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我々のめざす喧嘩 / 50

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KANAME 2019/12/09 (月) 00:56:47 修正

>> 45

ここでもさらっと触れてて、見てくれてるかもしれないけど、たしか論コミュのポイントって住民投票制だよね。
記憶違いならごめん…。

もしそうだとしたら、住民の評価基準がある程度しっかりしてないとまともに成立しないと思うんだよ。
ただでさえ荒れやすい喧嘩サイトの性質上、なんとなく勝ちたいがために組織票や不正な連続投票なんてのもあったりするかもしれないし。

それが安定して機能してたのって、言うなれば「我々のめざす議論」に共通認識があったからじゃない?
「有効な反論」や「鋭い主張」がなくても、議論を円滑にする「まとめ」などの言動はプラス評価が与えられて然るべきと、俺がもし議論サイトを運営してたら間違いなくそう思うよ。

でもそれを行うには「罵倒はダメ」で「論理性や話の流れを重視する」みたいな前提がないとなかなか判断できないと思うんだよね。

これを喧嘩に置き換えると、「罵倒の良さ」や「論理性」、その他「ユーモア」や「オリジナリティ」など、ありとあらゆる観点から評価できてしまうんだよ。
これを「ポイント」として表現するのって数少ない運営陣でやるにはちょっと馬力不足と言いますか…。
かといってこんな多岐に渡る評価を既存の住民ができる、まともにやってくれるともあんまり思えん。
だから結局現状は運営陣が極力客観的な視座で勝手に評価してると言える。

「我々のめざす喧嘩」がもっと浸透すれば住民に頼るやり方もありだろうなって思う。
ちなみにこうして言葉を交えているのも俺の中じゃ「喧嘩」に含まれてるからな…。


>> 46

論コミュでは罵倒などが発言に含まれればマイナス評価になるということだけど、逆に罵倒がプラス評価になる世界ってのは喧嘩サイト以外にもあるよね。
たとえばMCバトルとかはその代表例に当たる。
罵倒であっても、いろんな意味でイケてる言葉をラップで表現すれば自然と観客は上がるわけだ。
こういうのを活字の世界にもっと導入してもええんとちゃうかな?とかも思う。
※すでに表現の自由を有効活用して生産的な喧嘩ができてる人は除く。

ただどこをどのように評価すればいいのかわからない、喧嘩の見方がわからないという人が、まだ若い子とかに特に多いから、古参が率先して判定したり実演したりしてるってのはあるだろうね。
そういう意味じゃなごみんなんてのは新米と言いつつもすでにこっち側のユーザーだと思うよ。
それは話したり文字を読めば大体わかる。

喧嘩を評価するには特別な知識はいらないけど、特別な価値観は必要だと思う。
本来相容れないはずの論理と罵倒を相対化させるような発想がない人に「我々のめざす喧嘩」の良さはわからない。
しかしバンドルさんのように議論畑の人が喧嘩界に訪れて、議論では基本的に避けられる「罵倒」や「勝敗」などのエンタメ性に理解を示してもらえてるってことは、喧嘩というコンテンツの水準が少しずつ上がってると言えるかもね。
なごみんが指摘しているように議論寄りの傾向が強くなってるけど、そんなのは時と場合と人によると思うし、各々のユーザーのスタイルにもよるだろう。

「郷に入れば郷に従え」ってことで、それなりの議論をしてるのは、議論界隈の人とかに持たれてそうなイメージを払拭するため
つまり喧嘩サイトが子供たちの罵倒だけが書き込まれているだけの無価値で最悪なサイトではないよってことを知ってもらうためでもあるけどね。
どうせなら賢い人にもきてもらいたいし、一定のレベルの喧嘩師は議論の良さに歩み寄れるけど、議論家は喧嘩の良さに歩み寄れんの?みたいな問いかけでもある。


さっきMCバトルの話をしたけど、喧嘩サイトと同様に、試合中のことに関してはこれにも厳密な意味でルールはない。
ただ、ちょっと前に大麻で捕まってたAmaterasというラッパーが某MCバトルで「ラップせずに『韻』と書いたプレートの上で縄跳びをして踏みつける」という芸当をやって見せたわけなんだが…。

相手、無言で怒る。
おそらくHIPHOPやラップへのリスペクトがまったく感じられないと思ったのだろう。
試合中に歩いてステージから去っていってしまったらしい。
会場はざわつき、変な空気になり、そのまま試合だけが予定通り進んで、誰もマイクに声を通すことなくビートが鳴り止むという…。

おそらく、Amaterasとしては、「ラッパーは韻を踏まなければならない」というカルチャーへの、ある種の社会風刺のつもりでそのような奇行に及び、「ウケる」と思ったんだろうが
会場の反応や相手からそのノリに合わせてもらえずラップしないこと自体を軽蔑されていたことからしても「滑った」とは言えちゃうかもしれない。

ただし、これには賛否両論あって

  • MCバトルにルールはない!
  • 自由だ!
  • それこそがフリースタイルだろ?!
  • おもしろいからあり!

みたいな意見もあって、確かに俺も彼のやったことは先進的でおもろいな、と思う反面、「まともにラップしない」ことが主流になったらMCバトルは崩壊するんじゃねーか?とも思うわけだ。

この件を踏まえて、ここができるまで、「喧嘩サイト」と呼ばれる場所で主流になりつつあったのが「会話の成立しない荒らし、なりすまし、晒し、自作自演、デマ情報…etc.」みたいなものだと見てるんだけど。
もしそんなことばかり書いてあるサイトだったら、バンドルさんはここをチラ見してすぐ閉じてたんじゃないかと思う。


王国については話したいことがたくさんあるけど
そろそろ寝るのでまた次回!

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