「あいつは無実であることを証明できていないから無実を主張するには証明する必要がある!」
俺はこれに2つの部分で「無の証明に関する詭弁」を組み込んでて、
ひとつは「無実であることを証明する必要がある!」というこの行為自体が無理な行為だということ、
もうひとつはkainが指摘してる「主張」云々の部分だ。
後者について、俺が「現代の論理の常識からすれば詭弁」と言ったことについて注目してほしい。
"思考作用による意味付けによって根元事象を分節して概念化することで存在を認識する"とする現代の論理の常識・パラダイムでは、「主張」も「証明」さえも、「相手に認めさせる」前提がないことになっていることを言いたい。
というのも、"哲学的ゾンビ"さえも否定できない以上、主張自体が「相手に対して単純に投げ掛けるもの」であって、「相手の脳内で概念化されていないならば」如何なる場合でも「相手の理解は前提にはできない」だろ?
簡単に言えば、「主張によって理解させることがない」と言っているのではなく、「理解していることすら証明できない。よって前提ではない」ってこと。
実際俺は文意を読み取れなかったわけではないし(そもそも例文自体俺が考えたのだが)、俺がこのトピックで問題提起したときに単純に「詭弁」とだけ言うのではなく「現代の論理の常識からすれば詭弁」としたのはそういう理由からだよ。
後者の「詭弁」の部分は、正直なところ喧嘩界で論理的に強い人間を見てなかったから(正確には論理的に強いと確信しているユーザーがいなかったから)保険程度に設置しておいた部分なんだけど、指摘されると思ってなかったから正直驚いたよ。
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