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無の証明は本当にできないのか / 47

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kain 2019/11/23 (土) 18:26:47

>> 44
ふむ。誤解してなさそうでよかった。
そこについてはもう何も疑問に思うことはないです。


・パルスくんの言いたいことについて

主張というのが相手が納得することを前提にはしていないため、主張内容が客観的に正しいという事実がなくても、主張自体は成立すること。つまりいかなる場合にも主張すること自体に証明の必要性は生まれないこと。

これ、つまるところ言いっぱなしなら、いかなる時も証明を必要とせずにできるよね、という話かな?
「主張=相手に言い放つ」という話なら、何をそんな当たり前のことを言っているんだろうという感じだな。
おそらく、パルスくん自身が挙げている例示の

「あいつは無実であることを証明できていないから無実を主張するには証明する必要がある!」

この文中に表記されている主張であったり、詠み人知らずが考えている主張というものは、単に相手に対して言い放つというニュアンスとは違うんじゃねぇの?
それこそ、その主張を聞いている相手方や第三者を納得させることが前提に組み込まれていての主張という言葉の使い方をしているだけだと思うけど。
「主張」という言葉の使い方が、どちらが正しいとか、表現を変えるべきだったのかとか、そういうことについては触れないでおくけど、単純に文意を読み取れなかった結果パルスくんは「詭弁」という結論に帰着したのだろうと思う。

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  • 49
    パルス 2019/11/25 (月) 17:10:34 >> 47

    「あいつは無実であることを証明できていないから無実を主張するには証明する必要がある!」

    俺はこれに2つの部分で「無の証明に関する詭弁」を組み込んでて、
    ひとつは「無実であることを証明する必要がある!」というこの行為自体が無理な行為だということ、
    もうひとつはkainが指摘してる「主張」云々の部分だ。
    後者について、俺が「現代の論理の常識からすれば詭弁」と言ったことについて注目してほしい。
    "思考作用による意味付けによって根元事象を分節して概念化することで存在を認識する"とする現代の論理の常識・パラダイムでは、「主張」も「証明」さえも、「相手に認めさせる」前提がないことになっていることを言いたい。
    というのも、"哲学的ゾンビ"さえも否定できない以上、主張自体が「相手に対して単純に投げ掛けるもの」であって、「相手の脳内で概念化されていないならば」如何なる場合でも「相手の理解は前提にはできない」だろ?
    簡単に言えば、「主張によって理解させることがない」と言っているのではなく、「理解していることすら証明できない。よって前提ではない」ってこと。

    実際俺は文意を読み取れなかったわけではないし(そもそも例文自体俺が考えたのだが)、俺がこのトピックで問題提起したときに単純に「詭弁」とだけ言うのではなく「現代の論理の常識からすれば詭弁」としたのはそういう理由からだよ。

    後者の「詭弁」の部分は、正直なところ喧嘩界で論理的に強い人間を見てなかったから(正確には論理的に強いと確信しているユーザーがいなかったから)保険程度に設置しておいた部分なんだけど、指摘されると思ってなかったから正直驚いたよ。