- 毒正義は「 」である
この「 」に相当する部分に嘘偽りがあると「恥ずかしい」と感じ、劣等感を抱くということだね。
しかし「毒正義が何者かになりたい」という願望に嘘偽りがない場合はどうなるんだ?
たとえば、「知的な人に見られたい」という願望に正直にしたがって、実際に知性を養い、技術を磨き、知的な人物として認識された場合の話だよ。
snowの場合も同じ。
美しくなるための努力を重ねたり、化粧の技術を上げたり、整形したり、手段はいろいろあると思うが、毒正義は彼らを「恥ずかしい人間だ」と思うのか?
「何か」になりたいと願っているのかもしれません。
「本来の僕」になりたいのでは?
それは「今の僕」じゃないのかもしれないし、「未来の僕」なのかもしれないし、あるいは「過去の僕」だったのかもしれない。
- 毒正義は「 」である
要するにこの空白を埋めたいわけだよね。
そう思うのはなぜ?
「どう在るべき」だと思ってる?
それはそもそも「本来」と呼べるものなのか?
「何か」が何かと言えば、「本来の僕」に対立する行為全般ということはわかった。
では、毒正義の言う「本来の僕」とは何か?
それは逆説的に輪郭をあらわしてくるんじゃないかと思うわけだ。
- 化粧しないもの
- 技術を使わないもの
- 丸裸
- 化けの皮が剥がれているもの
それはどういう状態を指しているのか?
カント風に言うと「定言命法」といったところか。
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