ゲームの前半(冒険パート)では、GMとの会話によってシナリオを進めます。
最後のボス戦(戦闘パート)では、GMとMtG対戦をします。
具体的なゲームの流れは、以下の通り。
ゲームの流れ-1 クリティカル・カードの選択
デッキのメインボードの中から、3枚の「クリティカル・カード」を選び、GMに見せます。
クリティカル・カードは、必ず「一目で他のカードと区別できる3枚」でなければなりません。
デッキにちょうど3枚入っている同名カード。あるいは、デッキに3枚だけ入っている、特殊イラストやフルアートの基本土地などを、クリティカル・カードに指定してください。
行動判定の際にクリティカル・カードが公開された場合、それは「マナ総量が20である」ものとしてあつかわれます。
冒険パート中、クリティカル・カードをメインボードから抜くことは出来ません。
冒険パート中、ライブラリーにあるクリティカル・カードを探すことは出来ません。
PCのデッキが統率者戦デッキ(100枚)の場合は、3枚ではなく、5枚のクリティカル・カードを選びます。同様に、PCのデッキが、リミテッドルールで組んだ40枚デッキなら、2枚のクリティカル・カードを選びます。
ゲームの流れ-2 スタンバイ
まずGMが、PCが目指すべき「冒険パートの目標」を発表します。
例えば「宝物を取り返す」「ボスのPWの居場所を探しあてる」等です。
次にPLが、通常のMtGの試合と同様に「先攻の1ターン目が始まる直前」まで進めてください。
簡単に言えば、デッキをシャッフルして(切り直して)ライブラリーとし、そこから7枚のカードを引くということです。
マリガン他は、通常のルール通りです。
ゲームの流れ-3 冒険パート(=trpgのストーリーを進行)
先攻は、GMです。
1ターン目、GMは、シナリオの導入とPCがおかれた初期の状況を説明します。
例えば「盗まれた魔法アイテムを取り返す依頼を受けた。」「道を歩いていると、ゴブリンが旅人を襲っているのを見かけた。」等です。
1ターン目の後攻。
あなたのPCは、どう行動しますか?
依頼人に質問をする?
行動判定をして、知っている知識を思い出そうとする?
それとも、《山》を出してゴブリンに《ショック》の呪文を唱える?
自分のPCが行う行動を、GMに伝えて下さい。
2ターン目先攻。GMは、PCの行動によって、どのように状況が変化したかを教えてくれます。
そして、2ターン目後攻。変化した状況に対して、あなたのPCが、また行動する。
ボスにたどり着くまで、上記のような流れが繰り返されます。
ゲームの流れ-4 戦闘パート(=MtG対戦、ボス戦)
GMとPLが、手加減なしでMtG対戦をします。
ストーリー上の位置づけは「魔法を使って、ボスと戦う」ということになります。
基本的には、通常のMtG対戦と同じ。
しかし、スタンバイで発表された「冒険パートの目標」が達成できたか否かによって、PCにボーナスやペナルティがつきます。
ゲームの流れ-5 エンディング
PL側が、MtG対戦で勝利すれば、シナリオはハッピーエンド。
(シナリオによっては、例外もあります。)
GMが、ストーリーの結末を告げます。
PC同士の最後の会話等をして、爽やかにゲームを終えましょう!!
PL側が負けてしまった場合も、通常はプレインズウォークで逃げるだけなので、ここでエンディングです。
悔しがるロールプレイをして、次の雪辱を誓いましょう!