)
PCターン中、PCは、以下の行動が可能。
MtG行動
PCは、通常のMtGの自分のターンで可能なことは全て行える。
例:クリーチャー呪文を唱える、1ターンに1枚土地を出す、攻撃など
黒幕キャラのいる部屋(迷路出口の外)にたどり着かない限り、大群デッキに攻撃することは出来ない。同様の条件で、呪文や能力も、大群デッキ自体に影響を与えることはない。大群デッキを、呪文や能力の対象にすることも出来ない。
大群デッキ側のパーマネントや呪文は、黒幕と同じ部屋にいなくても、呪文、能力の対象にできる。
また、部屋によっては、大群デッキ以外の「クリーチャーで攻撃できる対象」がある。
《紅蓮地獄》などの対象にしない呪文、能力の効果も、黒幕と同じ部屋にいない限り、大群デッキ本体には影響をおよぼさない。大群デッキのパーマネントや呪文には影響をおよぼす。
MtG以外の行動
PCは、各ページにある「行動の選択肢」の中から行動を選んで実行。
その後「結果」と書かれた部分を見る。
一つの行動の結果が出たら、自分がまだ選んでいない別の行動を、選ぶことが出来る。
この流れを、選びたい行動がなくなるまで行う。
GMがいる場合は、GMが許可すれば、選択肢にない行動も可能。
PCターンの終了時、PCは、次の行き先を決める。
行き先は、ページ末尾の「行き先選択肢」の中から選ぶことが出来る。
移動をせず、その部屋に留まることも出来る。
PCが移動すると、大群デッキのパーマネントも、PCと同じ行き先に移動する。
特定の行動をとったとき、新たに選択可能になる行き先もある。
行動の結果に「新しい行き先○○を選ぶ」と書かれていた場合、次の行き先は、必ず○○を選ばなければならない。
ルール詳細
使えるデッキ
使えるデッキフォーマットの制限はない。
PCの人数
1人~4人
ライフ
ライフは共有で、初期ライフは人数×20点。。
使用する道具
MtGデッキ(各PCに1つずつ)
6面体サイコロ1つ(簡易大群デッキのために必要)
メモ帳(今、どの敵クリーチャーが出ているか、などをメモ)
ライフカウンター(なければメモ帳でも良い)
トークン用・カード(できれば3種類以上。トランプでも良い)
出来れば「ダスクモーン:戦慄の館」収録の以下のカード。
《見捨てられた人形、アラベラ》
《ほつれた遊び友達》
《友好的なテディベア》
《肌裂けの人形》
《機械仕掛けの打楽器奏者》
《紅蓮地獄》
Q&A
Q.GMがブロックしたり、呪文や能力の対象を選んだりする際、条件に合う選び方が複数存在する場合は?
A.複数存在する選択肢の中からランダムに選ぶ。
Q.特殊勝利のあつかいは?
A.《迷路の終わり》などで、特殊勝利条件を満たすと、あなたが勝利する代わりに、同じ部屋にいる対戦相手(大群デッキ含む)をすべて敗北させます。
大群デッキに特殊勝利するには、迷路の出口から外に出て、黒幕と同じ部屋にいる状態で特殊勝利の条件を満たす必要があります。
Q.冒険パートでGMが呪文を唱えるときのマナの扱いは?
A.大群マジック(MtGwiki)のルールに準拠。無限のマナが常にある。
Q.ライブラリーアウトのあつかいは?
A. ライブラリーアウトで、大群デッキに勝利することは出来ません。
普通の大群デッキとは違い、簡易大群デッキにはライブラリーが存在しないためです。
ただし、GMは、以下の選択ルールを用いても構いません。
・簡易大群デッキ側が、ライブラリーのカードを、墓地か追放領域に移動させた場合、移動させたカードの1枚につき、1点のライフを失う。
・呪文や能力で1枚のカードを引く度に、簡易大群デッキはライフを1点失う。
・簡易大群デッキは、次のターンの戦闘前メインフェイズに追加でサイコロを振り、対応する呪文を唱える。これをドローした回数繰り返す。
Q.「本体へのダメージ」「本体ダメージ」とは?
A.通常のMtGの試合で言う「ブロックされなかった攻撃クリーチャーが、プレイヤーに与える戦闘ダメージ」のこと。
「本体ダメージ」「本体へのダメージ」という呼び方は、シナリオ内での便宜的なモノ。