2人ともお疲れさまでした、判定の時間です。
たぶん本人たちも同じような感想を持ってるんじゃないかな?とは思いますが、全体を通して読んだ感想としては不完全燃焼って感じがすごかったです。
守りを固めて相手の失言を待つスタイルについて、個人的には特に悪いイメージ持ってるわけじゃないから全然OKですが
今回のような2人ともが「穴熊vs穴熊」みたいなマッチアップは、制限時間付きのレギュレーションとはちょっと相性悪い気がしました。
判定する身としては読みやすくて非常にありがたいけど、物足りなさも感じました。
というわけで、激しい動きが特になかったこの試合において俺が注目したポイントは1つだけです。たった1つです。
人が幸せと思う行動を取ってあげるべき?
注目ポイントはもちろんこれ。
>> 8までは余所余所しいお見合いみたいな流れだったわけですが、七草さんの>> 10でついに盤面が動き始めます。
しかも、そのとき火薬として用いたのがまさかの>> 5です。
今挙げてくれた三つのテーマに語る程の意見を持ち合わせて無いので一つ話題提示します。ごめんなさい!!!
とか言ってとぼけた顔しながら、ちゃっかり埋伏の毒を仕込んでいたらしい。
罠の張り方としてはとても優秀な手口だと感心させられました。今度こっそり俺も使ってみたい・・・って思っちゃったほどです。
基本的にこういう手段は「丁度いいタイミングに偶然巡り合ったとき横槍を入れる」のに使われるのがメインで、罠そのものを自分の手で埋め込むのはなかなか難しいものです。
ただ惜しむらくは準備時間が足りなかったね。
「そういう行動理念を持っているのなら降参してください(降参すべきだ)」という方向に話を運びたかったんだろうけど、ただでさえ限られた時間の中で「そういう行動理念」に合致する適切な言質を取れないまま、準備不足のまま攻撃表示で手札を切らざるを得なかったのでしょう。
例えば、もっと早い段階でトロッコ問題とかを持ち出して主導権を取りに行ってもよかった気がします。
時間的な制約がない普段の勝負だったら、七草さんの勝利は十分あり得たと思います。
というか、どちらかと言えば大会がイレギュラーなだけで本来なら時間制限なんてないし入念に準備できていたはずなので、七草さんは大会が終わっても喧嘩師として活躍してほしいな、と思います。
今回は最後まで穴熊を貫き通した天音さんの勝ちと判定させてもらいます。
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