2年間のゼミ、卒業発表会お疲れ様でした。2年間書いてきた書き込みがこれで終わると思うと、早いようで本当にあっという間のゼミだったなと今改めて感じています。2年前にゼミ選びをした際、12年生でほとんど友達もおらず、孤独な大学生活でした。そんな時、1、2年生で取っていた末廣先生の講義が唯一、学びそのものが面白く日々の課題やレポートに真剣に取り組めている気がして、末廣ゼミで学びたいと思い、このゼミを志望しました。友達が一人もいない中でのゼミ初日でしたが、個性豊かですごい明るい子たちが居て、安心したのを今でもよく覚えています。末廣先生が、イヴェントやゼミでの交流に非常に気にかけてくださり、コンパの提案をして下さったため、すぐにメンバー同士の仲も深まり、ゼミで大学生活を取り戻せたなと思います。もちろん、意見交換や分析レポート、それぞれの発表ではみんなレヴェルが高くて、自分が気づかない点や、そもそも知らない映画の知識を持っているメンバーばかりで、常に刺激をもらっていました。また、自分の興味外のことも、様々なことを話していく中で知れて、個性豊かなみんなと2年間、このゼミで学べて本当によかったです。
卒業論文においては、冬合宿にインフルで参加できず、作品選びの段階で、少し遅れをとっていました。にもかかわらず、本格的に映画選びに時間を割けずに、自分でも後に論じたいことがまとまらず、後悔した部分もありました。しかし、自分で決めた映画において論じたいことは何かを、夏合宿で一緒に考えてくれた周りの方の支えで、逃げずに向き合うことができました。論文執筆中も、一つのことだけではなく、多くの記事や本、インタビューを参考にしながら考察することで、関連付けて多くのことに目を向ける力もついた気がしました。反省点や克服できなかった部分、自分の弱点も見つかるいい機会ともなりました。大学生活で学びは終わってしまいますが、このゼミに入って映画がより好きになりました。今後も、長い人生の中で、様々な作品と出会い、自分なりの考えを持って鑑賞をしていきたいです。
最後に、2年間真摯に向き合ってくださった末廣先生、ゼミ生のみなさん、本当にお世話になりました。このゼミで皆さんに出会えて幸せです。ありがとうございました。